続きです。
祓いの神、神話の舞台、那珂川。
岩戸の地名、地形、肥前筑前街道の「生きた門」があった。
今回は
☆4 天の岩戸
☆5 岩戸を結ぶライン
天の岩戸
天岩戸があり、大和の神へと繋ぐ伝承がある。
福岡県那珂川市南面里(なめり)の「山神社」。
戸板地区(旧 岩戸村戸板)
地区名は昔の村などの区分。
社の裏の岩戸にある摩崖仏
岩戸がある山神社
周辺、駐車できないです
ご祭神は大山祇命。
☆岩戸の伝承
奈良にある神社の”岩戸”と対になっている。
天照大神が籠った天岩戸の片方の戸がこちらに落ち、もう片方の戸が奈良に飛んだ。
*筑前風土記に「大和國宮戸村片戸明神」とある。
宮戸村は現在の御所市だが、片戸明神は分からなかった。
伝承は大和と那珂川の神は同じだと示唆している。
岩戸の神は、天照。
天照は、饒速日命と、その后の御炊屋姫。
この地の住吉神社に祀られる「住吉神と神功皇后」。
筑紫に来る前は、大和にいた。
神の由緒を示している。
岩戸を結ぶライン
岩戸の神は天照。
彼は岩戸に隠れた神。
下の図1の☆9が山神社の「天岩戸」。
(図1 地図はGooglemap)
青い三角の線は、筑紫三山だが、☆7は若杉山の麓の太祖宮。
その社から、脊振山まで繋がる。
☆7 太祖宮
☆4 現人神社
☆8 地形の岩戸(前回)
☆9 天岩戸
☆10 脊振山
そのすべてに彼らが関わる。
☆7 太祖宮(たいそぐう)
イザナギ命、天照皇大神、志賀大神、住吉大神、八幡大神
聖母大神、宝満大神
☆4 現人神社(あらひとじんじゃ)
住吉三神、神功皇后
☆9 大山祇命=天照=饒速日命。
☆10 脊振山=久士布流多気
市杵島姫命(弁財天)=御炊屋姫=神功皇后=乙姫
毘沙門天=高良神=饒速日命=乙護法善神
*脊振の伝承は、八大龍王=綿津見神(志賀海神社)=高良神と神功皇后に繋がる。
山幸彦は綿津見神であり、志賀海神社の神。
浦島太郎に酷似の伝承は、同神の由緒を示唆するものであった。
(彼は住吉出身であった=住吉神を示唆する)
彼らは同神なのだ。
(図2 那珂川)
図2の7が地形の岩戸。
その斜めの緑線が図1の緑線。
こんな風にラインが通っていることになる。
では、これらは何を意味しているのか。
次回、終章
( つづく )
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古代や神のこと、少しずつつぶやきます。
小分けなので分かりやすいかもです
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