魔法の布の舞台 | 劇団天動虫 の 稽古場日記

劇団天動虫 の 稽古場日記

劇団天動虫の稽古場風景・ワークショップ風景・劇団員のつぶやき・公演情報などをお届けします!⭐️


ちあきです!

4月の経過がはやすぎて、、、🌸
あっという間に後半でした(;_;)

4月は劇団2年目を振り返る月や!!
ってことで慌てて思い出ブログを綴ってます。笑



2年目の本公演は
『THE SHOW MUST GO ON !!』
これはほんとに好評だった舞台で
2018年に再演もしたのです。

この初演をみてくれた方で…
今このブログ読んでくれてる方ー!?😭
その方には、昔から見守り見続けてくれていることに心からお礼を…><💗
ありがとうございますー!!!


さて、この初演のSHOW MUST。
いろいろ語りたいことはあるのですが
今回はセットのことを!




舞台が一面布!でした!!!

演出の帆足さんは布使い名人です。
(?)

たくさんの布やハギレや着物の帯などで
この舞台のセットはできているんですキラキラ
私の頭では、最初この布たちが立体的になることなど想像もできず…
それが私の想像や考えなど飛び越えまくって、
こんな素敵な舞台になって…
感動しました。

真ん中の立派な松の布は演劇部時代の仲間であり、劇団になってからも何度もお世話になった子がかいてくれたもの。
すごすぎる…

松の布は…
裏で仕掛けをひっぱるとこうして開くのです!!!

そして隣の緑とカラフルのふさふさからも…
こうやってひょっこり顔がだせまーす!
(なぜかセットと一体になるシーンの多いりさこ。笑)


決して広くはない舞台でしたがたくさんの仕掛けのおかげで
色んなところから人が登場したり去ったり…
それによって色んなシーンや効果をつくりだすことができたのでした。


このたくさんの仕掛けは、裏で仕掛けを動かす人がいて成り立ったものです。
そして題名には“魔法の”とかいたのですが
その魔法は
帆足さんの頭の中でつくられ、
そしてたくさんの方の力を借りて形になったものです。
決して勝手に魔法がおこったわけではないのです。


SHOW MUST GO ON にでてくる
セリフのなかに、
芝居は役者だけでつくるもんじゃねぇ
っていうのがあります。
色んな役目の人、影で支えてくれる人がいて、
みんなで芝居をつくってるんだっていう内容のセリフが。


そういうことを、今だから、そうだって感じられるのですが、
この時舞台に立ってた自分はちゃんと分かってたんだろうか、そのことを噛み締めて立ってたんだろうか、、、
ってちょっと思っちゃいます。

役者もいっぱいいっぱいだと忘れちゃいがちなのかもしれないけれど、
ちゃんとどんな時も何なら自分が辛い時こそ噛み締めていきたいですね。



それではまたうさぎクッキー