歴史や伝統があれば生き残れるのか? | 広報力向上ブログ

歴史や伝統があれば生き残れるのか?

私の母校が、来年90周年を迎える。学校で90周年というと、歴史があると言って良いだろう。


といってもたまたま気付いただけで、卒業以来、殆ど母校に足を運ぶことも無く、正直余り現状を知っている訳ではない。聞くところによると、大学の全入時代突入という現況同様に、学生数が減少し経営は厳しいようだ。


そう言った状況下、近年メディアへの露出量を増やすなど広報体制を強化しつつあると聞いたが、重要なのは”露出量を増やすこと”ではなく、”歴史や伝統を謳う”ことでもなく、”現在においての存在価値を明確にすること”ではないかと思う。


要は歴史や伝統があっても生き残れない。永年やっているから解ってくれているだろう、伝統があるから存在価値があるだろう、と言う訳ではない。勿論、永年続いていることは非常に素晴らしい事である。しかし”何が素晴らしいのかを明確に”しなければ、出来なければ”唯の古い学校”としか理解されない。


学校側は当然、素晴らしい教育を行っていると自負しているだろうが、受験者やその家族、また卒業生や近隣住民、企業の採用担当者などが、その素晴らしさを理解しているか否かが非常に重要である。つまり、永年続けていますではなく、我々が実践してきている教育が、現代社会において、どの様な価値があるのかを明確にする必要があります。


つまり、歴史ある学校ではなく、”今のこの社会に必要な学校”という説明をしていくことが重要と言う訳です。


これは学校のみならず企業においても同様であり、”第三者的視点で自身を見つめ直す”ということは、広報で最も重要な考え方の一つでしょう。しかしこの作業は容易にできるものでも直ぐにできるものでもなく、大変な労力を要します。


第三者を入れた方が社会的な視点での検証がし易いとも思いますが、検討メンバーを”生粋のプロパー”と”途中参加組”などとバランスよく組むことで解消もでき得るでしょう。


この作業を通じて、自身の”強み弱みの検証”もでき、十分なoutputは得られる筈。一度検証作業を行ってみることをお勧めします。



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