17(ジュウナナ)のブログ
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 最初次のページへ >>

東急リバブル新CM

  

東急リバブル新キャンペーンの新CMがオンエア開始。

 

このCMでナレーターを依頼したのは、

山根基世さんです。

 

山根さんは、NHK初の女性アナウンス室長をつとめ、

ユーミンと山崎まさよしが紅白初出場をした年の

総合司会をされ、2007年に定年退職。

    

NHKのご出身だけあって、通常は、

民間CMの依頼を受けていらっしゃらないのですが、

祈るように数回のオファーをした後、

いろんなご縁がつながり、

ついに承諾をして頂けた時にはトイレの中で泣きました。

出演者のキャスティングが決まって、

あんなに感情が昂ったのは、初めてだったかもしれません。 

 

 

人間のおろかさ、素晴らしさ、

世の中の光と陰、

人類史のすべてを見てきたような

説得力のある声のおかげで、

映像に重石が加わりました。

    

企画に命を吹き込んでくれた制作陣、俳優陣、山根さんに感謝。

 

CM視聴はこちらから。

©️山根基世オフィシャルページ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

  

 

 

 

 

秩父宮ラグビー場 消滅の危機

     

日本ラグビーの聖地である

『秩父宮ラグビー場』が今、

消滅の危機に瀕しています。 

   

その名から「埼玉県の秩父にある」と

勘違いしている人も多いのですが、

東京メトロ銀座線の外苑前駅すぐの

「都心のど真ん中」にあります。  

 

その成り立ちを振り返ってみると、

(鹿島建設HP、京大ラグビー100周年誌デジタルコンテンツ、J SPORTS番組「ラグビー 一人語り」から引用) 

 

戦前、関東の主なラグビーの試合が行われていた神宮競技場は、

戦後、進駐軍に接収されて、

日本国民が自由に使うことはできなくなりました。 

 

1947年初め、戦後1年ちょっとしか経っていない、

まだ焼け野原の東京で、ラグビー協会の有志が集まり、

「若い後輩たちにラグビーをさせてあげたい」

「平和の象徴として、ラグビー専用競技場をつくろう」

と誓い合いました。  

 

その中に当時は稀有な、

自動車を自由に使える新聞記者がいて、

彼らが中心となり探し回って見つけた

都内10数カ所の候補地の1つが、

進駐軍の駐車場となっていた女子学習院の跡地でした。

 

しかし、ラグビー協会にはお金がありませんでした。

工事代金150万円(現在の1億円ほど)の

手付金30万円を払うことができません。 

 

当時、人々は食うや食わずで生活に困窮しており、

預金封鎖もされて、現金調達が難しかった。

そんな中、慶應、早稲田、明治、東大、立教の5大学OBたちが、

個人の貴金属、時計、カメラ、自宅の絨毯など、

金目のものを売りさばいてお金をつくり、

関東協会の理事長だった香山蕃が

自分の戦災保険金のすべて(5万円)を出し、

尊い結晶である浄財30万円が

手付金として鹿島組(現・鹿島建設)に払われました。 

 

8月頃から始まった工事には、

学生ラガーマンも勤労奉仕をして、

急ピッチで建設が進められました。

 

同年9月にラグビー協会総裁になられた秩父宮殿下が、

10月上旬の雨が降る中、

ご病身で静養されていた御殿場から工事現場を訪れて、

鹿島組の関係者に

「ラグビー協会は貧乏だから、よろしく頼む」と頭を下げられました。 

そして、同年11月、

「東京ラグビー競技場」は完成しました。

 

その後、秩父宮殿下が逝去され、

ラグビー普及へのご厚意に感謝をして、

『秩父宮ラグビー場』に改称されて、今に至ります。 

  

 

1945年終戦の後、

日本で最初に行われた公式のスポーツ試合は、ラグビーでした。

 

8月15日の終戦宣言から、

わずか1ヶ月後の9月23日、

食うや食わずで困窮していた時代に、

ユニフォームの生地、スパイクの革などの素材をかき集めて、つくり、

京大農学部のグラウンドで開催されました。

 

「何の告知もしていないのに3千人の観客が集まり、

 自由と平和が来たという人々の喜びが雪解けの水のように奔流した」

と当時の新聞記者が書き残しています。

 

また、8月に原爆が落ちた広島で、

その年の12月に最初に行われたスポーツ試合もラグビーでした。 

    

 平和と自由とラグビー。

  

このような物語を持つラグビーの聖地が取り壊され、

4年後、全天候対応の人工芝のドーム型施設に

建て替えられる予定です。  

 

近くにある新国立競技場の毎年の赤字、

リーグワンの観客数の減少、

人工芝の技術進化など、

複合的で合理的な理由での決定なのでしょう。

  

世界ラグビー憲章には、

ラグビーが持つ人間形成に役立つ5つのコアバリューとして

「品位・情熱・結束・規律・尊重」が示されています。 

   

元気と自信をなくしている今の日本には、

ラグビーをする人が、

ラグビーを応援する人が、

そして、良いラグビー場が必要です。    

 

30年ぶりに聖地に立った日は、神々しい光が射していました。

こんな日のハイパントのボールは、光に入って束の間、消えます。

ここをつくった先人たちの想いは、新施設の関係者にも受け継がれて、

消えないようにと願っています。

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

CM好感度1位に!

 

急リバブルの新CMが

CM INDEXの業類で好感度1位になりました。

 

これまで、ぐっさんの親子シリーズが高い好感度を得ており、

新キャンペーンは、どうしても比較されるので

大きなプレッシャーが掛かっていましたが、

結果を出せて、ひと安心です。

 

企画に命を吹き込んでくれた制作陣に、改めて感謝。  

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

拍手喝采

    

仕事の関係者から

『東京バレエ団特別公演 上野水香オン・ステージ』に

ご招待して頂きました。 

 

上野水香さんの肉体、所作の優美さ、

バレエの華やかさ、氣迫もさることながら、

一番驚いたのは、観客の拍手の大きさ、その長さでした。 

 

私がこれまでに体感した中で

最も拍手が大きかったのは、

1996年に以前の国立競技場で開催された

三大テノール公演でした。

ドミンゴが歌うのを嫌がっていたパバロッティを説得し、

美空ひばりの「川の流れのように」を歌い出すと、

6万人の観客が地鳴りのような歓声をあげ、

途中から観客も歌い出し、涙し、

歌が終わると拍手が沸き起こりました。

それは、激しいスコールのような、すざましい音でした。

  

拍手は、無償で与えることができる報酬です。

受け取った方はものすごく嬉しいものです。

しかし、日本人はなぜか、あまり拍手をしません。

私は、拍手をする時は、大きな音が出るように、

心を込めて手を打つように心がけています。

 

上野水香さんを観に来た2300人は、

6万人の観客がいた三大テノールを思い出す大きさで、

しかも、とても長く拍手をしていました。

カーテンコールが10数回あり、一度も拍手が止まず、

私も負けじと拍手をしたので、

終演後は汗だくで、手が腫れていました。

 

バレエを習っていると推察される

背筋がシャンと伸びた子供たちが観客に多くいたのも驚きでした。

あの子供たちは拍手をする習慣を身につけるでしょう。 

上野水香さん、東京バレエ団のファンは、

多くの報酬を与えている素晴らしいファンでした。

写真:Shoko Matsuhashi 公演HPより

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

   

 

  

 

東急リバブル 新CM

 

少し前になりますが、

ぐっさん親子シリーズとは別ラインの

新CMがオンエア開始になりました。

 

猛暑の中、黙々と

企画に命を吹き込んでくれた優秀な制作陣に感謝。 

 

「ぐっさんのシリーズは終わったの?」と訊かれますが、

終わっていません。

今年も新CMがオンエアされました。 

 

CM視聴は、こちらから

 

  

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

元日の朝7時からラジオ番組に出演

   

明けまして、おめでとうございます。

今年は

「終わりが終わり、始まりが始まる年」

になる予感がしています。

  

皆様にとって、悪いことが終わり、

良いことが始まる1年になりますように!

  

    

元日の朝7時からラジオ番組「CLUB CEO」に出演しました。

こんな時間に誰も聴いていませんから、

聴き逃し配信サイトをアップします。 

 

便利な時代です。

でも、便利は熱狂を生まなくなります。

 

今日、「昨年のクリスマス放送の回を聴いた」と書かれた

有り難い年賀状を受け取りました。

意外な人からだったので、ちょっと感動しました。

   

年賀状を書くのをやめようと思うのですが、

こういうことがあるので、今年も続けました。  

 

これから、

出場したかった、でも、もう二度と出場できない

全国高校ラグビー花園大会を見て、心を浄化します。

           

   

元日放送の回

 

 

昨年のクリスマス放送の回

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

線虫N-NOSE 新CM

 

世界初、線虫を使った

がんのリスク早期発見サービス

『線虫N-NOSE』の新CMがオンエア開始。

 

人は、いつか必ず死にます。

そして、日本では半数の人が

がんで亡くなっています。 

     

尊敬する義父は、会社の経営者で、

毎年、人間ドッグを受けて、

完璧な健康体であることを確認していました。

  

その年の大晦日、お酒を飲み交わしていた時、

「年に一度は、こういう時間を持ちたいな」と

息子としては、有難い言葉を頂いた2ヶ月後に、

ステージ4の末期がんが見つかり、

翌年、他界しました。 

  

人間ドックでは、がんの早期発見は困難です。

これまでの早期発見は、偶然の産物でした。     

  

今は、世界初の、このサービスがあります。 

自宅からおしっこを送るだけです。 

 

毎年、大晦日になると、

義父の存在と言葉の有り難さを噛み締めています。

 

生きている内に、感謝や愛を伝えないと、

大切な人は、突然、いなくなってしまいます。 

 

  

企画に命を吹き込んでくれた制作陣と声優・俳優陣に感謝。

   

CM視聴は、こちらから

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

線虫N-NOSE for すい臓 新CM

   

『線虫N-NOSE for すい臓』の新CMがオンエア開始。 

早期発見が困難だった「すい臓がん」に特化した

世界初のサービスです。 

 

数年前の大晦日、

尊敬する義父と

お互いの1年間を慰労しながら、

美味しいお酒を酌み交わしていました。

その年の人間ドッグで「異常なし」だった父に、

2ヶ月後、すい臓がんがステージ4で見つかり、

1年後に亡くなりました。

 

すい臓は「沈黙の臓器」。

見つかった時には手遅れであることが多いのです。

義父が生きている時に、

このサービスがあったなら…。

 

今は、あります。

 

年末年始でお酒を呑む機会が増えると思います。

早期発見のために、半年に1回の検査をお勧めしています。

自宅からおしっこを送るだけです。 

 

 

企画に命を吹き込んでくれた制作陣、俳優陣に感謝。     

 

新CMの視聴はこちらから

 

 

   

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

東急リバブルの新CMが好感度1位に!

 

東急リバブルの新CM(ぐっさん親子シリーズ)が業類で

好感度1位になりました。 

 

続けることで存在感を放つ。

新しいことに変えたい誘惑に負けず、

ブランディングの基本を守り続けている

スポンサーに感謝を申し上げます。

  

世の中には、知るとちょっと面白いことが

無限にありますね。

タツノイトコ、タツノハトコは、

この仕事が無ければ、

一生、その存在を知らなかったでしょう。

「それを知ったから何だ?」と言う人には、

「人生は、無駄に見えることで、できている」と

答えたいと思います。

      

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

IHIのCMが30年ぶりに好感度1位に!

 

10歳の少年が、40歳の中年になる。

30年とは、 そのような長さです。

 

IHIのCMが、1992年以来、

30年ぶりに業類の中で、

好感度1位になりました。

  

有名タレントのいないCMで、

有名タレント3名を起用したサントリーに

勝ったことが、

CMプランナーとしては、さらにうれしく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 最初次のページへ >>