目次

1 はじめに
2 本文
3 結論
 

 

1 はじめに

過去に学生に対して行ったお金や社会とのかかわりに対する人生観についてのアンケート結果を分析し、学生の成績と共に分類することで、それらの人生観と成績との相関関係を調査した。

 

 

2 本文

過去のアンケート結果から成績と人生観についての関係性を見つけ出した。成績については学期半ばの課題点を対象とした。アンケート結果はお金と人生について(6‐1)と社会とのかかわりに対する意欲について(6‐2)注目した。それぞれの質問に対して積極的なもの1、消極的なものに関しては2として、それらを2分割にしてそれぞれの回答者における平均成績をまとめた。ちなみにアンケートに回答しなかった人などは除外した。

 

以下がその結果である。

(6-1 6-2)

(1 1) 91.74
(1 2) 88.25
(2 1) 86.53
(2 2) 79.67

これをグラフにすると以下のようになる

<グラフ>

 

以上の結果のようにどちらも積極的な回答をした人の平均点は91.74となり、逆にどちらも消極的な回答の人の平均点は79.67と、12.07点もの差がひらいた。
 

 

3 結論

金欲と社会性がある方が成績が良く、その次は金欲が無くても社会性がある方が成績が良く、金欲も社会性も両方持ってない人が一番成績が悪い。

お金に対する欲の方が社会性よりも成績に与える影響が大きいと言える。

また何事にも興味を示す人の方が何事にも興味を示さない人よりも成績がいい方向に向かう傾向にあり、お金や人に向かう意欲は成績に対しても積極的なモチベーションを発揮するのだ。

 

【要約】今日の授業の最初は前回のエクセル課題の提出状況が悪かったのでグループごとに集まって自分たちの課題の進行状況を報告し合った。その後実際に提出されたエクセル課題を参考に解説を受けた。じゃんけんの課題ではセル番号などで書くのではなく、自分の出す手などと表示するのが良い。また最後の判定不能の表示を書くのを忘れてしまうことが多かったので気を付けてほしいということだった。その後10分ちょっとその課題の修正などの時間に充てられた。

その次には毎回先生がメールに添付してくれるエクセルファイルについて説明を受けた。課題の提出率についての説明で、すでにその欄が茶色や赤の人は単位取得が危ういらしい。

次に授業の課題についてだ。この授業の一番最初に学習前アンケートを取ったが、そのアンケートの回答によって成績が変わるらしい。その事実関係を確認してレポートを書くという課題だ。

レポートの書き方の説明も受けた。書き方のコツとしてはレポートの読む順序とは逆から書き始めるということであった。これは参考文献を先に書くことでどこから引用するのかを考えられ、結論を先に出してしまうことでそこに辿り着くために必要な推論を重ねられるからだ。そしてはじめに、にはどのような結論になったのか推論の方法を述べ、一番最後に魅力的なタイトルをつければレポートが完成するというのだ。

 

【感想】

前回のエクセル課題については授業中にほとんど終わらせることができたので、早めに提出できてよかった。ただ先生も言っていたように最後の判定不能については自分も忘れていたので修正した。私が今回の授業で一番印象的だったのはレポートの書き方についてだ。私は文系の二年生なので理系の人のように専門的な分野に触れ、それについて分析し、レポートを書くということはあまりしてこなかった。だからなのかレポートを読む順序の逆から書くというのには驚いた。正しいレポートの書き方をしっかりと身に着けていきたいと思った。

学園祭の休みも明け、久しぶりの授業となった今日からは今までのビジネスの話から離れ、エクセルなどを使った授業となるらしい。

メールなどに添付されたファイルを使って授業を受けるときに注意すべきなのはしっかりとダウンロードしてすべて展開することだ。こうしないと保存がうまくできないことがあるからだ。

今日使ったファイルは「一年花組」というファイルだ。中には生徒の名前とその生徒たちのテストの結果が表になっており、小学校の先生の気分になってエクセルが学べる。

まず最初はある生徒のテストの結果をの総合点を出すという作業だ。これは各科目の点数を紙にでも書いて計算してその結果を入力するという手もあるが、入力ミスや計算ミスをしたり、やはり効率はよくないので関数を利用した。合計点を出すときはSUM、平均点を出すときはaverageを利用した。一つのセルに式を入れればあとはマウスを使ってコピーできる。しかし総合点の平均を出した時にそのセルの表示がおかしくなってしまった。これは数値に対してセルの幅が足りてないがために起きた現象らしい。これを解決するためにFと書いてあるところまでマウスポインタを持っていきその欄の右端をダブルクリックするとF列の幅が自動調整され正確な数値が出るようになった。

最後に順位を入力する段階なのだが、今までやってきた相対参照ではセルが下に行くにつれてずれていってしまい、正確な値が算出できない。そのため、セル番地に$をつけることで絶対参照とすることで解決した。

 

今回からエクセルを使った授業だ。私のアルバイト先でエクセルを使用していることと今学期にICTの授業でエクセルを習っていることもあり、授業内容のほとんどはすでに知っており授業は非常に簡単だった。しかし初めて知る知識もいくつかあった。例えば列幅の自動調整の方法であったり、絶対参照の$マークをF4ボタンで簡単に付けられるということだ。私のバイトは今年の8月から始めたのだが、社員の人は私のようなバイトがするような雑務を嫌がり自分の仕事に集中する人であったため、細かい操作方法を自分で探り探り覚えなければならなかったので新しい知識というのは非常に刺激になった。今日習ったようなIF関数はエクセルで作った表の整理などに役立つ。今後も役に立つような知識を学んでいきたい。

人が集まる都会に、人がさらに集まり、行列のできるラーメン屋が並んででも食べたくなり、行列をさらに長くするという光景はよく目にすることができる。コンビニエンスストアでは外から見えるところに雑誌を配置して立ち読み客を利用してお客が入っていることを通行人にPRしているのだ。このように小売業やサービス業では人が集まりやすい店を作らなければならない。

アメリカの心理学者ミルグラムの実験では協力者数人が一定の場所で立ち止まり上方を見上げていると、そばを通った通行人の六割が立ち止まって同じ方向を見上げ、5人以上の人だかりができた場合には8割が立ち止まって同じ方向を見上げたという結果が出ている。つまり人間には集団と同じ行動をとる習性があるため、集団を説得する場合にはあらかじめ同調してくれるサクラを作っておくと説得しやすいことが心理学で証明されているのだ。

都会は人間の五感に加え、人込みがもたらす第六感コミュニケーションともいえる活気を内包する。そして店舗は魅力的な店づくりをし人を集める。

また人込みには2つの効果がある。1つは大勢の人と同じだという安心感である「同調行動効果」、もう一方はコンサートやスポーツ観戦などで客席ガラガラだと盛り上がりに欠けるが満員だと演奏者や選手もエキサイトし、熱気に満ちたコンサートやゲームになるという「活性化効果」である。

これらの「人込み効果」を念頭にお客に来店してもらう方法を考えることが先決なのである。

 

行列というのは非常に魅力的である。ちょっと小汚いラーメン屋に行列ができているだけで、この店は名店なんじゃないかと思ってしまう。行列に並んで店にやっとの思いで入れた後に多少クセの強いラーメンが出てきてもこれがツウのラーメンなんだと勝手に思い込んでしまうことも多々ある。それだけ行列、人込みの影響は強大なんだろう。さらには周りの人が好印象の中、自分だけ嫌いとは言い出しにくいし、もしかしたら自分が間違っているのかと錯覚してしまうこともある。逆に言えば集団というのは安心するのだ。とりあえず大勢についていけばみんなで失敗してもいいだろうみたいな気持ちになってしまう。だから店側はとりあえずどんな方法でも人をサクラとして利用できる店づくりをする必要がある。

21世紀は企業が保有する資本や資産より、企業のブランド力が競争の勝ち負けを決定する時代になる。これは企業を守り、支えてくれるのはお客であり、そのお客が企業に対して信頼の尺度取するのがブランドだからである。

そもそもブランドという言葉は「Burned(焼き印を押す)」から来ており、米国のマーケティング協会は「ある売り手のものやサービスを、別の売り手と識別するための名前、用語、シンボル、その他の特徴」と定義している。

ブランドとは「ブランド認知機能」と「ブランドイメージ昨日」が一つになって消費者の頭の中にブランド知識として入り込んだものである。

これまでのマーケティングは他と差別化されていたり、価格が安ければお客は飛び付いてくると考えられてきた。しかし消費者の将来に対する不安感の増大や時間の貧乏化の進行で従来の販促手段の効果が薄れてきているため、21世紀のマーケティング戦略ではブランド構築によって消費者の共感や信頼感を獲得しようということが注目されはじめている。

ブランドには企業の「社会に貢献する」という企業理念の存在とその忠実な実行によってもたらされる信用価値、その店を利用したり商品を使った際の印象である使用価値、商品やサービスを受けることでお客の喜びや安心に繋がるかというイメージ価値の3つの要素が必要である。

2001年度のブランド力No.1であるコカ・コーラは例え全ての有形資産を失ったとしても689億ドルの無形資産が残るとされ、このブランド力があるから多くの消費者は値段が高くてもコカ・コーラを選ぶのだ。

 

世の中には様々な商品があって、必ずと言っていいほどどれにもブランドというものは存在する。ブランドというのはつい品質の保証として扱われがちだが、私は商品そのものが発するものではなく、消費者の捉え方なのではないかと思う。例えば私がやっていた野球では道具と言えばミズノが一強だった。グローブと言えばやっぱミズノでしょと言ったような感じである。これはまさしくブランド力No.1と言えるが、10人に一人、もしかしたらもっと少ない割合で見たことのないメーカーだけを好んで使う人がいた。しかし一般の人から見れば小さい町工場で作られたのかなというような印象でも、その人はミズノと同じくらいの値段でもっとよい品質であると思って使うのだ。しかもそう言った人たちはメジャーなメーカーに隠れてはいるがある程度一定数は存在し、その市場を確かに支えているのだ。つまりブランドとは商品からの要素というわけではなく消費者の受け取り方で変わるものだと思う。