朧月の散歩~双極性障害の人が語る~ -8ページ目

朧月の散歩~双極性障害の人が語る~

双極性障害の朧月が思いついたことを綴ります。

自傷行為の話をしたいと思います。過激ではないので、大丈夫だとは思いますが、苦手な人や、うっかり手を出してしまいそうな人は読まないでください。



















私は自傷行為の常習犯だった。
自傷行為とは字の通り、自分で自分を傷つけることだ。

抑うつ状態になると自罰の念が強くなり、傷つけずにはいられなくなる。そうして、希死念慮がでてきて、さらに自傷する。これは疑似自殺でもある。

ではなぜ自傷行為がいけないのか。

何人かの医者にこの問いをしたことがある。

一人は、医者と患者は治療関係において契約を結んでいる。自傷行為はその関係を壊す行為であり、よっていけないのだと言った。

もう一人は、自傷行為はエスカレートする。自傷行為をするとストレスが発散されるという人が多い。ストレス発散だけならだれも止めない。
けれども、ストレス発散だけじゃ済まなくなる。どんどんエスカレートしていく、だから駄目なのだと言った。

そして別の医者は、「駄目なものはダメ」というシンプルな答えだった。
いい加減と言えばいい加減なのだが、私はこの回答、結構気に入っている。

我が家では私の自傷行為を取り締まるために、夫がカッターをすべて隠した。小さなカッターやデザインカッターも。
隠されて以降は自傷行為を行っていない。

そう。隠されたとしても、買いに出かければいくらでも刃物は手に入る。
けれども、それは「ルール違反」だと思っている。それをしたら、本当に夫を裏切ることだと思う。そんなことは絶対にできない。

自傷行為は行っていないが、本当の意味で卒業したとは思ってない。
隠された刃物が再び使えるようになると、またやってしまうと思う。

二番目の医者が言ったように、私の自傷行為はエスカレートしてしまった。
自罰や疑似自殺で自傷を行っていたのに、今は何の理由もなくやってしまいそうなのだ。

どうやったら、やめられるのか。

・・・やめ方が、本当に、自分でもわからないのだ・・・。


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最近、と言っても半年以上・・・もしかしたら、1年ぐらい経つかもしれないが、病状はアップダウンが激しくて、全然安定していない。
体が重くて起き上がれなかったり、頭が忙しくて困ったり。とにかく毎日目まぐるしく変わる。

一概に躁状態、鬱状態とは言えない状態で、どちらにも大きく転んでないという点でいうと、フラットの部類に入るのかもしれない。
でも、これをフラットと言われてしまうと、それはつらいことだ。

アップダウンが激しくても、調子がいい時もあるので、そんな日があるととても喜ぶ。
私は単純な人間なので、元気な日はうれしいし、調子が悪かったら悲しい。
そういうもんだと思っていた。

病状が悪化して、入院した時の話だ。
入院当初、私の気分は乱高下をしていて、とても苦しかった。

そんな時、起き上がれなくてベッドで寝ている私に、入院先の医者は
「アップダウンに一喜一憂しないように」
といった。

はあ?何言ってんの?冗談じゃない。そんなことできるわけない。
そんな仏みたいなこと私には無理だ。

元気な時に喜んで何が悪い。調子が悪い時に声を上げて助けを求めて何が悪い。

つらいから医者を頼っているのに、その医者につらくても(良くても)一喜一憂するなと言われてしまう、この失望感。耐えられなかった。

そうして、私は思う。
私はきっと、病状に一喜一憂しながら生きる。
それは自然なこと。「私は一喜一憂しない」なんて、無理する必要ないんだって。


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双極性障害でない、健常者のお母さんでも、子育ては大変だ。
当然だが、子供は自分の思うようにならないし、わからないことだらけだし。

昔はおばあちゃんやおじいちゃんが一緒に住んでいて、子育てをみんなでやっていた、とかなんとか。
でも、今となってはそれが本当なのかわからない。

とにかく、今は核家族で、お母さんは子供と二人っきりで向き合わなければならないのは、事実そうだ。
そして、健常者でも障害者でも、一人で抱え込みがちだ。

では、障害者の私はどうやって子育てをしているのか。

私も最初はなんでも一人で判断していたし、やっていた。
で、色々重なって、パンクして病気になったのだけど、病気になってからは、自分が考える限りは、他人を頼ろうと思った。

まず、とても頼りになる存在として、義母があげられる。
義母を頼るのは、子供が病気になったときや、問題が起きたときなどだ。自分の経験と知識をもとに助言をしてくれる。本当に頼りになる。

子供が小さいとき、保育所に入れた。
もともとは、仕事をするために子供を預けたが、病気で退職してからは、病気を理由に預けていた。
1歳から入所していて、子供は保育所が大好きだった。

市がやっている、子育て支援ヘルパーも派遣してもらった。
今の障害者支援の居宅介護サービスの申請がおりるまで、場つなぎ的にやってもらった。
保健所で事情を話すと、子育て支援ヘルパーというものがあるから、それを利用してみましょう、と提案してくれた。

私は保健所で、「助けてほしい」と声を上げた。
すると、保健所の人や市の子育て課の人がどんどん動いてくれて、助けてくれた。
感じたのは、案外助けくれる人は多いんじゃないかってこと。

「助けてください」って声を上げることって本当に大事。
障害者でも健常者でも、声を上げる勇気が必要だと思う。

まずは声を出すこと。そこからすべては始まる。



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こんにちは。

昨日は「ひとりごと」をUPできました~
今日は無理かも。

だいたい午前中にかいてUPします。
午後は日記を書く予定があって、さすがに続けざまに書くのはしんどいのでw、午前中に書いて、のんびりして、夕方16時以降に日記を書いています。

毎日、よくそんなに文章かけるね?

って感じですが、そんなに苦じゃないです。
そもそも、苦になったら、書かないし。

この「ひとりごと」のバックアップを取りたいのですが、どういうふうにとるか悩んでいます。

日記ソフトにうつすか、それともアメブロバックアップでとるか、とか。

何かいい案があれば、メッセージでコメントください。

あ、今からサイドバーにメールフォーム作るので、もし、メールフォームが出来上がっていたら、そちらからメールでもいいです。

では。


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診察時間が短いことの象徴として5分診察とか3分診察とかいう言葉をよく聞く。だいたい不満に思っている人が多いようだ。
「全然話を聞いてくれない」とか「薬を処方するだけ」とか。

私の診察時間は長くて10分程度。
文章を書くのは割と好きだが、しゃべるのが得意ではない。診察ではメモを渡している。
メモには前回の受診から今回の受診までの間の生活記録が書いてある。口で説明するよりは日々の記録を詳細に、短時間で見れるので、先生としても理解が早いと思う。
そのおかげで診察時間は10分、いや、5分程度になる。

主治医の先生は丁寧な人で、患者の話をよく聞く人だ。
基本的に、受け付け順で診察をするのだが、長い人で2時間ぐらい診察している人もいた。
診察時間が30分なんて普通のことだし、待合室で待っていて、前の人が30分を超えると、あきらめの境地に達する。

「いったい何を話しているんだ?」と、甚だ疑問。
前回の受診からの出来事を事細かに話しているのだろうか。う~ん、だとしたら、それはすごいことかも。
私にはまねできないな。

そもそも、診察時間に適正な時間というものは人それぞれだと思う。
30分とか2時間とか、長ければいいというものではない。

患者にとって重要なのは、自分の状態を的確に伝えること。
そして、医師にとって重要なのは、的確な指導と処方をすること。
例えば5分でそれらができるのであれば、5分診察でも何ら問題ないと思う。

私が5分診察でも文句を言わないのは、上記のことが満たされているからだ。

でも、もう少し先生と雑談したいな、と思う日もあるのは、事実だ。

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おはようございます。
今日は子供の誕生日です~♪

「おめでとう!」っていうと、恥ずかしそうに、にっこりしていました。

ところで、昨日私の日記ブログのほうで、こちらのブログを紹介したら、エッセイランキングが201位になりました!
おお、すごい!

アメブロのランキングはおまけみたいなもんだと思っていいるのですが、それでも、後順位を取得するとうれしいですね。

今日は少し時間があるので、「ひとりごと」のほうを更新で来たらいいかな、とは思うのですが、あれ、書くのそれなりに時間かかるので、むりならUPはできないかも。

それでは、みなさん、今日も一日生きましょう。



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小学2年生の時、「サラダでげんき」というお話を国語で習ってきた。
りっちゃんという女の子が病気で寝込んでいるお母さんにサラダを作ってあげるという話。
うちの子はそれを真似して、私にサラダを作ってくれた。ドレッシングも完璧に再現。

「お母さん、元気になってね」
と言って作ってくれたのは本当に感激した。私は単純なのだ。

また、しんどくて倒れて寝てしまったとき。小さなエプロンをして、黙って洗い物をし、洗濯をたたんでくれたこともあった。

うちの子がどうしてこんなに私の病気に理解があるのか。
それは、幼い頃からの心理教育というか、それのたまものである。

2歳ぐらいから、「お母さんは病気なんだよ」と繰り返し教えた。

「お母さんはしんどくなると、動けなくなるんだよ。
だからお母さんには優しくしてあげようね。
お母さんがしんどい時は、お父さんと二人でがんばろうね」

そうやって夫は子供に教えた。

これは子供がかわいそうというわけでは、決してない。
子供とはいえ、家族の一員だ。知る権利があるし、知る必要もある。

子供の理解を得るというのも難しい話であるが、根気よく教える必要があると思っている。

しかし、そんな理解ある子供であったわが子は、最近昔のように洗い物を代わってはくれない。
「主婦の仕事でしょ」と一刀両断。

若さゆえの無理解、というものもあると思う。

時がたてばまた理解が深まるときがあると思う。そんな日まで私は子供と向き合っていたい。


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昨日おとといと体調は良かったのですが、今日、また体調が悪いです・・・。

私の場合、躁でも鬱でも体調が「悪い」と表現しています。
躁は決して体調がいいとは言えないと思うので。

そういうわけで、今日は朝から調子が悪くて困りました。

本当は飲みたくなかったけど、このままではやばいとおもって、頓服を飲みました。
ほどなく効いてきて、落ち着きました。

今日、これからヘルパーさんです。
ヘルパーさんが来ている間に、「ひとりごと」をまた書こうと思っています。
読んでいただけると嬉しいです。

「ひとりごと」の書き方なんですが、一つテーマを決めて、それに浮かんだ考えを周りに書いていって、あらすじを考えてから書き出します。
ツールはマインドマップを使っていますが、マインドマップ的な使い方はしておらず、ただのメモになっています。

ipodのマインドマップアプリを使っていますが、もっといいアプリがないかと思っています。
・・・さがそ。。。

それでは、「ひとりごと」UPまでお待ちください



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先日プリンタが壊れた。結婚してからだから10年は使った。
10年。言葉にすれば短いけれど、本当に長い長い10年だった。
私と夫はその大半を病気と共に過ごした。

私の夫はとても優しい。
毎日私のことを気遣ってくれて、何かにつけて声掛けをしてくれる。

朝は起きたら、「大丈夫?体調は?」とすぐに聞く。
仕事先でもずっと気にしてくれていて、お昼休みになると、かならず電話をかけてくれて、昼食内容や午前中の体調のチェックをしてくれる。
帰るコールも同様に、午後の体調などを聞いてくれる。

ここまでされると人によっては嫌かもしれない(笑)。
私は全然嫌じゃなくて、むしろうれしい。

夫は本当によき理解者だ。

自分では気づかない躁の時の指摘をしてくれる。夫の言葉にはっとして、ひと呼吸おける。
鬱の時のいたわりも温かい。お風呂に行くように指導されたり、休息を取るために寝ることを勧められたり。

それから、診察内容もチェックする。
先生からの指導の確認。処方してもらった薬とその理由。
普段診察に立ち会えないので、診察内容がすごく気になるようだ。

私とは違い、配偶者が理解してくれないという悩みは、すごくよく聞く。なので、私はとても恵まれているのだと思う。
夫も最初はここまではしてくれなかった。

けれども、いつか夫は言った。
「なんで理解しようとしないんだろうね。生涯の伴侶なのに」

当然と言えば当然かもしれないが、私のことを「生涯の伴侶」と思っていてくれている。
それは本当に感謝しても感謝し足りない。

生涯の伴侶だからこそ、私のことを理解しようとしてくれている。私は本当に恵まれている。
これから先の人生、ずっと夫のことを大切にしていきたい。



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私は普段どちらかというと穏やかで静かな人間だ。子供のころからおとなしく、口数も少ない。自分が話すより聞き役のほうが得意。いまでも話すより書くほうが得意なので、受診時はメモを書いて渡している。

そんな私は躁になると、まずとにかく明るくなる。世界が明るく感じる。いや普段暗いわけではないのだが、視野がぐっと広がり、見える世界すべてがLEDライトで照らされているようなのだ。

多幸感に満ちていて、目に映るものがすべて幸せに感じる。

活動的になり、ちゃきちゃき動く。体の動きがスムーズに感じて、つい動きすぎてしまう。

常に興奮状態になる。前のめりで会話をしたりする。
精神的に興奮しているのだが、体のほうも反応して、頻脈になることもある。体が反応するとは自分でも驚きだ。

声は大きくなり、多弁になる。元来静かで無口なので、ギャップは激しいと思う。

これら躁状態になると、自分で気づきそうなものだが、これが不思議とその真っただ中は気づかないのだ。

後から振り返ると猛烈に恥ずかしくなり、時間を戻って注意したい。

躁になると楽になることが多いのか、躁になることを願っている人も世の中に入るっぽいが、私はごめんだ。
なぜなら私は、だいたい躁っぽいとき、上記のような状態に加え、頭が異常に忙しい感じがして、それが苦痛だったりする。

そうそう。そういえば、私の癖でもあるけれど、躁よりのサインとして、
「思い立ったが吉日」
というのがある。

思い立ったらすぐに行動してしまう。

エッセイを書いてみたい。毎日少しずつでも文章を書いて上手になりたい。書いたものを誰かに読んでもらいたい。
そんな気持ちであっというまにこのブログを立ち上げた。

・・・このブログ開設、躁っぽくなっているのかもしれないのでは?と、実はビビっている。



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