朧月の散歩~双極性障害の人が語る~ -9ページ目

朧月の散歩~双極性障害の人が語る~

双極性障害の朧月が思いついたことを綴ります。

いろんな双極性障害の人のブログを渡り歩いたりするのが、最近の趣味のようなものだ。
日々の生活のことを書いている人や病気について書いている人や。
闘病記、と言えばいいのか、どういう経緯で病気になったかなどを書いている人もいる。

その闘病記を読むと、双極性障害の人は、みなもともとすごい能力を持った人が多いと思う。
芸術的才能を持つ人も多いらしく、ゴッホや夏目漱石なんかが双極性障害だったとか。

しかし、私は、ごくごく平凡なサラリーマンだった。
何をしていたかというと、プログラマをしていた。
私が働いていた企業とは、情報システムを扱う、いわゆるシステムインテグレーターだった。

プログラマとかSEとかいうと、もうものすごく仕事しなくちゃいけなくて、うつ病などの精神疾患とお友達のような、そんなふうに思われがちだ。
実際、私の働いてた会社でも何人かうつ病は出ていた。

確かに私も忙しくて、終電で帰るなんてこともあったが、それでも仕事は楽しかった。
自分にあった職業だとも思っていた。
許されるのであれば、ずっとプログラマをしていたいと考えていた。

この会社が唯一の社会人経験で、無理がたたって病気になるまでは働いていた。
病気で退職してからは、今のようにずっと家で闘病生活だ。

何度かの入院を経験しつつ今に至っているのだが、実は退職当時と比べても病状がよくなったとは思えない。

それでも、将来的にはもう一度働きたいと考えている。
自己実現や社会と繋がりたいという目的ではない。もちろん、そういう側面もあるが、やはり一番は収入を得たいのだ。

働いて、その対価として収入を得る。そういうことがもう一度やってみたい。
これは切なる思いだ。

だがしかし、今はしっかり療養することが仕事だと思っている。
しっかり療養して、いつか就労する日のためにパワーをためたいと思う。



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私の住む市では障害者手帳を持っている人は、申請すれば、居宅介護サービスが利用できる。
うちの市は障害者福祉が充実していて、障害者が無料で使えるプールとかもある。

居宅介護の手続きをして、サービスが使えるようになったのが、6,7年前。
それからずっと利用している。

私が利用しているのは、家事援助という分類。ホームヘルパーさんに来てもらい、家事をお願いしている。
具体的に言うと、炊事と掃除だ。
週3回入ってもらっていて、家事の大部分はヘルパーさんにやってもらっていることになる。

私は買い物と通院でしか外出しないので、家族以外の人間とかかわることがない。
ヘルパーさんだけが、家族以外の人に会う唯一の人だ。

ヘルパーさんは、いつも体調を気にかけてくれる。
体調が悪い時には、横になるように促されたりもする。
もちろん世間話もするが、基本的には炊事掃除の仕事を黙々としてくれる。

今はヘルパーさんがいなければ、生活が成り立っていないのだが、居宅介護サービスを受ける前からはそんなこと考えられなかった。

私は、とにかく何でもかんでも自分でやらなければ気が済まないタイプだった。仕事も家事も育児も。
全部両立できて、自分にはなんでもできるはずだと思っていた。
でも実は、それは自分のキャパシティーオーバーだったのだ。

大人になるにつれ自分の限界というものを知っていく、とは私の小学生の時の担任の先生が、母に語った言葉だ。(なぜそんな話になったのかはまたいずれ書きたい)

でも私は自分の限界を理解できず、それではいつまでたってもしんどいままだ。

ヘルパーさんをお願いしたのは、少しでも自分の仕事を他人に任せることができるようになるためでもあった。
誰より賛成したのは主治医の先生だった。

今はヘルパーさんがいなければ成り立たないほど頼っている。
けれども、いつかはちゃんとヘルパーさんいなくても大丈夫になりたい。




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うつ病を寛解した人の中に、たまに「うつ病になってよかった」という人がいる。
うつ病になったからこそ、人生を見直すことができ、結果としてよかった、といったところらしい。

常々考えているのだが、私は躁うつ病(双極性障害)だけど、もし寛解したとしても「なってよかった」なんて絶対に思わないと思う。
病気は問答無用でつらいし、苦しいし、しんどいし。

こんなにしんどいのに、どうして病気になってよかったなんて思えるんだ?
これが私の本音。

病気になる前、私はいろんなことを自分でやらなければ気が済まなかった。
仕事はもちろん、家事育児。
仕事でも一人で抱えがちだった。部署には後輩がいなかったので、仕事をふるということもできなかった。

家事育児につても手を抜くことはせず、毎日食事は作っていたし、子供を抱っこしたら、夫に渡したがらなかった。

それが病気になって崩壊。

病気になって自分のキャパを超えるようなことしないということを覚えなければならなかった。

主治医の先生に、「手放すことを覚えなさい」と言われた。
自分の仕事を他人に任せることを覚えろということらしい。

私はヘルパーさんをお願いしているのだが、それもその「手放すこと」の練習の一環。
家事を夫や子供に任せることもその一環。

私は徐々にだが、「手放すこと」を覚えた。今でも完璧ではないけれど。

いつだったか子供の保育所時代のママ友に、
「朧月さんにとって、その病気は必要な病気だったのかもしれないよ」
と言われた。

確かに、病気になることによって、「手放すこと」を覚え、格段に生きるのが楽になった。

私は病気になってよかったとは思わないけれど、病気は「必要」なものだったのかもしれない、と思っている。



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風邪をひいてしまいました。
のどが痛くて鼻水が出て体がだるいです・・・。

鼻づまりはもしかしたら花粉症かも?と思うのですが、花粉症だと同時に目がひどいことになるので、たぶん風邪なんだと思います。

少し前に夫が風邪をひいてたので、それがうつったのかもしれません。

それにおなかの調子もよくないです。
おなかのほうは2週間ぐらい前からなんですが、よく下します。
毎日ではないので、病院へは行っていません。でもそろそろ行ったほうがいいのかも・・・。

外出する予定があるときは整腸剤を飲みます。そうすると大丈夫です。
下痢って止めるより出したほうがいいってよく聞くので、整腸剤は使わないほうがいいのかなぁとか思って、常には飲んでいないんです。

食欲はあるので、胃は大丈夫かとかってに思ってます。
胃カメラはいやじゃよ・・・。

精神的な調子は、今日はいい感じです。悪くない。

明日は受信なので、このまま調子がいいと、いいんですが・・・。
でも、この2週間体調最悪だったから、一日二日調子いいぐらいで喜べないか、

さ。この後また「ひとりごと」書きます。
今日は何かこう・・・。
面白いよ~っていう文章が書けたらいいのですが。

よければ読んでください☆



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今日は、友達と会うために外出しました。

外出は、日々の買い物と通院ぐらいしかしませんので、今日みたいな日は珍しいです。

友人は以前うつ病になりましたが、2年ほどで良くなりました。
いま、念願だった赤ちゃんができ、幸せいっぱい!

私が行く病院と一緒だったんですが、先生に妊娠したことを報告して感謝したいと言ってました。

妊婦さんって存在が幸せですよね。
すごく嬉しくなりました。

私はなかなかよくらなくて、先生も手を焼いてるのかなあと思うと申し訳ない気持ちになりました。。。

良くなりたいなあ。本当に。


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最近のことですが、体調があまり良くないです。家族に心配や迷惑をかけています。

朝起きられないと子供が心配します。

朝は起きられるけども、家事をしたら調子が悪くなることが多く、そんな私を見た夫が心配する。

どうにも体調が悪かったら、家事を夫や子供にしてもらったり。とにかく迷惑ばかりかけています。

主婦をしていると言っても、ヘルパーさんをお願いしていて、ほとんどの家事頼んでいます。

私の仕事は、病気と闘うこと。体調を安定させることです。
なかなか上手くいかないんですけどね。

5年に2回ぐらい入院するかも、と以前お医者さんに言われたことがあります。
なんとか入院しなくて済むように、と思って療養してます。

最近では「早く良くなりたい」とか思わなくなりました。
まあ、そりゃ早いことにこしたことはないのですが、焦っても仕方ないし、「なんで良くならないの!」と思っても辛くなるだけですし。

自然の流れのなかで回復できたらいいなあと思うようになりました。

あとは、躁だ鬱だと騒ぎ立てるのもやめようと思いました。
いや、自分の中では指標があるんですよ。
こういう状態になったら躁だ、鬱だ、って。
指標がないと対処も出来ないですし。
自分をモニタリングする必要がありますよ、やっぱ。

淡々と対処するだけです。

私はその時々の病状は自分で判断はしません。もしかしてって思う時はありますけど、気になったら先生に「今はどんな状態ですか?」って聞く。
あまり「いま私躁だから~」とかは言ってないと思います。
ちなみにいまは混合状態の疑いです。先生に聞きました。

なかなかよくならない病気ですが、負けずに闘病していきたいと思います。
みなさんも負けずに、めげずに、気楽に生きていきましょう。




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当初私は薬の名前をあまり覚えない患者だった。
「ほら、あの緑色のシートの」とか「なんちゃら~ル」とか。
主治医の先生に「お薬の名前、そろそろ覚えましょう」と言われてしまい、それからは積極的に覚えるようにしている。

ではなぜ薬の名前を覚えることが必要なのか。

「アドヒアランス」という言葉を聞いたことがあるだろうか?
患者が自身の治療方針を積極的に決定し、それに従って治療を受けることである。

薬の名前を覚えるということは、アドヒアランスにおいて欠かせない重要事項だと思う。
どの薬が必要か、不要か。自分自身で感じたことを医療者に伝え、ともに今後の治療に必要な薬を決める。
服薬アドヒアランスを良好にするための第一歩は、自分の飲んでいる薬の名前を覚えることだと思う。

私はこのアドヒアランスという概念が気に入っている。

私にはどうしても飲みたくない薬がある。
身体的(副作用)、精神的に我慢できないからだ。

この薬は、今の病院とは違う入院先の病院で処方されていたものだ。

その病院では、この薬についての説明は特になく、それなのに「一生とは言わないけれど、継続的に飲み続ける必要がある」と言われた。

なぜ継続的に飲まなければならないのか、なぜその薬が必要なのか。

何度説明を求めても「あなたには必要だ」と言われ続け、ただ説明してほしかっただけなのに「薬に固執している」とまで言われてしまった。

結構傷ついた・・・。

そしてたまらなくなり、私は暴挙に出た。
その薬を飲んだふりをして吐き捨てた。退院までずっと。(真似しちゃだめです・・・)

元の病院へ戻りその話をしたら、主治医の先生は
「あなたは納得しないとお薬飲まないでしょ?だから、私は説明しています」
と言われた。
そして、その吐き捨てていた薬は処方から外れ、その後も戻ることはなかった。

私の手段は間違っていると思う。それは確かだ。

入院先ではアドヒアランスなんていう言葉は知らないのだろう。知らないのであれば、知らせてやればよかったと思う。
当時はアドヒアランスの概念を知らなかったので、難しかったかもしれないが、それでも患者として自分の情報はしっかり知りたいのだと主張すればよかったと思った。



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土日祝日は更新しません~

ほかはできる限り更新するつもりです。

最近はもっぱら体調が悪いです。

え?今、躁なの鬱なの?どっちなの!?

って感じですが、ん~~~どちらかと言えば混合かなぁ~

まぁいいんですよ、私の体調の話なんて。

今日もこれから、記事書きます。

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私の住む地域では、「子供会」というものがある。

去年11月に引っ越してきたばっかりだが、今年は子供会の役員をやらなければならないそうで、がっちり組み込まれた。

おととしのことだが、前住んでいた地区の子供会役員をやっていたので、今年で2回目の子供会役員だ。

正直に言うと、心底面倒くさい。今の地区はどうか知らないが、前の地区では、お楽しみ会だの映画会だの、とにかくイベント企画が面倒くさかった。

役員をやっていて困るのは、病状悪化だ。

機会があって、前地区のほかの役員さんには、自分が躁うつ病であることを告げ、子供会行事に支障をきたす場合がある話をした。今思うと、カミングアウトなんて勇気のあることをよくやったと思う。

今回の役員では、病気を隠すことにする。
ちなみに、私の場合だが、病気をカミングアウトできないのであれば、「甲状腺機能低下症」という病気を語ってはどうか、と主治医の先生にアドバイスをもらったことがある。甲状腺機能低下症の人は、どうにも起き上がるのがつらかったりするそうだ。私の病状悪化時も起き上がれなかったりするので、そういうことにして、やり過ごしてもいいんだよ、と教えられた。

前回子供会をやっていて思ったのは、想像以上に地区の人々と触れ合うことが多いということだ。

子供会として、地区の子供たち全体に触れ合うことはもちろんのこと、老人会や婦人会、環境衛生部など子供会以外の人たちとかかわりを持った。

そこで気づいたことは、地区で生きていくということは、こういう縦や横とのつながりを大事にしていくべきではないかということだ。

夫も、「子供会やることで、地域の人たちと仲良くなれて感謝している」と言っていた。

今回も子供会をやるのは本当はいやだけど、引っ越してきたばかりの私たち家族が地域社会に根付くためのいいチャンスではないか、と密かに期待している。


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ひとたび鬱になると、鬱というだけあって、気分が憂鬱になる。簡単に「憂鬱」と言うだけでは表現できないほどの憂鬱感だ。

体は重だるい。息をするのも一苦労。いろんなものが重い。

寝たきりになり、お風呂やトイレに行くのも這っていくほどである。お風呂に入れないという話はよく聞くが、私の場合、半強制的に夫にお風呂に入れられてしまうので、今まで経験したほどの鬱ではお風呂にはちゃんと入る。

夜も眠れなくなる。

自分を自分で傷つける、自傷行為もした。

果ては希死念慮と言って、自ら命を絶ちたくなる願望にとらわれてしまう。

自分の中で限界ギリギリになり、もう後は死ぬしかないと思ったことがある。そこに手を差し伸べてくれたのは主治医の先生だった。

外来で対処できないとして、私は入院することになった。ちなみに入院歴は4回ほどで、そのうち3回は鬱状態、1回は混合状態だった。

精神科に入院して何をするのかって、それは十分に休むことだ。それは薬を使ってでも。お薬調整のためでもあるが、基本的に休養がメインである。

私はひたすら寝た。食事と睡眠を十分にとった。
すると病状は徐々に回復。

底をついていたエネルギーが、充電されているような、そんな気がした。

そうだ、鬱とはエネルギーが必要以上に消費された状態だと思った。

エネルギーを充電しなければならないことを自分自身に知らせるために、「鬱」という症状で知らせているのではないだろうか。

ここでいうエネルギーとは生きるためのエネルギーである。
これから生きていくうえで必要なエネルギーが足りないとなったら、体は自分自身を鬱状態にして、エネルギー充電させるのではないだろうか。

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