知的障害の弟に対する夫の発言
私には3つ下の弟がいて、中度の知的障害と自閉症があります。私が大学生、弟が高校3年生の時に母が亡くなり(父はすでに他界している)親戚の手は借りられなかったので1年間は実家でホームヘルパーさんを駆使しながら生活していました。私の就職と同時に、弟はグループホームに入居。現在弟は36歳です。その弟のいるホームからの連絡は、夫の元にいくことになっていて「携帯が壊れた」という連絡が昨日来たそう。今朝の夫の言葉は「去年そろそろ替え時だろって確認したのに大丈夫って言ってたんだよ!壊れてからじゃ困るってなんで経験してるのにわからないんだ」って。私「それがわかったら障害って言わないから」夫「わかってるけど、前にも同じことやって、ちょっと考えたらわかるじゃん」私「そのちょっと考えることができないから障害なんだよ。自分が困ってる、困ることがわかって、人に言って助けてもらえるとか、じゃぁどうしたらいいかって考えられたら障害とは言わないよ。(『前にもこういうことがあって自分が困ったこと、機種を変えるのに大変手間がかかること、壊れてからすぐに対応できるかわからないことを伝えて、だから今のうちに替えておこう』って提案したら、弟の場合は納得するということも話した。)夫「こういう話になるともーこは熱くなるからなぁ…」私「別に熱くなってるんじゃなくて、普通のことを言ってるんだけど…」表面的にはわかってるようで、やっぱり核心のところまでは伝わらないなぁ…なんて思った一コマでした。