2018年の年が明けた。今年が日本にとってますますの弥栄の年となることを祈念するとともに、世界情勢が穏やかに進んでいくことをお祈りします。

 

 さて、タイトルにある「敵は本能寺にあり」。織田信長を討つと決めた信長の家臣、明智光秀の言葉とされている。実際に明智光秀が信長を殺したのかどうかという歴史ミステリーは今回の主題ではなく、この言葉の象徴する意味を考えていきたい。

 

 「敵は本能寺にあり」とは、敵が外部ではなく実は意外にも内部、すなわち味方の中にこそいるということを象徴した言葉である。

 

 この言葉は、現代の日本にもそのまま当てはまる言葉であると、筆者は分析している。

 

 シナ共産党政府、韓国(南朝鮮)、北朝鮮、ロシアなどという、あからさまな敵対国家以外にも、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツなど、表面的には友好関係にある国々も含めて潜在的に日本には油断のならない、あるいは利益を脅かす存在で国際社会は満ちている。各国ともに自国の利益を第一に優先する以上、日本が彼らの利益にとって不都合であるならば、容赦無く切り捨てるか、攻撃をすることは厳格な事実である。

 

 英国の首相、パーマストンの言った、「英国の永遠のともも英国の永遠の敵もいない あるのは英国の国益のみである」という言葉は、そうした厳しい国際情勢の真実を物語ったものである。

 

 シナ共産党はシナ共産党として自らの利益を追求し、韓国(南朝鮮)は韓国として、自らの利益を追求している。彼らが反日的な政策を推し進めるのは、単純にそれが彼らにとって有益だからである。友好的にすることが有益であるならば彼らはそうするであろうことも疑いのない事実である。

 

 ひるがえって日本を見ると、国内には様々な勢力が存在する。日本共産党もいれば、立憲民主党もいるし、改憲に強い嫌悪感を示す公明党もいる。

 こうした勢力は、日本が外国に侮られること、あるいは利益を侵害されることをあまり気にしない。それよりも、自分たちの理想、あるいは個人的な利益を追求することを優先するので、場合によってはシナ共産党政府や韓国(南朝鮮)政府を利することをすることも厭わない。

 

 外国は今後も日本にとっては油断のならない存在であり続けることは当然であるが、日本の中にあって日本を外国に売り渡す勢力こそが、日本にとっての獅子身中の虫なのである。つまり、本当に恐ろしいのは外国ではなく、日本の中にあって日本に利するように働いている顔しながら外国に内通することを厭わない勢力こそが、本当の意味で、日本にとって危険な存在であると言えるのである。

 

 まさに、「敵は本能寺(日本国内)にあり」である。

 

 外国人と話しているとわかるのは、彼らの目的がはっきりしていることである意味御し易いということである。それよりも手に負えないのは、「平和的な話し合いだけをしましょう」などと現実に全く適用できない理想論を拡散して日本の国防を弱め、外国に日本を売り渡すような勢力であることを、今回のブログでは強調したかった。話し合う相手を一切見ずに、「とにかく話し合いましょう」と繰り返し、憲法改正を命がけで阻止する勢力こそが、本当の意味での日本の脅威であることは、常に念頭に置く必要があるであろう。主要なマスメディア、全国各地に散らばる小中高大の教師、そして野党議員、こういう人たちの動向には、常に細心の注意が必要であろう。

 

 2018年が、日本にとって飛躍の年となり、戦後長らく続いてきた閉塞状況を打破するきっかけの年となることを祈りつつ。

 

 今回もお読みいただき、ありがとうございます。

 

 初めての方は、このブログを通して貫く基本概念である主観と客観との違いについての説明をしている以下の記事をご覧ください。

 

 主観と客観

 客観についての補足

 外国人には思い遣りがガチでないという事実

 優しさ(主観的)と思いやり(客観的)

 二種類の「正しさ」

 日本の常識は世界の非常識、日本の非常識は世界の常識

 

 


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