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香坂琉月（こうさかるな）です。
天晴れ（あはれ）、天晴れ、
あな面白（おもしろ）、
あな手伸し（たのし）、
あな清明（さやけ）おけ
岩戸から出られた
天照様を見た
二柱の神様のお言葉です。
清らかで明るい、
爽やかな世界になったことを
喜び発せられたお言葉。
戸隠神社7年に1度の
祭典のテーマは清明（さやけ）
さあ
あなたの岩戸を
開ける時が来ました。
《戸隠編》
①清明の年
舞いのご紹介｜太々神楽｜戸隠神社 (togakushi-jinja.jp)
式年大祭の前日
偶然にも特別な神楽の時間ピッタリに
拝殿へ着きました。
中社の神様は
天八意思兼命様。
（あめのやごころおもいかねのみこと）
岩戸開きで宴で
天照様をおびき出す作戦を
考えた知恵の神様です。
7年に一度
御子神である
天表春命様（あめのうわはるのみこと）
が中社の父神に会いに渡られます。
この日はお帰りになる
前日でした。
戸隠神社に伝わる太々神楽は
天の岩戸開きを含めた舞が
全部で10種類（十座）のあります。
ここは本当に懐かしいです。
4年前、私が初めて神様と
繋がる経験をした神社。
おそらく私が前世で
お仕えした神社です。
お寺だったと言われますが
古い時代は神仏を一緒に
お祀りしていました。
神社の右奥には
きれいな滝が流れてます。
（画像はHPよりお借りしております）
＊神楽は撮影禁止なので
舞いのご紹介｜太々神楽｜戸隠神社 (togakushi-jinja.jp)
太鼓の音とともに
神楽が始まりました。
拝殿に上がるのは
出来ませんでしたが(朝から並ぶ)
薄布越しに
神楽を拝することが出来て
あまりのタイミングに感動しました。
「え・・・・」
神楽の中に巫女舞があります。
（・・・・あの舞、知ってる）
とたんにゾワゾワと肌が粟立ち
全身に鳥肌が広がりました。
全部じゃありませんが
昔から伝わった「型」が
残っているのだと思います。
（やっぱり・・・）
ここに居た記憶が
引っ張り出される気がしました。
神楽に集中して
その奥の神様に意識を
合わせていきます。
「あ、楽しそう」
オモイノカネ様は
陽気なおじいちゃまで
愉快で楽しいことが大好きな神様。
扇子を一緒に振りながら
「良きかな、良きかな～」
と大変ご満悦の様子です。
一方
あめのうわはる様は
静かで雅な雰囲気。
静かに父君との別れを
受け止めていらっしゃる感じでした。
お納めできる札を書いて
神様にもご挨拶しました。
「お久しぶりです。」
「良きに、良きにはからえ」
「はい」
オモイノカネ様は
やっぱり大好きです。
神様は神楽に夢中なので
話しかけるのはストップ(笑)
神楽はクライマックスの
「岩戸開き」のシーン。
1番盛り上がる場面です。
（高千穂の神楽と似ているけど
少し違う・・・・）
見事に岩戸が開かれました。
「ああ・・・本当に開いたのですね」
普段は厳かで静かなお宮も
祭事中は美しく華やかでした。
楽しんで自由にやれ
と言われて私の心は
ぐんと軽くなりました。
あなたの岩戸も
私と一緒に開かれました。
扉も奥社に納めたのですよ。
あなたをはばかるもの
あなたを閉じ込めるもの
あなたの後ろ向きな心を
手放したのです。
神様、ありがとうございます！
さあ、いよいよ
次回は大祭の大イベント
還御の儀です。
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