商社勤務の30代後半、独身の女性でした。
このクライアントさんはすごく真面目な性格で、
コツコツと仕事をしてきたことが評価され、
ぼくに相談しにくる半年ほど前に
チームのまとめ役に抜擢されたんだそうです。
ただ、彼女はすごく内向的な性格だったんですよ。
だから、メンバーとのコミュニケーションに苦労し、
責任の重圧もあってすごくストレスを感じていました。
このクライアントさんは、
すごく印象に残っているんですよね。
なぜかというと、
この女性は途中で泣かれましてね・・・。
セッションの途中で突然、
お会いした直後の会話で「お仕事帰りですか?」
って会話のきっかけに聞いた一言を持ち出して、
「仕事帰りに、そんなこと言われたくなかった!」
って言われましてね・・・。
ぼくも正直、ビックリしてしまって、
かける言葉も見つからず、あたふたしてしまいました。
だから、
「あ~、次回のセッションはキャンセルだろうな・・・。」
と思っていたんですが、これまたビックリ
なんと、キャンセルの連絡はなく、
2週間後に普通に来られたんですよ。
ぼくは、セッション前に、
「前回は、余計なことを聞いてしまったようですみませんでした。」
と、まずはおわびをしました。
そうしたらその女性は、
「いえいえ!そんな嫌な気持ちになってないです。」
って言われたんですね。
ぼくは思わず、
「えっ??」
っと声に出して言ってしまいました。
すると、クライアントさんはこう言ったんです。
「実は、カウンセリングを受けていたときに、
石黒さんからかけられた言葉にホッとした気分になって、
うれしくて涙が出てきたんですけど、
泣いたことに私がパニックになってしまって、
自分でもよくわからないことを言ってました。」
(ええ~~~~!!)
ぼくは思わず、心の中で叫んでました。
「本当は、カウンセリングの後、家に帰っても気分がよくて、
仕事でも少し考え方が変わってストレスが減った気がします。」
いや!めっちゃ効果があったんじゃん!
ということで、
仕事の責任感で強いストレスを感じていた女性、
物事の見方をちょっと変えることで、
自分を肯定できるようになり、
最終的には、
ストレスを感じる機会が減っていきました。
いやはや、人前で泣くのってたしかに、
泣いた本人が一番パニックになるのかも。
でも、カウンセリングってたしかに、
自分では見えていなかった本音に気づくことがあるんですよ。
だから、カウンセラーと話す価値がある。
とも言えるんですけどね。
ちなみに、この女性が受けたセッションのエッセンスが
たっぷり入ったメール講座があるんですが、
興味はありますか?
よろしければどうぞご利用くださいね。
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