言えるのはそのひとつ?
何かの広報素材を見つけた場合、ニュースリリースとして一斉配布するか、個別取材などで対応するかなどを検討するだろう。しかしその前にすべき重要なことがある。
○想いの整理
・現場からヒアリングしたその商品やサービスに対する想いの整理
・広報担当者としての想いの整理
→何が言いたいのか、何を伝えたいのかを整理する
○ニュース素材の分解
・第三者視点で”言えること”の検証(第三者から見て価値があるか否か)
・担当者や会社の引き出し(これまでの取り組みなど)から合わせられる事象はないか
・業界動向や社会環境変化と当てはめて言えることはないか など
ニュースリリースはラブレターと違って、熱い想いを前面に出すのはご法度であるが、やはり言いたい、伝えたい想いは伝えたい。それらの想いを整理したうえで、何がどの様な形であれば言えるのかを整理したいところだ。
そしてリリースは淡々としたものだが、リリースには書けない、伝えることができないことは、別途個別取材という手がある。リリースの一斉配布ではここまで、この部分は個別取材などという組み立てをしてみては如何だろうか。
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成果主義の目的とは?
成果主義の目的とは何だろうか。欧米流なのか何なのかは解らないが、日本でも真似をし導入したが、上手く活用できなかったというのが現状ではないだろうか。成果主義はなぜ失敗したかは、本来の目的を履き違えたせいではないかと思う。
成果主義の本来の目的は、個々人のoutputを絶対値で評価することではない。また一個人の能力を最大限に引き出させることでもない。あくまでも会社全体、部門全体でのoutputを上げるためのものではないだろうか。そのためには、協調性、情報共有などにつても評価対象にすべきではないだろうか。
単に結果であるoutputに対する評価をするのではなく、そのoutputを出すために、何が障害で、それを乗り越えるために如何すればいいのか、現在の業務手法が適切かなどを上司と一緒に議論し改善していくためのコミュニケーションツールであるべきではないかと思う。
また問題なのは評価者も人間であることであり、評価者の育成の方が個々人の能力を上げる以前に重要ではないだろうか。現場をロクに知らない評価者が、単に目標値を上積みしただけでは現場は白ける以外何も生まない。
かつて広報担当者にも売上ノルマを与えた会社もあった。これについては議論する気にもなれないが、広報担当者の場合は、立場によってもまちまちであるが、メディアコンタクト量、社内情報収集活動手法や量、リリース1件当たりの掲載数、個別取材対応量、小さな案件をどの様に膨らませたか、どれだけ日頃の活動の中からニュース素材を発掘してきたか、広報活動の業務効率化、成果向上策にどれだけ寄与したか、情報共有に対する努力実施などを上司と共に議論していくことが必要ではないだろうか。
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他社の記事見て我が記事出そう!
「記事の分解」をしたことがあるだろうか。競合他社の記事、自身のイメージする記事などを分解し、様々な要素を理解することで、自身の記事を出すことの確度が向上する。
まず記事は大きく分けて2つに分けられる。1つはリリース配布による記事、そして個別取材によるものである。
○リリース記事
・競合(イメージ)企業のリリースのカテゴリ分け
内容ごとに、どの様なリリースがどの様な媒体に掲載されているか
・どの面、どのコーナーに掲載されているか
・リリースの見出しと記事の見出しはどの様に各社掲載しているか
そのままに近いか、トーンダウンしているか
・数多く記事掲載がされた場合とそうでない場合の理由は読めるか
ニュース性判断の感覚の検証
・何が一番のニュースなのかを検証
新しさなのか、それ以外なにがあるか(ニュース性構成の分解)
・配信日と発生日との関係は?
・配信日と掲載日の関係は?
○取材記事
・誰が取材対応しているか
社長か、担当役員か、現場担当者か
・どの媒体、どのコーナーで掲載されているか
・担当記者とは面識があるか
・イメージする記事の記者は共通しているか
・全く新しい事を言っているか
・記事の核心に触れるワードはなにか(何がニュースか)
・同じようなこと、それ以上のことを言えるか
・異論、異説を唱えられるか
・またその根拠は明確か などなどなど
まず、”記事”というものを熟知すること、競合や業界動向を理解することは広報力向上には欠かせない。
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