続きです。

 

福岡県糟谷(かすや)郡篠栗(ささぐり)町にある、太祖宮。

 

 


                                    

 
 

                                                                       

祭神は、伊弉諾尊(イザナギノミコト)


左殿 天照皇大神 志賀大神 住吉大神
右殿 八幡大神 聖母大神 宝満大神

 

住吉神、志賀神は、高良玉垂宮神秘書より、高良神と同神。

彼は物部の祖神、饒速日命。
男神・天照大神である。
高良神は、神功皇后と夫婦。
彼女は聖母大神、宝満大神と同神。

 

神功皇后の御子、八幡大神は気比神宮でツヌガアラシトと名を交換。
同神を示唆している。

ツヌガアラシトは、高良神に繋がる。

 

さらに「ヒメコソ神」から饒速日命と御炊屋姫へ。

 

この社に祀られているのは、二柱なのだ。

 

 

< 対の社 >

先日、参拝した「飯盛神社」のご祭神は、イザナミ命。


この太祖宮と対になる社であった。


側の公園には良く来ていて、いつかは偶然、神楽を見た。
案内板には4月14日が春季例大祭とあるので、この日のよう。

 

 

元々は太祖宮は、若杉山の頂上にある上宮のことだった。
後に山の麓に、こちらの下宮ができた。
                                                     
上宮は「篠栗新四国八十八ヶ所巡り」の札所の側にある。    

 

 
「太祖」には、「初めの」という意味がある。
始まりの神。
 
イザナギ神が祀られているなら、当たり前では無いか。
実はそうではなかったのだ。
 
彼らは神話のすべての神。
だから「始まり神」なのだ。
 
 

ココログ2016年10月31日 の記事。

 

( つづく )