こんばんは、たまこです。


前回は妹宅のシステムキッチンの、深型引き出し収納の見直しについてお話しました。

整理収納系のセオリー的に言えば、

深い引き出しに鍋やフライパンを収納する場合は仕切りやボックスを使ってとにかく「立てる!」のが鉄則で、引き出しの深さに言及している情報はあまり見かけないように思うのですが、

たまこ的には立てりゃ良いってもんでもないというか(笑)。


いえね、たまこもお鍋なんかは定番の無印のファイルボックスを使って立てて収納してますし、フライパンも仕切りスタンドで立ててます。


でもそれは、ボックスや鍋を立てた時の深さと、引き出しの深さが取り出しやすい位置にハマってくれたから採用した訳でして。


でも妹宅のようにめっちゃ深い引き出しの場合、底に直接仕切りを置いて立てる収納にしても取り出す時にかなり腰を屈めないと届かないから、

あんまり使いやすいって思えないんですよねー。


ですからたまこはまず、引き出し収納を見直すなら「深さ」について考えるのが先かなーと思っています。


(たまこが深すぎる引き出し収納をどう攻略したかについては、上の記事をご覧くださいね)


さて、、

深型引き出し収納が一段落したら、次は浅型の引き出しの見直しです。


妹宅のシステムキッチンの浅型引き出しは3箇所あって、

まずは調理スペースの下、IHコンロの奥にあるスパイスなどが入れられるような細い引き出し。


そして、珍しいと思うのですが

魚焼きグリルがある部分が引き出しになっています。


これは妹が、自分は魚焼きグリルは絶対使わないからと、

工務店の人にリクエストして引き出しに変更してもらったそうです。


たまこも家建て時に全く同じ事を考えたのですが、我が家は規格住宅で水回りのメーカーや型番も変更不可と言われ、

泣く泣く魚焼きグリルのままにした経緯があるので羨ましい(笑)。


ちなみに築6年経った今も、魚焼きグリルは1度も使わず、そこには鍋つかみを入れてますが

それ以上の厚みがあるものはグリルヒーターが邪魔で入らないんですよねー。


まあ、魚とか食パンを焼く用の場所だから当たり前なんですけど、ここが引き出しだったらなーって毎日思ってます(笑)。


話が脱線してしまいましたが、妹宅の引き出し収納の話に戻りましょう。


とにかく妹宅のシステムキッチンの浅型引き出しは3箇所。

ここはキッチンに立った時に最も小物を出し入れしやすい場所になるので、使用頻度が高い物を厳選して入れるべきだとたまこは考えます。


でも、実際は良く使う物もそうでない物も

なんとなく放り込んでいるお宅が非常に多いです。

妹も調理スペース下とグリル部分の引き出しには皮剥きピーラーやおろし器、

砥石や貰い物の使いにくいサイズのビニール袋や間違えて買った不織布の排水口ネット(使いにくいけど、捨てるのはもったいない)、来客用のスプーンやフォーク、いつまでも減らない爪楊枝、、などでミッチリ埋め尽くされていました(笑)。


これも別に間違いではありませんが、、

単純に一目で何がどこにあるか見にくいし、取り出しにくいじゃないですか。


妹にこの中で捨てても良いものはあるか聞いてみたら、基本的には無いと(笑)。

ただ、爪楊枝や不織布ネットは職場で使うから持っていくとの事でしたので、少しは減ったかな。


そして1番奥の細い引き出しには、

こちらもだいたいセオリー通りのスパイスや小袋系の調味料、インスタント味噌汁などが入ってました。


ちなみにたまこ家でも、この細い引き出しの使い方には散々悩みまして。

入居したばかりの時はたまこもセオリー通りにスパイスや小分けになっているコンソメなどを立てて並べたりしていましたが、

これをやると奥の方がめっちゃ取りにくいんですよね。


妹もそれにはかなり早くから気付いていたものの、じゃあどうすれば?

という所までは考えられず、今に至るという感じ。

そりゃそうですよね、キッチンの1番隅っこの、ほっそい引き出しの収納の事で毎日頭がいっぱいなんです!という人間なんて、どんだけ暇なん?って思いますよね。


でもまあ、それをやってるのがたまこなんですけど(笑)。

それで奥の方にメラミンスポンジを入れてみたり、細長さを生かそうとラップやホイルを入れてみたりもしたんですけど、現在はこの形に落ち着いています。

手前に油差しと油引き、奥はお玉やフライ返しなどのキッチンツールを並べて入れています。


油差しは結構前からこの位置にしようと決めて、ここに入る高さのものを使っていましたが、

今年イワキのオイル差しに変えてからは更に使い勝手が良くなりました。

(これ、全然伝い漏れしなくてすごく良いです!)


我が家の場合は調味料などを立てて入れたい場合、高さ15センチまでならギリ入ります。


でもやっぱり、蓋は外したまんま使っちゃってるかな(笑)。

隣に置いていて、ポンと乗せたり取ったりするだけにしていても、面倒くさがりという人種は蓋をちゃんと開け閉めしない生き物なんですよ。


(この格言?は、後々キーワードになりますので、覚えておいて頂けると嬉しいです)


それで肝心の妹宅の引き出しですが、今回はこんな感じになりました。

ま、普通っちゃ普通の、インスタントスープやお茶漬けの袋をただ並べただけ。

使いにくい奥には、滅多に使わない乾燥バジルなどのスパイスの小瓶が入ってます。


やっぱりフルタイム勤務の一人暮らしなので、それなりに自炊していても個包装のインスタントの汁物のストックはかなり多かったので、なるべく1箇所に集めた方が把握しやすいだろうと思い、ここに置く事にしました。


小袋が減ったり種類が変わると上手く立てられずに倒れたりしがちで、

そうなると乱れる原因になると思い、備え付けの仕切りは外して100均のミニブックエンドに変えて、仕切りがずらせるように工夫しています。


油差しもオススメだったんですが、妹は炒め物はほとんどしないという事だったので、無理に置く事もないかなーと。

(ウチはめっちゃします 笑)


さて、次はコンロ下と調理スペース下の引き出しですが、

ここはたまこ的にはだいたい入れる物はイメージしてました。

引き出しのどちらかは使い捨て手袋や排水口ネットなどの消耗品を入れるケースをまとめて入れて、

もう一方は箸やスプーンなどのカトラリー関係を入れるようにしたいと。

と言いますのも、妹は普段使いのカトラリー類の定位置を作らずに、洗いカゴの箸とか立てる所にずっと入れてそこから取って使っていたので、忙しくてそうなってしまう時があるのは仕方ないけど、ちゃんと収納スペースは作った方が良いよとアドバイスしました。


ここでのポイントは、来客用など家の中にある全ての箸やスプーンなどを入れようとしないで、普段使いのものだけ引き出しに入れるという事。


広い引き出しで用途別、種類別に分けて収納できるなら良いんですが、コンパクトな引き出しならそれは諦めて収納するアイテム数をなるべく減らすのが使いやすくするコツです。


手前には作り置きおかずで良く使うサイズの、

小さいタッパーを入れました。

(そのままお弁当として持っていったりするそうです)

そしてコンロ下の引き出しには、たまこイチオシのプルアウトボックスがピッタリ入りました。


たまたま今回は、ロングサイズのホワイトが無かったので色違いになってしまいましたが、違いに意味はないです(笑)。


手前の2つには排水口ネットと生ゴミ用の袋、ロングサイズには使い捨て手袋と小さいレジ袋が入っています。


これらも妹は買ってきたままの袋から出しながら使っていたのですが、毎日使う消耗品は1番使いやすい引き出しで、このケースに詰め替えて使うとキッチンの使い勝手が爆上がりするよ!と再びアドバイスするたまこ。

いや、本当にこれはオススメなんですよー。


あ、ストックバッグ系はプルアウトボックスに詰め替えるよりも立てて横から引き抜く方が使いやすいですけどね。

(前回の記事でも載せた写真ですが、こんな感じで。)


さてさて、これでキッチン下の引き出しは全て見直しが終わりました。

これでしばらく妹に使って見てもらって、次に行った時にまた不都合があれば調整する予定です。


あ、でもまだこだわって見直しした所が少し残っていますので、次回もよろしければまた見に来てくださいね。


ではまた!