広報担当者にお勧めのドラマ?
今週の土曜日に、「神戸新聞の7日間」というドラマが放送されます。
1月16日(土)21:00~23:10 フジテレビ
15年前に阪神淡路を襲った大震災を題材に、震災に直面している記者(若手カメラマン)を主人公としたドラマ。主役は嵐の櫻井翔さん。
大震災から15年ということと、主役が主役だけに、話題を呼びそうだが、広報担当者なら独自の見方ができるのではないでしょうか?普段付き合いのある新聞記者という職業がどの様なものなのかを理解するに良い機会ではないかと思います。
また私の実家も半壊で、震災直後の現場を直視しましたが、あの様な場で人間は”本性が出る”、”人間性が問われる”ことを痛感しました。人間の本質を掘り下げることも制作のテーマのひとつでもあったようです。
お時間のある方はご覧になられては如何でしょうか?また原案の本もご参考に下記します。
ご参考:この本が原案
- 神戸新聞の100日 (角川ソフィア文庫)/神戸新聞社
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歴史や伝統があれば生き残れるのか?
私の母校が、来年90周年を迎える。学校で90周年というと、歴史があると言って良いだろう。
といってもたまたま気付いただけで、卒業以来、殆ど母校に足を運ぶことも無く、正直余り現状を知っている訳ではない。聞くところによると、大学の全入時代突入という現況同様に、学生数が減少し経営は厳しいようだ。
そう言った状況下、近年メディアへの露出量を増やすなど広報体制を強化しつつあると聞いたが、重要なのは”露出量を増やすこと”ではなく、”歴史や伝統を謳う”ことでもなく、”現在においての存在価値を明確にすること”ではないかと思う。
要は歴史や伝統があっても生き残れない。永年やっているから解ってくれているだろう、伝統があるから存在価値があるだろう、と言う訳ではない。勿論、永年続いていることは非常に素晴らしい事である。しかし”何が素晴らしいのかを明確に”しなければ、出来なければ”唯の古い学校”としか理解されない。
学校側は当然、素晴らしい教育を行っていると自負しているだろうが、受験者やその家族、また卒業生や近隣住民、企業の採用担当者などが、その素晴らしさを理解しているか否かが非常に重要である。つまり、永年続けていますではなく、我々が実践してきている教育が、現代社会において、どの様な価値があるのかを明確にする必要があります。
つまり、歴史ある学校ではなく、”今のこの社会に必要な学校”という説明をしていくことが重要と言う訳です。
これは学校のみならず企業においても同様であり、”第三者的視点で自身を見つめ直す”ということは、広報で最も重要な考え方の一つでしょう。しかしこの作業は容易にできるものでも直ぐにできるものでもなく、大変な労力を要します。
第三者を入れた方が社会的な視点での検証がし易いとも思いますが、検討メンバーを”生粋のプロパー”と”途中参加組”などとバランスよく組むことで解消もでき得るでしょう。
この作業を通じて、自身の”強み弱みの検証”もでき、十分なoutputは得られる筈。一度検証作業を行ってみることをお勧めします。
広報担当者にお勧めの本
早くも25年も経つが、1985年に御巣鷹山で起きた日航機墜落事故を題材に書かれた本である。レビューをみると賛否両論、様々な感想があるようだが、私はあくまでも東京在勤の”広報担当者”が読む本としてお勧めしたい。
余り詳しく書くと読んだ際の感動が薄れると思いますので、私が感じた切り口だけ箇条書きにします。
・地方紙の企業、経営体質
・共同通信や他紙との闘い
・特ダネに対する執念
・報道の在り方
・PCや携帯がなかった頃の報道体制
・編集と広告との壁、確執(新聞社内の)
・署名記事というもの
・現場を離れたベテラン記者の生き方
・記事と読者をどう捉えているのか などなど
別に私は元記者でもなく、特に地方紙に詳しい訳でもなんでもないが、記者が、地方紙がどの様な環境で、どの様な想いで仕事をされているのかというものを理解するのには非常に良い本であると思う。
つい目頭が熱くなった場面もあり、広報担当者必読の本かなと思います。
読む本がないと言う人は、是非読んでみては如何でしょうか?
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- クライマーズ・ハイ (文春文庫)/横山 秀夫
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