続きです。
☆1 高良神の猫城
☆2 戸板の天岩戸
☆3 高良神は住吉、饒速日命、天照。
☆4 神話の郷
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☆1 高良神の猫城
「那珂川の一の瀬には高良神が若い頃にいた猫城あり」
筑前風土記に書かれてある。
市ノ瀬と言えば日吉神社がある中の島公園の場所辺り。
山友さんから、那珂川の共栄橋の近くの「猫嶺城」の存在を聞いた。
正面のお山。
山頂に登ると少し平らな場所があり、雰囲気が少し高良の山の上に似ている気がした。
川がすぐ側を流れていて、守りの城のような感じ。
1 猫嶺城
3 天岩戸の山神社
4 市ノ瀬の日吉神社
猫嶺城は、伝承にある「市ノ瀬」とは地区名が違う。
市の瀬には日吉大社の元宮、日吉神社がある。
もしかすると、「猫城が市ノ瀬にある」とは、日吉神社と高良の神の関係を示唆しているのかもしれない。
「儺の國の星」に、
「下代久事橋の上手に十入道(とうにゅうどう)の字名があり、標高九九・三米の輪郭をたどると市ノ瀬、成竹、不入道の部落が水底に水没し、猫城で支える巨大な湖が存在していたことが分かる。これを”なかのかふち”と呼んでいたらしい。」
という記述がある。
猫城岳が重要な拠点であったことが推測される。
この辺りの那珂川を堰き止めて初めて、湖になるからだ。
(標高が分かるwebより)
左図はその辺りの地図
右図は拡大となる。
左図の★マークが猫嶺城。
標高101.8mとあるので、99.3mは深すぎかもしれない。
左図の成竹の「端」が78.2mなので、それぐらいと思われる。
久留米の高良大社の高良神の若い時の居城であったという猫城。
もともと「根子城」であったのだろう。
「根」は大根地山と同じ「貴人、神」の意味がある。
彼は猿田彦神でもある。
☆日吉神社の乾田が「サルタ」と呼ばれたこと。
☆この地に高良神の伝承がある猫嶺城。
☆「儺の國の星」の記述。
☆彼、高良神は饒速日の命であり、水利工事を得意としていたこと。
以上のことから、那珂川の堰の監視、及び調整の為にここに城を築いたのででは?と推測している。
何の為に?
彼が猿田彦神、その人ならば、水を堰き止め、そこで乾田をしていたと推測される。
☆2 戸板の天岩戸
この近くの戸板の山神社に天岩戸がある。
彼と天照を繋ぐものだ。
拝殿の裏に天岩戸。
天岩戸の磨崖仏。
岩戸の片方は奈良の片戸神社に飛んでいったという伝承あり。
(片戸神社は未確認)
那珂川と奈良の神は同神だと示唆しているのだ。
☆3 高良神は住吉、饒速日命、天照。
高良神は物部の祖神、饒速日命。
彼は住吉神と同神。
また天照国照彦天火明饒速日命の名から、天照大神。
(后の御炊屋姫は、女神・天照)
彼は筑紫から大和へ。
更に后、御炊屋姫(市杵島姫命)と共にこちらへ戻っていた。
大己貴神と宗像神。
高良神と神功皇后。
住吉神と瀬織津姫と神功皇后。
これらの神の伝承は同じ話であり、同神なのである。
☆4 神話の郷
福岡の那珂川市には、住吉の元宮の現人神社があった。
さらに、前回の記事より、日吉(猿田彦神)の元宮もあった。
彼ら二柱が神話の全ての神であるので、那珂川には神話の地名、地形がある。
*イザナギの禊の地名(筑紫日向橘小戸阿波岐原)
*天孫降臨の真の道
*筑紫島の四つの面 ほか
*猿田彦発祥の地(日吉大社の元宮)
*住吉の元宮
*高良の神の城
*天照、住吉の神が生まれた禊の地の名
・・・那珂川にはすべてが揃っていた。
<地名が合えば、神話の地>
ならば、ここはその条件のままだ。
ここは、高良の神の生誕の地なのだ。
天照神(住吉)でもある、饒速日命の。
住吉神は全ての神。
神話のイザナギの祓いで生まれた神。
そのすべてがここにはあるのだから。
*記事内の考察や写真、イラストなどの無断使用はご遠慮ください。
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今更ながら始めました。
古代や神のこと、少しずつつぶやきます。
小分けなので分かりやすいかもです
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