こんにちは!
劇団員のジョニーです!
今月は、2013年を振り返る週間。
今日はこの写真。
「THE SHOW MUST GO ON !!」の六が
好きな女に振り向いてもらうために腹をくくるシーンです。
恋のこの字も知らなかった甘ったれのガキんちょが
三代目阿国に振り向いてもらうために「漢」になっていく。
っかー、浪漫です。
でも、どんなに頑張っても、三代目阿国には他に好きな男がいるんですけどね。
このシーンではまだ、六はそんなこと知りません。
せつねぇ。
六に発破をかけて腹をくくらせるのが
うしろにいる「恋文代書屋」。
こいつもウダツの上がらない代筆屋さんなんですが
六があまりに一生懸命なことと
自分も初代阿国に叶わぬ恋をしていた記憶とがダブってしまったがために
このシーンを皮切りに、六と同様に腹をくくりまして
登場人物全員の「叶わぬ恋の1本線」のシナリオを
誰にも知られずに作り上げてしまいます。
要するにヤベー奴です。
本当の黒幕はこいつかなぁ。
ラストは、何やらかっこいい言葉を残して上方へ消えるんですよね。
ここだけの話
その言葉は、近松門左衛門の名言、らしい?
ということは…
格好いいお話だ、「THE SHOW MUST GO ON !!」。
☀ジョニー☀