いよいよ長女の小学校生活も残り2ヶ月ちょっととなりました。
日数で言うと今日を含めてあと70日。
年間行事予定を見ながら数えたら
今日と卒業式を含め、小学校に行くのはあとたった48回です。
去年の今頃は学校に行ってなかったって思うと、本当に感慨深い。

自分が小学生の頃を思うと、
担任の先生が夏休み明けたくらいから
卒業までの日数を黒板に書いてくれていました。
予期の薄い子供にとっても、デイリーメトリクスはわかりやすくて効果的と思う。

卒業までに、自分が何を達成したいかみたいなことをいつも先生は聞いてきました。
勉強なんて答える子は1人もいなかった。
野球でこうなりたいとか、
友達と思いっきり遊ぶとか
100メートル何秒で走れるようになるとか
この漫画読み切るとか
先生の身長を抜く!とか…

道徳や学活の時間が増えて
その時間は視聴覚室(机がなかった)を開放してみんなでトランプで大富豪したり
(それも強要はされない…ただおしゃべりしてる子もいた)
テーマを決めてディベートしたり。
先生はそういう時間を作ってくれました。
今振り返ると当時の教育では本当に珍しかったと思う。

卒業式の日は、生徒一人一人に先生から色紙のプレゼントがありました。
何ヶ月もかけて先生が一人一人に心を込めてメッセージを書いてくれる。
メッセージの横には、先生直筆の花の水彩画。
その色紙は、なんの花の絵が書いてあるのかも、メッセージの分量も、お互いに見せ合ったりせず、先生と2人だけの秘密です。
大人になった今でも、それを見たことがあるのは自分の家族だけ。
引越しをしても、汚れちゃっても、今も額に入れてしまってあります。
これは生涯の宝だなぁと思う。
私は本当に先生に恵まれていたなぁと実感します。

当時の自分と並べて見たら、長女は卒業の実感なんて持っていない様子。
だから今日、「卒業まであと何ヶ月でしょう?」
って問いかけてみました。
「知らない」って言う長女。
今日と卒業式を入れてあと70日。
そのうち学校に行くのはたった48日だよって言ったら驚いていました。
まぁ、残りの時間をどう過ごすのかは長女次第。
思いっきり楽しみなって送り出しました。