日々の生活のことを書いている人や病気について書いている人や。
闘病記、と言えばいいのか、どういう経緯で病気になったかなどを書いている人もいる。
その闘病記を読むと、双極性障害の人は、みなもともとすごい能力を持った人が多いと思う。
芸術的才能を持つ人も多いらしく、ゴッホや夏目漱石なんかが双極性障害だったとか。
しかし、私は、ごくごく平凡なサラリーマンだった。
何をしていたかというと、プログラマをしていた。
私が働いていた企業とは、情報システムを扱う、いわゆるシステムインテグレーターだった。
プログラマとかSEとかいうと、もうものすごく仕事しなくちゃいけなくて、うつ病などの精神疾患とお友達のような、そんなふうに思われがちだ。
実際、私の働いてた会社でも何人かうつ病は出ていた。
確かに私も忙しくて、終電で帰るなんてこともあったが、それでも仕事は楽しかった。
自分にあった職業だとも思っていた。
許されるのであれば、ずっとプログラマをしていたいと考えていた。
この会社が唯一の社会人経験で、無理がたたって病気になるまでは働いていた。
病気で退職してからは、今のようにずっと家で闘病生活だ。
何度かの入院を経験しつつ今に至っているのだが、実は退職当時と比べても病状がよくなったとは思えない。
それでも、将来的にはもう一度働きたいと考えている。
自己実現や社会と繋がりたいという目的ではない。もちろん、そういう側面もあるが、やはり一番は収入を得たいのだ。
働いて、その対価として収入を得る。そういうことがもう一度やってみたい。
これは切なる思いだ。
だがしかし、今はしっかり療養することが仕事だと思っている。
しっかり療養して、いつか就労する日のためにパワーをためたいと思う。
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