先日、自分が「マイクロサクセス」を

書いてみようかな?と思ったタイミングで、

子供たちにもそれを一緒にやらない?と

提案してみました。

 

マイクロサクセスは、小さな成功(今日できたこと)を

日々書いていって積み重ねるところに

自分はこれだけのことができたんだと自信を得ることを

目的とするものですが、次女に「できたこと」とか「成功」って

負担になるかな?と勝手に思ったりして

「今日あった良いことを書いていくんだよ」と伝えてみました。

 

「良いことなんてない」って言ったから

「公園で滑り台駆け上がるの何回も挑戦して

できるようになったじゃん?」とか

「相談センターの帰りにアイス食べたの嬉しくなかった?」とか

具体的に並べてみましたが

「それはお母さんが思うぼくの良いことだよね?」と言われ

その後うつむいてはどんより空気を醸し出されてしまいました。

 

あぁ、私が何かこの子に働きかけようとするのは

やっぱり受け取ってもらえないんだな。とその場はやり過ごし

昨日改めて

「こやきちゃんにとっての良いことってどんなこと?」と聞いてみました。

 

「お母さんにとっての良いことは、嬉しい、楽しい、美味しい、ラッキー

みたいな感じ」と言ったら

「良いことは幸せなこと」と返してきました。

 

以前に「幸せをどんな時に感じるか?」

ということも聞いたことがあるのですが、

その時は

「お出かけしたり特別なことがあるのは、楽しいは楽しい。

けど、それより毎日の中で同じ安心感を感じること」と答えてます。

 

例えば、決まった配信者のYouTubeを見たり、

やったことのあるゲームをしたりすることもそうだし、

お母さんが出かけてて留守番してたとしても

必ず帰ってくるとわかってること、というのです。

 

そういうのが日常の安心感らしくて、

そういう時に「今日も幸せだなぁ」と確かに言っています。

彼女にとって、新しいことや、その日限りの限定感は

「特別」であって、それがどんなに楽しいや嬉しいことでも

そこに「幸せ」はくっつかないみたいです。

 

セカンドプレイスや卓球教室、おでかけ行事なども

そこで時間を過ごすことに慣れて初めて楽しめる。

「ここでなら○○していい」とか

仕組みを理解するようになるまで慣れると

落ち着くみたいです。

 

改めて次女に、

「お母さんにとっては、楽しい、嬉しい、美味しいみたいなのが

1つ1つの『良いこと』で、良いことがたくさん集まった時に

『幸せ』を感じる感覚だったよ」と伝えました。

 

お互いの持つ価値観(言葉の定義)が共有できて

良い時間になりました。

 

ちなみに長女は「給食がおいしかった!」とか書き出したそうなので

おそらく私と似たような感覚で「いいこと」を捉えているのでしょう(笑)