【東京/品川/川崎/オンライン】

勉強が出来る子より
勉強が好きな子を育てる家庭学習法
『親勉』インストラクター

眞木かおりです🐛


************

リアル思ひでぽろぽろ

************



夏休み最終日。




マイドライバーを手に入れたチビ造は、
一段と分解に磨きをかけ、
100均の扇風機を分解し始めていました。







連日の疲れが溜まっていた私は、
ついソファでウトウト…









『トントントン…』







『ガリガリガリガリ…』







ん?
なんだ???





聞き慣れない音で目を覚ましました。






寝ぼけ眼の私の目に飛び込んできたものは…



穴の空いたオルゴール。






実はこれ、ただのオルゴールではありません。







当時、小学2年生。
転勤族だった私が、お別れのときにだいすきだったお友達にもらった大切なオルゴール。






そのあと、阪神大震災が起こり、連絡が取れなくなってしまったお友達からのオルゴールでした。







寝ぼけていたせいか、現実を受け止められなかったせいか、理解不能に陥り、言葉を失う私。






心の中で、かける言葉を探していました。








「チビ造くん、何してるの?」



「これね、分解してるの。中にあるのが取れないんだよー」



「そっかー、中にあるのが取りたかったんだね。だけどね、それ、ガラスなんだ。ガラスって割れたらどうなっちゃうんだっけ?」



「死んじゃう!!」



「うん笑。死んじゃうまではいかないけどさ、ケガしちゃうね。」



「それとね、そのオルゴール…」




私が転勤族だったこと。
お別れが悲しくて大泣きしたこと。
だいすきなお友達からもらったこと。
大切な宝物だということ。






話しているうちに、色んな感情が溢れてきて、ぽろぽろ涙が出てしまいました。







私が話終わるとチビ造は、
再びガリガリ…。





と思いきや、ふと手を止め、
「じゃあ、これ、元に戻さなくちゃ。」
といい、戻し始めました。






が、当たり前ですが元には戻らず…





「ママ、ごめん。元に戻せなくなっちゃった。」
と言って、涙を流すチビ造。






私は、元に戻そうとしてくれて嬉しかったことを伝えました。







なぜ私が怒らなかったのか。







それは、分解にハマっていると知りながら、
手の届くところにぽんっと置いていたから。
「大切な宝物だから触らないでね」と言っていなかったから。
これは分解していい。これは分解してはいけない。の分別がついていないのであれば、
私が環境設定しておけばよかったんです。




それに、チビ造がもっと小さい頃。
手指の発達だ〜!!!と思って、
オルゴールを好きなように回させていたことが
あったからです。






穴は元に戻らないけれど、オルゴールの本体は木枠に止めることが出来たし、一応音は鳴るし、良かった✨





もし、お子さんのイタズラが目につく。
なんで出来ないの?なんでそんなことするの?なんて思うときがあったら、自分に聞いてみてください。





『私、やり方教えたっけな?』って。




この一件で、チビ造が分解をやめてしまうことの方が私は悲しいので、また何か分解し始めるといいな〜と思っています。





最後までお読みいただきありがとうございました。
感想いただけると嬉しいです!
質問などもお気軽にどうぞニコニコ


お得な情報や講座の日程調整は公式lineからしていただけるとスムーズです♬
ご登録がまだの方はこちら↓↓





さそり座人気記事さそり座
今話題の親勉とは?
1日5分でできる!
日常生活にほんとちょっとの工夫をするだけで
幼児から楽しく遊んで学べるようにした
家庭学習法です!



親勉創始者
小室尚子先生の無料メルマガ