広報力向上ブログ -218ページ目

何がニュースか解らない

新たに広報活動を始める方、広報活動を行ってはいるが伸び悩んでいる方の共通した悩みがあります。

それは”何がニュースか解らない”ということです。


何がニュースなのか解らない理由は、主に2つあると思います。


◆ニュース(報道)自体を理解していない


漠然とどっかに何かを報道して欲しいということはよく聞きますが、この想いが実現することはありません。また記者が取材にさえ来てくれれば、記事になるという考え方も間違いです。報道されるには理由(ニュース性)がなければならず、またメディアによっても自身の読者や視聴者の為に報道するため、それぞれに扱う情報や切り口が違います。


つまり、メディアを理解しなければ報道もされないということです。自身が出したいメディアの徹底研究を行い、どの様な情報が必要かを把握する必要があります。また類似、競合企業がどの様に報道されているかを把握することも必要でしょう。同じことがどれだけ言えるのか、また比較してどうかという検証を行うと、自ずと答えらしきものが見えてくるのではないでしょうか?



◆自身の価値が解っていない


何がニュースか解っていないというのは、言い換えれば自身の役割や存在価値が解っていないということでもあります。自画自賛や、また価値観を共有できていない人にいきなり絶対値で価値を突き付けても理解されることはありません。


自身の価値や役割を明確にするためには、さまざまな検証が必要であり、そのためには”比較”や”外部環境との関連付け”が重要です。社内の価値を謳ったところで何も伝わりませんが、他社にも影響がある、或いは業界や一般社会にも影響があると言えれば、それは報道に値する価値を持つといえます。


外部環境との関連付けなどでニュースとしての価値が明確になれば、また何を、誰に伝えたいのかが解れば自ずとメディアも見えてくるのではないでしょうか?


解らない時は、1歩2歩引いて見つめ直してみては如何でしょうか?自社のことだけを突き詰めて考えると逆に見えなくなってしまうこと場合があります。


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正しいことをしたければ偉くなれ!

「正しいことをしたければ偉くなれ」


これは先日なにかのドラマを見ていた際、非常に懐かしく感じ耳に残った台詞です。若い頃に何度か、いや何度も上司などに言われた記憶があります。と言っても悪い会社ではなかったので、”自分の意見を通したければ偉くなれ”というのが近い表現だったのでしょう。


大きな企業などでは、若手はなかなか自分の意見が言えなかったり、また言えたとしても”通らない”ことがしばしばあります。この様な場合、表現の仕方を変えるなり、言う相手を変えるなり、色々と工夫が必要なのですが、若いうちにはなかなか頭で解っていても出来ないのが現状ではないでしょうか。


さて広報担当者の場合、もちろん課長や部長の場合が大半ですが、場合によっては上司が社長ということもあります。この場合、一担当者だから、或いは若手だからという意識は捨て、臆することなく堂々と対応することが必要です。


しかしその場合、”自身の想っていることを言う”ことが目的ではありません。自身の想っている様に物事を進めることが目的であり、そのためにはどの様なタイミングでどの様な表現で、どの様に話をすれば良いかを十分に検討する必要があるでしょう。


若かりし広報担当者時代、よく社長に怒鳴られました。その時の私の意識は、”勝ち負け”だったのかも知れません。経験を重ねれば解る、遠回りも時として必要ですが、一度見直してみては如何でしょうか?

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広報とは?情報発信だけが広報ではない

広報は、よく広告と比べて、お金を払わずにメディアに報道という形で露出されることと言われています。確かにそれは間違いではありませんが、単に露出方法の違いを言っているに過ぎません。広報には他にも重要な役割や機能があります。


◆受信機能

自社がどの様に報道されているのか、或いは競合がどう報道されているのかを把握することは非常に重要なことと言えます。どう報道されているかは、”第三者からどう思われているか”を把握することにもなります。


また、まとめ記事などでどの様な形で報道されているかを知れば、業界動向や業界自体がどう思われているかを知ることができます。


加えて記者は貴重な情報源でもあります。若い記者でも競合の社長などの取材をしており、敵を知るという意味でも重要なパートナーと言えます。もちろん、聞くだけでは済みませんが...。


これらの受信した情報を経営に、或いは各現場にフィードバックするのも重要な機能と言えます。



◆検証機能

言いたいことをそのまま言うのは、広報としては適しません。事実や想いを如何に信憑性ある形で表現するか、そして”伝わるか”が重要であり、そのためには社内で認識している”事実”が、本当に世間一般で言う”事実”なのかなどを検証する必要があります。


また社内で価値があると思われていることを、どれだけ業界で価値があることなのか、世間一般で価値があることなのかを検証する必要があります。自己満足だけでは単に伝わらないだけではなく、逆に評価を下げることもある訳です。


その為には難しいことですが、”第三者的な視点で社内を点検すること”が必要であり、広報担当者がその様な感性を持つことに加え、社外からの意見に耳を傾ける、積極的に聞いていくことが必要だといえます。



また広報を強化するといっても何も積極的に情報発信をしなければならない訳ではありません。もちろん、出来るならそれに越したことはなく、また問い合わせなどにはきっちりと対応することは必須ですが…。


積極的な情報発信を行っていくことに抵抗があるのでしたら、まずは前述の2点から始めてみては如何でしょうか?自社の価値検証、強み弱みの分析だけでも十分な成果があるといえます。



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