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[自己実現を支える心身を育む]
溝上 寿子(みぞかみ ひさこ)です。
中心の力 増強計画
今日の話は
発言・表現に関わることでして。
昨夏の記事
には後日談があります。
発表会の数週後
キレイに台紙に収められた
写真を貰いました。
じゃーん。
弱っ
ていうのが率直な感想。
なんていうんですかね
情熱はあるんだけれど
中心の力が足りない
っていうか。
ただ
それは私だけの話ではなく
総じて年上の出演者ほどそうでした。
情熱が先走るとスカスカ感が出るんですよね、
声にも。
全体の空気感にも。
なんで中心の力が足りないのか?
私がすぐに思い当たったのは
次のようなことです。
ここからは
女性、ということに限定してお話しますが
年上の人ほど
発言しない文化
の中で生きてきたんですよね。
言いたいことがあっても
本人には言わず
言うとしたら
仲間内の愚痴として発するのみ。
後は黙って従う。
年上(50歳以上)の
クライアントさん・生徒さんを
見てきても
言いたいことを本人(たとえば夫)に伝えている形跡がない
「あなたはどうしたいですか?」という質問に慣れていない
んですよね。
なので
年上(50歳以上)の方には
「どうせ言っても聞いてもらえない」(←言いたいことを言わない理由の代表的なもの)という思考パターンの解放
「あなたはどうしたいか?」で考えていいんですよ、と許可を出す
から始めてもらうことが
わりとよくあります。
もちろん最初は戸惑われるのですが
・・・ですが!
目に光が宿るのですよ
発言・表現の訓練が
ここから始まるわけですね。
私の歌の話に戻ると
そういうわけで私も
彼女らの世代に近いわけで
・・つまりゴリゴリ発言しない文化
で生きてきた親に育てられ
発言しない文化の中での集団生活に
放り込まれてきたわけで
発言・表現については全く自信がなく
18歳になった時
こりゃエライ人間に出来上がったな
これから訓練しないと。
と思ったものです。
49歳の今でも
さらに訓練が必要だと思っています。
70~80代に向けて
どういうふうに歌っていくか?
私の課題です。
さてさて
今夏も発表会に出ます。
付け焼き刃感は否めないけれど
中心の力 増強計画を念頭に
一年過ごしてきたつもり。
本番まで ひと月半ほどなので
何とかしたいと思います。
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