劇団天動虫 の 稽古場日記 -29ページ目

劇団天動虫 の 稽古場日記

劇団天動虫の稽古場風景・ワークショップ風景・劇団員のつぶやき・公演情報などをお届けします!⭐️

こんにちは、劇団員のジョニーです‼️

今日は
YouTubeに上がっている
「トンボの死」
について語ってみようかと✨
 


山川方夫 著「トンボの死」

劇団員ののりえさんが清らかに演じてみせてましたね✨



通称のりこ

彼女は不思議な人で
見た目からは静かでしとやかで小雨とアジサイのような魅力が感じられるのですが
お話ししてみると
明るく朗らかな日向のひまわりのような人なのです🌻
理想的か!(笑)

裏表のない清らかさ。
この役にぴったりの雰囲気でした。

🌻

それに対してですね
山川方夫さんの作品は
読んだ後の無情感がハンパないというか
「人間って所詮こうだよね」
を見せられてからの
「あぁ、自分も所詮はそうだろうな」
にいきついて
虚しくなる
あの読後感がすごくよくてですね。

あくまで個人の感想ですが…
「トンボの死」も
題名は
トンボの死
ですが
読んだ後のこっているイメージは
ハエの死骸
なのです。
トンボなんて出てきやしないのです。
ハエの死骸しかそこにないのです。
それに気付いた時は
あまりにおぞましくて虚しくて
山川さんへ無言で拍手喝采。(笑)

🌻

さぁそこで
できあがった映像作品を見てみますと


不思議とですね
なんか、本を読んだ時の空虚さやおぞましさは
あんまり感じなくなってまして

代わりに
のりこの清らかさや朗らかさ
小さなお花のような儚さと煌めき
みたいな印象の方が感じられてですね

あれ、まったく違う雰囲気の作品に変わったなぁ

不思議だなぁ

と感じたんですね。🐱

🌻

「役者のもってくる熱の種類」で
「本の色すらも変わる」んだ
という発見があった
面白い作品だったのでした。

原作が好きすぎると作品の変化を受け入れがたくなることもあると思うけど
私は
役者のからだを通して作品の可能性が広がっていく
面白い取り組みだなと感じます。

のりこの「トンボの死」
とても好き。

これが、天動虫の青空文庫シリーズ。


☀️ジョニー☀️

こんにちは‼️


本日は‼️

YouTube更新の日です~✨

今回は

劇団員のりえさんのゆるふわダンスと

よしこストンペアさんの素敵なソングの

コラボレーションです✨



 


「未熟さを花束にして」

未熟さ
だれもが持ってるし
自分では疎ましいものだけど
花束にしてくれちゃうのが、よしこストンペアさん❗

そして
持ち前の明るさで癒してくれるのりえさん‼️

心がふんわりします✨
ぜひみてくださいね☀️

🐞

【10周年アニバーサリー配信公演】



2021.2.24~ 毎週水曜公開!
​劇団天動虫YouTubeチャンネルにて


 
劇団天動虫10周年記念と称しまして、1年間を通して映像企画を行います!
・青空文庫の文学作品📖
・ダンス作品💃
・ショートコント😃😃 etc..
色々な小作品を、10周年である2021年を通して、順々に掲載していきたいと思います!
暇つぶしで見てみたら意外と面白い!
劇団天動虫、パワーアップしてる!
この役者さん、こんな一面があるんだ!
などなど新しい発見を、私達も皆様も感じながら盛り上がっていけたら良いなと思います!

2021年は劇団天動虫YouTubeチャンネルをチェック!
 


チャンネル登録・グッドボタン
是非お願いします‼️


ーーーーーーーーーー
公開場所■劇団天動虫YouTubeチャンネル
公開日程■2021年2月24日(水)から毎週水曜日公開予定!
(公開後はいつでも閲覧可能!)
料金■無料

こんにちは!

劇団員のジョニーです!

 

今月は、2013年を振り返る週間。

今日はこの写真。


 

「THE SHOW MUST GO ON !!」の六が

好きな女に振り向いてもらうために腹をくくるシーンです。

 

恋のこの字も知らなかった甘ったれのガキんちょが

三代目阿国に振り向いてもらうために「漢」になっていく。

っかー、浪漫です。

でも、どんなに頑張っても、三代目阿国には他に好きな男がいるんですけどね。

このシーンではまだ、六はそんなこと知りません。

せつねぇ。

 

 

六に発破をかけて腹をくくらせるのが

うしろにいる「恋文代書屋」。

こいつもウダツの上がらない代筆屋さんなんですが

六があまりに一生懸命なことと

自分も初代阿国に叶わぬ恋をしていた記憶とがダブってしまったがために

このシーンを皮切りに、六と同様に腹をくくりまして

登場人物全員の「叶わぬ恋の1本線」のシナリオを

誰にも知られずに作り上げてしまいます。

要するにヤベー奴です。

 

本当の黒幕はこいつかなぁ。

ラストは、何やらかっこいい言葉を残して上方へ消えるんですよね。

ここだけの話

その言葉は、近松門左衛門の名言、らしい?

ということは…

 

格好いいお話だ、「THE SHOW MUST GO ON !!」。

 

☀ジョニー☀

こんにちは!

劇団員のジョニーです!

 

5月は、天動虫の2013年と2014年を振り返ろう週間!!(勝手に)

 

今日はこの写真✨


 

盗人小僧の熊八(くまはち)と六(ろく)。

子どもだった六が、好きな女のために「漢」になっていく過程で、

親友の熊八が一肌脱いでくれるシーンです。

 

三代目阿国のハートを射止めるために、

盗人・六が阿国文書の場所をつきとめて盗んで来てやろうと、

まさに、

「一山当ててやろう」

というところ。

 

🐞


当時のジョニーは六そのものみたいな感じでした(笑)

そして熊八役のりさこは可愛いですねぇ~✨

 

↓セクシーなオカマ役者・千之丞↓

(with 浅倉洋介さん)

 

 

↓悪党一味のイヤらしいゴマすり野郎・茶屋四郎次郎↓

 

 

↓そしての快活な盗人小僧・熊八↓

 

image

 

この三役を見事に演じ分けた強者、岩井りさこ。(笑)

 

熊八のシーンでは、「てやんでぃ!」と明るく手を貸してくれたので、

六、心強かった!(笑)

 

 

☀ジョニー☀

こんにちは!

お久しぶりです、劇団員のジョニーです!

 

10周年は月ごとに1年ずつ、過去公演を振り返る記事を書こうと思っているのですが…

先月は振り返りきれませんでした…(*・ω・*;)ゼェハァ

 

今月は、2013年も2014年もまとめて振り返っていこうかなと思いますっ!!

 

 

劇団天動虫の2013年といえば

ちあきちゃんも記事をいっぱい書いてくれてますね

「THE SHOW MUST GO ON !!」の年!!

 

劇団2回目の本公演ということで

勢いとエネルギーに満ちた、最高に楽しい舞台だったなぁ。

もちろん、苦しいことを乗り越えての楽しさでありますが。

 

↑の写真は、ジョニーの中での

「これぞ劇団天動虫!🐞」

って写真。

この、泥臭くて、エネルギッシュで、生きてるのが楽しい感じ。

この感じが好きで、演劇やってると言っても過言ではない。(笑)

 

 

☀ジョニー☀


ちあきですっ

今日も劇団2年目の本公演
『THE SHOW MUST GO ON』の思い出を✏️


わたしの個人的な思い出。
懐かしき思い出ですが…
稽古場で、まさかの酔っ払いのシーンができなくて泣いていました。笑
がはは!と笑うシーンで泣いちゃうという😂

昔からけっこう恥ずかしがり屋なのです。笑
恥ずかしい!とか、面白くできない!っていう自意識が働きまくって、自分の中の殻を破るのにそれはもう一苦労😂




わたしがいただいた観世という役は破天荒で自由で天真爛漫なところが魅力でした。
で、酒に酔っ払ったシーンが多く出てきます。笑

すっごい最高!と思った役で、
はじめて台本を読んだ時めちゃくちゃ興奮しました。笑
めっちゃ頑張るううう!って思ってました。

でも、うまくいかないんですねー(T-T)
演劇ってむずかしいー(T-T)
何万回も思ってきたけど。笑
やりたい役だからって、やる気があるからって、簡単にできるわけではない(T-T)


今だってずっと課題ですが、
頭の中では、自由に動きまわるその役を思い描けるのに、それを自分の自意識を捨て役の心になって、自分の肉体で表現することのなんと難しいことか…!


この時は出来なさすぎて
四六時中、朝起きたときも、大学に行ってる時も、観世だったら今どーするかなーってずっと考えてた気がします。笑



そんななかなか上手くいかない稽古でしたが、本当に客演してくださったようすけさんに支えられました。


後見という、ずっとそばで見守ってくれるような役で、観世に振り回されまくる役で、わたしが自由に演じてくれないとどうしようもできないシーンも多々あったかと思うのですが💦

本公演で初めての客演さん、
そして稽古場で色んなことを試して遊んで役を作りあげていくようすけさんに学ぶことは本当に多かったです。

そんなようすけさん演じる十郎の
超かっこいいシーン。


表情といい照明の具合といい
ほんとうに美しい!
すごいなあ




Show must go on。
ショーを続けなければならない。
ショーを止める訳にはいかない。
クイーンの歌のこのタイトル。

この作品のタイトルとしてだけではなく、
演劇を続ける私たちにとってもずーっと大事な言葉です。

その時はこんな世になるとは思っていなかったけど、
コロナ禍の今もまた胸に刻んでいたい言葉だなと改めて思います。



それでは、またふんわりリボン







ちあきです!

4月の経過がはやすぎて、、、🌸
あっという間に後半でした(;_;)

4月は劇団2年目を振り返る月や!!
ってことで慌てて思い出ブログを綴ってます。笑



2年目の本公演は
『THE SHOW MUST GO ON !!』
これはほんとに好評だった舞台で
2018年に再演もしたのです。

この初演をみてくれた方で…
今このブログ読んでくれてる方ー!?😭
その方には、昔から見守り見続けてくれていることに心からお礼を…><💗
ありがとうございますー!!!


さて、この初演のSHOW MUST。
いろいろ語りたいことはあるのですが
今回はセットのことを!




舞台が一面布!でした!!!

演出の帆足さんは布使い名人です。
(?)

たくさんの布やハギレや着物の帯などで
この舞台のセットはできているんですキラキラ
私の頭では、最初この布たちが立体的になることなど想像もできず…
それが私の想像や考えなど飛び越えまくって、
こんな素敵な舞台になって…
感動しました。

真ん中の立派な松の布は演劇部時代の仲間であり、劇団になってからも何度もお世話になった子がかいてくれたもの。
すごすぎる…

松の布は…
裏で仕掛けをひっぱるとこうして開くのです!!!

そして隣の緑とカラフルのふさふさからも…
こうやってひょっこり顔がだせまーす!
(なぜかセットと一体になるシーンの多いりさこ。笑)


決して広くはない舞台でしたがたくさんの仕掛けのおかげで
色んなところから人が登場したり去ったり…
それによって色んなシーンや効果をつくりだすことができたのでした。


このたくさんの仕掛けは、裏で仕掛けを動かす人がいて成り立ったものです。
そして題名には“魔法の”とかいたのですが
その魔法は
帆足さんの頭の中でつくられ、
そしてたくさんの方の力を借りて形になったものです。
決して勝手に魔法がおこったわけではないのです。


SHOW MUST GO ON にでてくる
セリフのなかに、
芝居は役者だけでつくるもんじゃねぇ
っていうのがあります。
色んな役目の人、影で支えてくれる人がいて、
みんなで芝居をつくってるんだっていう内容のセリフが。


そういうことを、今だから、そうだって感じられるのですが、
この時舞台に立ってた自分はちゃんと分かってたんだろうか、そのことを噛み締めて立ってたんだろうか、、、
ってちょっと思っちゃいます。

役者もいっぱいいっぱいだと忘れちゃいがちなのかもしれないけれど、
ちゃんとどんな時も何なら自分が辛い時こそ噛み締めていきたいですね。



それではまたうさぎクッキー




YouTube動画企画🐞
🌙第七夜🌙
アップされております‼️‼️





つらかったら、そこにいなくてもいいんだよ。



よしこストンペアさんの素敵なすてきな音楽をつかって作品をつくらせていただきました。

この曲はおうちで辛い目にあってしまう子ども達につくったのだそうです。


でもきっと、大人も、辛くて逃げたくなる。
苦しいばしょで踏ん張っている。
もがいている。


傷ついたとき、
前にすすめないとき、
未来がみえないとき、
是非みてもらいたい、きいてもらいたい作品です。


歌詞も是非何度でも聴いてください!


『にげろ!おどれ!』下矢印




【10周年アニバーサリー配信公演】



2021.2.24~ 毎週水曜公開!
​劇団天動虫YouTubeチャンネルにて


 
劇団天動虫10周年記念と称しまして、1年間を通して映像企画を行います!
・青空文庫の文学作品📖
・ダンス作品💃
・ショートコント😃😃 etc..
色々な小作品を、10周年である2021年を通して、順々に掲載していきたいと思います!
暇つぶしで見てみたら意外と面白い!
劇団天動虫、パワーアップしてる!
この役者さん、こんな一面があるんだ!
などなど新しい発見を、私達も皆様も感じながら盛り上がっていけたら良いなと思います!

2021年は劇団天動虫YouTubeチャンネルをチェック!
 


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ーーーーーーーーーー
公開場所■劇団天動虫YouTubeチャンネル
公開日程■2021年2月24日(水)から毎週水曜日公開予定!
(公開後はいつでも閲覧可能!)
料金■無料





こんばんは🌙
ちあきです!

先週の水曜日に第六夜として
劇団員りさこのダンス動画がYouTubeにアップされましたー‼️

これがですね、
わたしとってもおきにいりなんです♡



りさこの表情も振り付けも
すごく可愛らしいんです(*^^*)
そしてクセになるんです!笑

コミカルだったり面白い振り付けもあったり
ストーリーが感じられて
みてて飽きないんですよー照れドキドキ



音楽は天動虫がたくさんお世話になってるオランさん!
このオランさんのつくるメロディーと、アコーディオンの音色、そして歌声がまたすごい良き雰囲気なのです!!!
ドキドキワクワクする様な
違う世界へ連れてってくれる様な
そんな音楽の中でりさこがつくったダンスを踊ってますくつ

是非みてくださいね!!

動画のオープニングも変わってます目
これがまたすごくかわいいので必見目目!!

↓↓↓








千晶です🍓

今日も劇団1年目の思い出をかいていこうかなと。


本公演のおひさま以外にも、おしるこの発表会を行いました♩
おしるこっていうのは、わたしたちのワークショップをする時の名前ですお団子

おしるこの活動自体は劇団旗揚げ前から少しずつ行っていて発表会もちょこちょこ行っていました(* ^O^ *)

そんなおしるこのずっと大切にしている代表的な作品で、劇団旗揚げの前にも後にも何度も発表会をしているのがタイトルにもかいた
『僕は僕する』
わたしたちの原点ともいえる作品かなと思います。


2012年の夏、旗揚げしてからは初めての『僕は僕する』の発表会を行いましたヒマワリ


見ての通り素舞台!
寺山修司の作品を、
言葉と身体で表現する舞台です。

決してストーリーがあるわけではありませんが、
1つ1つの作品を通して観終わった最後に感じる物語がある。
と、私は思ってます。



寺山修司の深すぎる言葉に浸り、
意味がわかったりわからなかったり。
でもそこから思い出される自分の今までのことや、湧き上がってくる説明のできない感情。
「僕は僕する」という言葉通り
やってる私達も観てくださるお客様も
自分に向き合い自分を生きるための時間となるような
そんな大事にしてきた作品です。




内容は毎回ちょっと違うのです。
きっとそのうち、また別の僕は僕するの思い出投稿があるとおもいます星


それではまた~♩♩