1.ブログ「社長の条件」に出てくる次の言葉に意味を述べよ。
(1)企業理念

その企業を運営するときの根本的な行動原理となる考え方。

(2)3つまたは5つの戦略

3つ…前方戦略、社内戦略、広報戦略

前方戦略…顧客などに商品やサービスを買ってもらうための戦略

社内戦略…経営理念の徹底、店員のマナーやモラルの向上、商品知識の周知、人事考課など

後方戦略…仕入れルートの開拓や外注・下職からの信頼を得ること

以上3つに海外戦略と学術戦略を加えて五つの戦略という。

(3)「株主利益最大化」のまやかし

経営者は企業を長期的に健全に発展させていくことであり、株式売買による利益を最大化する責任は株主の側にあるので経営者は株主の前で卑屈になる必要はない。

株の売買はギャンブルのようなものであるが企業の経営はギャンブルではなく骨の折れる地道な活動であるのだ。

(4)「あやかしの術」を見抜く力

あやかしの術は弱者が台頭に競争できない場合にわが身を守るために発展した。

あやかしの術というものがあることをしっかりとわきまえていればはめられることは少ない。

(5)一案件採算主義
1つの案件ごとに採算の合う支払いと仕事のバランスを図ること。

(6)手柄を立てる人より、立てさせる人。社長レースに勝てる人

本当に優れた人は自分が輝いているだけではなく、そばにいるひともその光を浴びて輝くのである。自分は出世しようとし、他人には出世させないようにする人はすぐにそのさらに上の上司が見抜き、その人は出世は果たせないだろう。

2.「創造的研究活動の条件」について、以下の言葉を用いて説明しなさい。
(1)問題の発見
(2)先行論文の精査
(3)問題の整理
(4)解決済み要因と未解決要因
(5)データの整理
(6)論文の組み立て

創造的研究活動の条件としてまず日常の中から通常の知識では解決できない問題を発見して、別角度から解決策を見出すために先行論文の精査をし、取り組もうとしている研究課題の目的とそれが実現できていない現状、問題の細分化などの問題の整理を行い、先行論文を用いて解決済み要因を、事例研究、統計分析、モデル化と仮想実験などを用いて未解決要因の説明を行う。そうした後にデータの整理を行い論文の組み立てを行う。

3.次の言葉を対比して説明しなさい。
・「融資」と「ファイナンス」

ファイナンスは企業がどのように資金を調達し、資金を運用したらよいのか考えることで、融資は金融機関からお金を借り入れることで借りた金額に利息をプラスして返済しなければならない。

・「ビジネス」と「詐欺」と「ボランティア」

ビジネスは人が永遠に幸せに生きていくことが出来るようなことを成立させていくことであり、詐欺は人の利益を出そうという要求を利用して人からお金をだまし取るもの、ボランティアは自分の利益を顧みずに自分の労働力を提供すること。

4.仮に、コンピュータと農業に詳しい友人が起業したいとしてアドバイズを求めてきたとする。
そんな時、君はどんなビジネスモデルを提案するか。提案の骨子を400字から1000字以内で述べな
さい。

私は農業とコンピューターを組み合わせるなら、農業の自動化を推進する。一番明確なのは農機の自動運転やドローンによる農薬の散布だ。

また室内栽培もコンピュータ制御ができる。コンピュータ制御であるなら人間では見えたり感じたりできないハウス内の温度や湿度、照度だけでなく空気中の酸素や二酸化炭素の割合などを数値・グラフ化できるのだ。他にも人口養液や人口日光など農業を科学的に分析することで収穫量や生産効率を向上することが見込まれる。

また農業の自動化だけでなく、クラウドを活用することで農業従事者同士の情報共有を促進したり、生産者と消費者をつなぐ場づくりにも利用したい。

7.「文献の要約」と「文献に基づく自分のレポート」の違いを述べなさい

文献の要約は文献の要点をわかりやすくまとめることで、文献に基づく自分のレポートは文献について何かを発見し、それを報告することである。

8.日本語の文章には、ジャンルごとに形式が決まっているものがある。例えば和歌はおおむね57577で歌われる。レポートの基本構造はおおむねどのようになっているかを目次の例を示して説明しなさい

レポートは、タイトル、目次、はじめに、本文、結論、文献で組み立てられており、タイトルは読者を引き付けられるようなもの、目次はレポートの小見出しとページ番号、はじめにでは結論の予告と論証の方法、本文では結論が正しいことを立証する内容、結論は調べた結果の結論、文献には文献をリストアップする。

9.人生観と成績は無関係か。関係があるとすればどんな関係がありうるか。

人生観と成績は無関係である。

10.将来扱うことになりそうな時系列データにはどんなものがありうるか。5つ列記しなさい。

気象、株価、テレビの視聴率、来客数、売上

11.時系列データにおいて。前後のデータ間に何か関係があるかを調べるにはどんな方法があるか。

長期的に見て上昇傾向か下降傾向などの傾向を分析する。

12.次について知っている事実を述べなさい。
・ケチな人にお金を払ってもらうには

ケチな人は5ドルと言う言葉をわずか5ドルと言い換えるだけで反応率が20%上がる。

・浪費家は商品に対する対価とは別に何にお金を払うだろうか

浪費家は安全保証にお金を払う傾向があるので商品に延長保証を付けると15%の人が前向きに購入を検討する。

・「大学生が先生役として訪問するシニア向けIT家庭教師サービス」のビジネスモデル

明治大学商学部の学生が2003年1月に起業した会社が行っている高齢者を対象とした訪問型パソコン講師、IT支援サービスである。依頼者は同じ地域在住で希望に沿った学生を講師として紹介してもらい継続的な指導を受けることができ、わからないことをピンポイントで教えてもらうことができるので高齢者から好評である。

13.次の言葉の意味を説明しなさい
・アクセシビリティ

様々な利用者が製品やサービスなどを支障なく利用できる度合い。

・ユーザビリティ

ある製品に対しての効率性、エラー、主観的満足度などユーザーそれぞれの使いやすさ

・情報アーキテクチャ

Webサイトなどで受け手にわかりやすいように伝えたり探し出しやすくするための表現技術のこと

・7つのナビゲーション

ホームページなどを使いやすくする、ストラクチャナビゲーション、機能別ナビゲーション、目的別ナビゲーション、リファレンス型ナビゲーション、ブラッドクラム型ナビゲーション、ステップナビゲーション、ダイレクトナビゲーションの7つのこと。

14. 次の言葉の意味を述べなさい
・メタ組織関係

職場で言う上司と部下などの上下に広がっていく関係

・ネットワーク関係

組織の枠を超えた横に広がる関係。メタ組織関係と比べて拘束力は弱い。

・一次情報・二次情報・三次情報

一次情報は新しく調べた情報、二次情報は別の目的で調べられてどこかに保管されている情報、三次情報は二次情報をまとめたものでまとめサイトなどが挙げられる。

・モデルの構築とモデルの検証
モデルの構築は、データを調べて、モデルを導きだすこと。モデルの検証とは導き出したモデルが、果たしてそのデータに本当にあっているのか検証すること。

・誤差とエラー
誤差は、避けようがない真実と値の差で、人間が避けようと思えば避けられる間違いのこと。

・サンプリングの誤差
サンプルをとる上で生まれてしまう標本調査の結果と全集調査の結果との差

・シンタックスエラー
文法エラー

・例外

プログラムがある処理を実行している途中で発生する異常

・論理エラー

プログラムの実行結果が意図した通りにならないこと

・入出力のリミテーションエラー

入出力時にコンピューターの入出力の限界を超えた情報を人が入力したときに出るエラー

・プロセスのリミテーションエラー

計算途中の値を見張っていて異常な数値になった時の処理を決めていないプログラム

・信頼の原則

被害者または第三者が適切な行動を行うことを信頼できる場合、それによって生じた損害について行為者は一切の責任を取る必要はないということ

要約】社会現象と言うものは一見関係性の見出せない数値でも直前の状況と関係がある事が多い。株価の上下などがいい例と言える。これらは人が深い分析や長いスパンで物事を考えるということが少なく、現時点での現象を見て次の行動を決める近眼的傾向が強く、直前の状況に引きずられていると言える。

前回のようにデータからグラフを作って関連性を見出すという手法が必ずしも正しいとは限らない。例えば、ある物体を調べていくと生物だということが判明し、その物体が犬であったとしても、生物が犬であることは証明できない。なぜなら生物は犬以外にも猫や人間などがおり、犬だけという断定ができないからだ。「犬⇔生物」というように矢印が両方向を向くということを証明する必要があるのだ。つまり前回出したy=…の式で表されることは証明できたが、この式がデータであるとは証明できていないのだ。この式は事実を証明する「モデル」といい、仮説に近しいものである。モデルを使って同じ工程を証明することをモデルの検証と言うが今回の授業ではこれを行い、レポートの本論にこれを用いる。どのようにレポートを書くかつまずいてしまった場合は先生が配布した先輩たちが作ったレポートを参考にしながら作業をするようにとアドバイスがあった。その後はグループで作業内容を確認し、各自の課題やレポート作成に取り組んだ。

 

【感想】

自分がしばらく授業に集中してない間にずいぶん授業が進んでしまったように感じる。他の人のレポートや講義録を見るとずいぶん数学的要素があるように感じる。特にモデルの検証のように一方からの証明だけでなく、もう一方からの検証を行うというというのは高校の頃の数学の証明を思い出した。高校時代から数学は苦手であまりやってこなかったので逆に新鮮なような気もした。先生が紹介してくれた先輩たちが作ったレポートがとても参考になったので数学が苦手な自分でもやりやすかった。とはいってもまだ課題の多くの部分が遅れているので、できるだけ早く周りに追いつかなくてはいけない。

 

 

目次
1初めに
2本文
3結論
 

 

はじめに

ts1とts2の二つの時系列データを分析し、それら二つのデータについて散布図や数式を用いて規則性を見出した。

 

本文

データは明治大学法学部の阪井教授からいただいたものを使用する。

以下がそのデータである。

Ts1.txt Ts2.txt
0.2943 0.2943
0.036465 0.830751
0.123289 0.562416
0.757959 0.984417
0.749979 0.061361
0.031009 0.230384
0.365423 0.709229
0.100718 0.824893
0.355553 0.577777
0.010299 0.975803
0.750412 0.094446
0.43331 0.342105
0.220876 0.900276
0.604522 0.359115
0.76371 0.920606
0.73715 0.292362
0.842127 0.827546
0.337097 0.570854
0.107537 0.979919
0.385083 0.078712
0.463311 0.290067
0.898814 0.823713
0.450533 0.580841
0.036375 0.973859
0.130926 0.10183
0.008952 0.365841
0.665696 0.928006
0.665763 0.267244
0.246559 0.783298
0.522557 0.67897
0.795266 0.871879
0.34534 0.446823
0.614004 0.988689
0.205315 0.044733
0.624376 0.170927
0.961146 0.566845
0.565396 0.982127
0.579407 0.070215
0.664125 0.261138
0.150336 0.77178
0.148044 0.704544
0.645549 0.832648
0.287184 0.557382
0.508917 0.986829
0.084136 0.05199
0.321543 0.197147
0.393657 0.633119
0.066203 0.929117
0.700729 0.263434
0.985591 0.776146
0.857222 0.694973
0.264906 0.847942
0.358828 0.515745
0.330328 0.999008
0.000827 0.003962
0.221748 0.015787
0.132778 0.06215
0.988893 0.233148
0.98338 0.715161
0.877382 0.814824
0.229372 0.603544
0.222179 0.957114
0.824459 0.164186
0.011365 0.548915
0.934202 0.990429
0.06188 0.037916
0.013222 0.145914
0.023908 0.498493
0.958946 0.999991
0.973602 3.63E-05
0.004456 0.000145
0.654698 0.000581
0.263664 0.002323
0.364123 0.009269
0.277075 0.036733
0.154675 0.141533
0.59138 0.486007
0.67329 0.999217
0.936612 0.003131
0.955476 0.012483
0.096095 0.049309
0.075032 0.187512
0.750623 0.609405
0.285667 0.952122
0.664095 0.182342
0.419759 0.596373
0.088505 0.962849
0.524883 0.143084
0.891082 0.490445
0.917898 0.999635
0.964536 0.00146
0.812723 0.005833
0.810366 0.023195
0.003625 0.090627
0.463577 0.329655
0.703722 0.883931
0.627278 0.410388
0.865433 0.967879
0.496961 0.124357
0.335738 0.43557
0.534887 0.983395

 

先頭の0.2943以外は他の数字では共通点が見いだせない。

そこでまずts1のデータをコピーして一段ずらして、またts1と並べ、その数字の重なりの部分を使用して散布図を作った。

 

 

上記のようにts1のデータではほとんど共通点が見られなかった。

同様にts2でも一列ずらして散布図を作った

 

このようにts2のデータではきれいな放物線が現れ、規則性を見いだせたと言える。

 

結論

ts1では規則性を見出すことは困難であったがts2では規則性やy=-4x^2+4x-9e-08という数式を見出すことができた。

このことから過去のデータから未来の事象を予測することも可能であると言える。

【要約】私はこの週の授業に出席していないので、講義録ファイルとほかの人の要約を見ての要約になる。

今日の授業は前々回の課題の説明から始まったらしい。課題が完成している人のデータを例としてレポートの書き方を復習して、完成したレポートは自分とグループメンバーのものを確認して表に書き込むように指示があったらしい。

今回の授業では次の内容に進んだという。内容は時系列データについてだ。時系列データとは経済事象と社会現状を定期的に定点観測したものである。時系列データには季節変動や年周期が観察されることが多いなど、他のデータの種類にはない特別な性質がある。

今回はその中でも別の側面を取り上げる。経済事象や社会現状は人の心が介入することが多々ある。例えば、前日に株価が高騰した銘柄が翌日大量に売られて下落し、株価が下がれば買いが殺到して上昇するなどだ。つまり人間は現時点の現象を見て次の行動を決める近視眼的傾向が強い。このように直前のデータを見ればそのデータを見る人間が次にどんな行動を起こすかをある程度予測できることが極めて多い。

今回はそう言った直前の結果が直後の現象を引き起こすデータを扱い、直前の結果が直後の現象を引き起こすモデルを見つけ出す課題に取り組むという。

時系列データは数字のままの表では分かりづらいため、データをエクセルに移したうえでグラフ化したらしい。一つ目のデータでは特に関係性を見いだせなかったようだったが、二つ目のデータではグラフ化するときれいな放物線ができ、なにか発見があったらしい。

 

【感想】

先週同様、授業の内容とは全く関係のない話なのだが、私はゼミの入室試験に落ちた。手応え的には落ちる思ってはいたのだが、自分が思っていたよりもショックが大きかった。ただ大学のゼミ試験程度でいつまでもウジウジするのもみっともないので来週からは気を取り直して頑張っていこうと思う。

授業の内容やみんなの要約を見ると内容が一気に進んだうえ、数学的な話のようだったので、難易度が上がったように感じるがデータ分析という内容には興味があるため、ゼミの入室試験が落ち着いたらじっくり取り組みたいと思う。

【要約】今日の授業は雪の影響で電車の遅延が発生し、授業開始時間には生徒が10人弱ととても少なかったため、授業開始時間が10分ほど遅れた。

今回一番最初に取り組んだのはレポート課題が完成している人がほとんどいなかったのでレポート課題を完成させることであった。来週については時系列データを取り扱うらしい。時系列データはほとんどの場合で過去と現在とを比較して使う。しかしそれ以外のポイントに注目し、それらに注目することで目から鱗の発見をすることができる。このレポート課題はまずブログに下書きを書いた後にワードファイルでメールに添付して先生に送信する。レポート課題をワードで作る時には図やグラフを用いて読み手にしっかりと訴えかけられるものを持ったレポートを書き上げることが重要である。この課題はグループごとにチェックリストを使ってよりよいレポートを作ればグループ全員の評価を上げることができるので、みんなにとって良い結果となるだろう。私もレポート課題の進捗があまり捗っていなかったのでさっそくレポートに取り掛かった。主に私のレポートの進捗を妨げているのは主にグラフの作成だった。データの視覚化がそもそも難しいし、エクセルが自分の想像しているようにうまく反映できないように感じる。レポートの書き方もそうだが、エクセルなどのツールをうまく使いこなすことの必要性も感じた。

 

【感想】

実はこの日の授業内容はほとんど頭に入っていない。この日は私の志望していたゼミの入室試験があったからだ。入室試験の内容はパワーポイントを用いたプレゼンであった。前々から準備はしていたのが、この日の前日からプレゼンの準備をしていたため、もうそのことで頭がいっぱいだった。私の試験時間は18時からだったので半世紀ぶりの積雪による遅刻の心配はしていなかったが、1限の授業に遅刻したら試験に響くんじゃないかと気が気ではなかった。さて入室試験の結果は来週分かるといっても、とても授業は手につかなかったので授業に全く関係ない内容の感想となってしまったが、今日のところはこのへんで終わりにさせてほしい。溜まってしまったこの授業の課題もこの試験のプレッシャーから解放されたら頑張ろうと思う。