昨夜お風呂に入るとき、下着がない…と次女。

既に私は入浴していて、浴室から

部屋の引き出しにしまってあるよ?と言うと

見に行くが「ない」と。

 

次女はいつも洗濯を終えたものから次の着替えを用意します。

服も同じようにほぼ2枚をローテーションする。

オシャレが好きで服はたくさんもっているし

実際の着心地を大切にするので、必ず服は試着をして買います。

それなのにほぼ毎日2枚をローテーション。

なんでなんだろうと思いつつも…

 

前日の夜、片頭痛で夕方から夜中まで寝てしまって

翌朝洗濯を終えてから着替えをしたので、

昨夜はそのローテーションが崩れてしまったのです。

 

でも私は同じ素材の下着、まだあるのに…っていう思いで

「ひきだしにしまってあるでしょ!?」と

ちょっと強く言ってしまいました。

そして、次女は涙を浮かべる…。

 

あぁ、昨日の下着がどうしてもよかったんだなぁと察して、

他のが嫌なら今着てる下着をお風呂上りもう一度着たら?

自分が嫌じゃなければ…と提案すると

次女はそうすることに決めたようです。

 

次女がお風呂に入って来て、ちょっとお話。

「昨日着替えずに寝ちゃって、

今日の洗濯に間に合わなかったから同じものがなかったね。

どうしてもそれが良かったの?」

次女頷く。

「今、その組み合わせの下着は、2セットしかないみたいだけど

これから先、その2セットだけで足りそう??」

首を横に振る。

「じゃぁ、今日みたいなことがあったときのために

どうしたらよさそう?」

無言。

「同じ組み合わせが、あと1~2セットあったらどう?」

「それがいい」

 

こういう場面になると、普段あんなにおしゃべりなのに

途端に口を紡ぐようになる。

 

「さっきお母さんは、他にも同じ素材の下着がまだたくさんあると思って

引き出しに入ってるよって言ったんだけど、それでは嫌だったんだね」

「うん」

「今、引き出しの中には、色んな下着やお洋服が入ってると思うんだけど

これは着たいと思わないものが半分くらい混ざってるから

こやきちゃんはそこから着たい服を探すのが面倒だと思ってるんじゃないかな?」

ときくと、うん、と頷く。

 

「肌ざわりとか、本当に着たいと思うもの以外は処分して、

引き出しの中にはこやきちゃんが本当に着たい服だけが

入ってたら、そこから選ぶのが面倒じゃなくなると

お母さんは思うんだけどどう思う?」

次女の目が見開いて、「いいの?」って顔しながら(笑)

「そう思う」という。

 

あぁ、そういうことか。

選択肢が多すぎたんだなぁ…

「いつもの安心感」を大事にする次女にとって

これは大事な収納ポイントのようです。

 

 

実はここ半年くらいで、部屋が散らかり始めたな

(服が出たままになってきた)どうしてだろう?

と私は疑問に思っていて、

本人に聞くと「物別にここって決められてるとしまいにくい」

「ぼくは片付けか苦手なんだ」というようになってきてた経緯がありました。

よく本なんかには視覚で分かるように種類別にラベリングするのは

片付けが苦手な人や凹凸ちゃんには有効って書いてあったりしますが

それでもどうしてもできない子もいる。

もちろん我が家もそのスタイルにしてるのですが

これが本人にとって負担なのか?と感じてきていたので

腑に落ちた感じですっきりしました。

 

どんなに私が「この素材だから大丈夫」とか

「本人が決めて買ったものだから」と思って残した服も

本人にとっては今一番着たい服ではない。

だから管理したくないものになっている。

管理したくないものを管理しろなんて言うのは無理な話です(笑)

 

私が念のために取っておきたいものは別に残すことにして

本人が普段着たい衣類は、本人が管理しやすい量にしぼって

可視化してリビングに置いてみようかな?

なんて考えていました。