政党に必要なのは組織力
鳩山総理が辞任。
自民党政権時代の末期、1年ごとに総理が変わるという醜態を晒したが、自民党政治に異を唱え政権交代を果たし民主党が出した総理大臣が、1年も持たなかったという皮肉な結果に終わった。
鳩山首相に対する辞任要望などは、これまでもさまざまなメディアを通じて民主党議員からも多く聞かれた。競合を批判するのはよくある話であるが、自身の組織の批判をするなど企業では考えられないこと。
しかし政党の場合は、同じ組織でも一企業ではなく”商店街”に近い。各人が個人商店の経営者であり、商店街の発展を望みながらも、結局のところ自身の商店の経営が最優先でもある。商店街のことを掲げるよりも、自身の商店のことをまずアピールする。もっと言えば、商店街がどうなるかは二の次で、自身の商店だけ生き残れれば良いと考えている政治家もいるのではないだろうか。
しかし”党自体の価値”向上を行っていかなければ、民主党がかつての自民党の様に長期政権を担うのはかなり難しいのではないだろうか。その党に属しているだけで評価されうる政党を作り上げることも今後重要な役割ではないかと言える。
その為には商店街式組織ではなく、より企業に近い組織の構築、そしてその組織力の最たる事項として良い意味での情報統制、広報体制の構築が必須ではないだろうか。反自民政権を謳うのであれば、これまでの政治の仕組みもさることながら、政治家としての意識自体を変えなければ進歩はないのではないだろうか。
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継続性は重要なメッセージ
いよいよ賛否両論、さまざまな議論がされた子ども手当の支給が始まった。支給総額2兆円を超す経済対策の為、それ相応の経済効果を期待したいところだが、テレビの報道で見る限りでは、”いつまで続くのか不安”、”取り敢えず貯蓄”などというコメントが多かった。もちろん、多少報道側の意図もあるだろうが、個人的には真っ当な意見ではないかと思う。
仮に、与党の体制も盤石で、かつ財源も明確であり、今後は半永久的にとは言わないまでも、当面は支給されるだろうと思えるなら、支給を受けるものの意識や経済効果にも大きな差が出たのではないだろうか。
大事なのは”継続性”がどれだけ信憑性を持たせた形で打ち出せるかが重要である。
これは政策に限ったことではなく、企業などが打ち出す施策や対策も同様である。どんなに社会的にも有意義な取り組みを行ったとしても、継続性に疑問を抱かれてしまうと単なる一発屋という印象を与えかねない。これは社内施策に対しても同様であり、打ち出し方によって社員の士気にも影響する。
なにかを打ち出す際には、如何に信憑性を持って”継続性”を打ち出せるかが大きなカギであると言えます。頭の隅にでも置いて頂き、今後打ち出す施策などの表現方法を検討してみては如何でしょうか。
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言葉の語尾も重要な情報源
広報業務のなかで、「言った言わない」などのトラブルは余り多くはありませんが、説明したつもりが伝わっていなかったということはしばしばあります。
全く同じ文章で説明をしたとしても”語尾”が違うだけで、伝わる情報は違ってきます。つまりどういう言葉で説明したかではなく、どう伝わったのかが重要と言えます。
○×を行います!と言葉では言い切ったとしても、語尾に力がなければ、”自身がない”や”不安がある”、”本当にやるのだろうか”などの情報も付加してしまいます。
また些細な言葉であっても、語尾に力を持ち過ぎると、”反抗的”や”反省していない”などという印象を与えてしまいます。
特に経済記者や有事の際の取材や会見などでは、説明する内容もさることながら、”語尾”や”表情”などからも情報を得ようとします。内面を探るという面と、”粗探し”という意味を持つため、十分に意識した上で発言する必要があります。
次の取材の際、一度”語尾”というものを意識してみては如何でしょうか?
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