
タイムトラベルは楽し
どもです。
朝晩はだいぶ涼しくなってきましたね。
好きですねぇ、この夏が終わりに近づいていく感じ。
さてさて、ここからは年中灼熱のゾイドマニアック話。
海外版ガリウスの続きです。
このガリウス、手に入れたときから気になることがあったんです。
吊り下げタブ右上に貼られた謎シールです。
TOMY UKと、何かの日付…。
前の持ち主はコレクターでしょうか、日付は入手日とかかな?86年かぁ。
というか、コレクターならシール貼るのはやめてほしい…笑
しかしそんなことより、気になるのはTOMY UKですよ。
何故かといいますと、このガリウス…

箱裏にTOMY CORP、つまりトミーコーポレーションと書いてあるんです。
これはいったいどういうことだってばよ???
80年代当時、TOMYはイギリスとアメリカにそれぞれTOMY UKとTOMY CORPという子会社を持っていました。
ヨーロッパにてTOMY UKが展開していたのが、赤いサラマンダーや黒いサーベルタイガーでお馴染みのシリーズ。

ゾイダー達がUK版ゾイドと呼ぶやつです、そのまんまですね。
UK版ゾイドの箱裏には当然TOMY UKの表記があります。
そしてアメリカのTOMY CORPが展開していたのは、なかよし版から始まるZOIDSシリーズ。

日本国内よりも先に展開を開始した世界で最初のゾイドシリーズです。
箱裏にTOMY CORPと書いてあるのですから、今回のガリウスはこっちのアメリカのゾイドなハズですが…?
単純に前の持ち主の勘違いってこと???
訳がわからずパッケージを隅々まで調べ回していると…発見!!
こ、こんなところにT.UK!!!
これはTOMY UKを略した表記と見て間違いないでしょう。
しかしながら、TOMY CORPなのにTOMY UKとは、どういうこと???
急いで他のTOMY CORP版ゾイドも確認すると…!
うおぉ、無い!無いぞ!!
ガリウスと同時期のゾイドでも、T.UKの表記がある物と無い物が混在していることがわかりました。
なるほど、読めてきましたよ~!!!
UK版ゾイドのカタログの一部です。
お馴染みの赤マンモスや今回問題のガリウスがいますが、注目すべきはグライドラーとグランチュラです。
UK版のグライドラーとグランチュラといえば、赤いカラーリングで頭部に帝国コックピットを備えたUK版オリジナルのコイツらでしょう。
しかし見てください、先ほどのカタログでは日本版やTOMY CORP版と同じ姿をしています。
これつまり「初期のUK版はTOMY CORP版の流用だった」ということだと思います。
先に書いた通り、TOMY CORPのZOIDSは世界で最初のゾイドシリーズです。
日本のメカ生体ゾイドもパッケージは日本語仕様になっていますが、キットとしてはTOMY CORP版の流用と言えます。
そしてUK版も、展開が始まった初期の頃はTOMY CORP版の流用だった訳です。
日本版と違いパッケージもほぼそのまま流用され、製造時の判別か何かのためにT.UKとだけ小さく書き足されたと見られます。
その後TOMY CORP版ZOIDSは短命で終了してしまいますが、UK版は独自のカラーリングを取り入れたシリーズに発展していきました。
今やUK版オリジナルカラーのゾイドは、ゾイダー達がヨダレを垂らす人気アイテムとなっています。
まとめると、今回のガリウスは「箱裏にはTOMY CORPと記されているもののUK版で、UK版が独自展開に入る以前にTOMY CORP版の流用だったころの個体」ということでした。
謎シールが貼られてなかったら気がつかなかったかもしれません。
ありがとう、海外のゾイダー。
海の向こうの同士よ。
…でもやっぱりシール貼るのはやめてほしいな笑
以上、マニアックな話でした。
しかし困りましたね。
今回判明したTOMY CORP版と初期のUK版を見分けるには、箱の底蓋を開けてT.UKの表記の有無を確認せねばなりません。
ネットオークションとかでわざわざこんな所の写真を出してる人いませんからね。
これは困ったぞ…。
ではでは。
ズバッとサマータイム
どもです。
前回のマニアック話の続きをやる予定でしたが、店長としたことが大事なイベントを忘れていました。
という訳で、久しぶりに大まん祭に行ってきました!
今回は初のみそさん&Swordさんとの3人パーティで出撃です。
トリプルゾイダーのジェットストリームアタック。
抜かるなよ野郎ども。
物販にてジャンクゾイドが販売された訳なのですが、驚いたのは我々と同じくゾイドを買い求める参加者がめちゃくちゃ多いこと!!
何時からソフビやアメトイに匹敵する一大ジャンルになった!?
これはまんだらけ側も予想外だったらしく、参加者の案内に四苦八苦されていた様子。
整理券が配られたのですが、我々3人ともそこそこ前半の番号を引くことができたのは幸いでした。
肝心の品揃えは前述の通り組立済みジャンクではありますが、かなり良いゾイドが揃っていたと思います。
店長は旧ゴルドスをゲットしてきました!!
ゴルドスはいいぞ。
後になってアレも買っとけばよかったかな…なんて思うのは何時ものこと。
まあ店長は未組ゾイドが専門なので、ジャンクはこのくらいで勘弁してやろう笑
それでもゾイド仲間と共にイベント参加して、大物もゲット出来て、なんだか久しぶりに良い夏を楽しんだ気がします。
さて、自宅に帰還したことですし、ゴルドスの状態チェックをしますかね。
ではでは。
一緒に浮かれて踊ったぜ
どもです。
ゾイドワイルド列伝の最終アイテム、ゼノレックスストーム発売!
あと例のデュエマコラボのやつ!
今ゾイド界隈は最新の竜で沸いています、盛り上がってますね。
1982年発売 海外版ガリウス
最新の竜には最古の竜で対抗するのがこの店長ブログ。
それが使命、それが定め。
ゾイドにおける最古の竜といえばガリウス、という訳で海外版のガリウスです。
翼のついた若造がなんぼのものかと。
ちなみにこの時期の海外版ゾイドには機体名がついていません。
以下「ガリウス」で通しますのでよろ!
本ブログには史上最初のゾイドとして、TOMYの旧ロゴであるなかよしマークのついた「なかよし版」を度々取り上げています。
今回のガリウスは、なかよしマークが新しいTOMYロゴに変更された1982年以降に製造販売されたバージョンとなります。
日本国内ではメカボニカが登場して、いよいよ翌年からはメカ生体ゾイドがスタート!…ってな頃ですね。
パッケージ裏ではグランチュラとアクアドンが追加されています。
先に書いた通り、日本国内ではまだメカボニカの時期なので、どうやらこの二機は海外のほうが先行して登場してた様子。
メカ生体ゾイドが「ガリウス・グライドラー・エレファンタス・グランチュラ・アクアドン」の5機スタートだったのは付属カタログの研究により既に明らかとなっています。
この後の「ゴルゴドス・ハイドッカー・ペガサロス」そして「ビガザウロ」の登場で日本が追い付く感じかな。
ちなみに今回のガリウスはシンガポールで製造された物です。
TOMYロゴ変更直後の個体であれば当然日本製なのでしょう。
明確な時期はわかりませんが、どうやら今回のガリウスはロゴ変更からしばらくたった比較的後期の品みたいですね。
さて、上手い具合にシンガポール製のガリウスだった訳なので、ここからはそれを活かしてマニアック路線。
お馴染み金型比較と洒落混みましょう。
まずは基本、製造国の刻印があるパーツから。
ガリウスの場合は右腕パーツの裏側に刻印されています。
さあどうでしょう。
写真右端の方、手首パーツが取り付けられる部分に何やら違いがありますね。
手首パーツの取り付け強度を調整した出っ張りだと思われますが、シンガポール製にはキレイさっぱりありません。
手首パーツを付けると見えなくなってしまう部分ではありますが、明確な違いですね。
写真左側、ガリウスの肩にあたる部分にある歯車の様なディテールも、日本製の方が密度がある感じがします。
次は足首パーツを裏から見ます。
写真はシンガポール製の方なのですが…
矢印の部分、心配なくらい肉厚が薄いんですがなんでだろう???
日本版と並べると一目瞭然。
よく見ると右足首を表すRの刻印も形状が違いますね。
更に日本版には下駄の先端付近に小さな突起があります、おそらく滑り止めでしょう。
シンガポールの方は無くて大丈夫なのかな?
その他のパーツも比較しましたが、ガリウスも日本製とシンガポール製で金型は別物ですね。
そしてやはり全体的に日本製の方が出来は良い様です。
足首裏なんかは手に取ればパッと確認出来ますし、特徴を覚えておくと良いでしょう。
そんな訳で海外版ガリウスでした。
金型の研究がまた一歩進みましたね。
しかしまだ終わりません。
今回のガリウスで更に新たな発見がありました。
次回、初期海外版ゾイドの謎!それを紐解くヒントをくれたのは名も姿も知らぬ海外ゾイダーニキだった…!?
ではでは。




















