オートマチック車の「N」 | (裕)の学科教室

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さて、今回はオートマチック車のギアの中の一つ「N」(ニュートラル)についてです。


オートマチック車にはいろいろなタイプのギアがあります。


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こちらは一般的なフロアシフトとよばれているタイプのギアです。


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こちらは当校で使用している教習車のギアです。

最近はこのようにシフトレバーの横にボタンがついてないレール式になっているものが主流です。



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このようにハンドルの裏に付いているコラムシフトと呼ばれているギアもあります。

技能教習の中ではあまり使うことがなくて、「なんのためにあるのか?」って思っている人もいるのではないでしょうか?


では、[N」(ニュートラル)について勉強しましょう。(学科教本P143)



まずニュートラルの意味は「中立的」という意味で、


車のレバーで中立という、前進でも後退でもない状態のギアということでエンジンの動力が伝わらない位置になります。


ということは、この位置では車は動きません。



しかし、車が動かないギアには「P」(パーキング)というのもあります。



では、「P」と「N」の違いってなんなのでしょうか?σ(^_^;)



「P」(パーキング)は文字通り駐車するときに使うギアで車輪にロックがかかります。


でも、「P」に入れておけば絶対に動かないという意味ではありません。


ハンドブレーキを合わせて確実にかける必要があります。


エンジンを始動させるための場所でもあります。



「N」(ニュートラル)は前にも書いた通り、エンジンとギアを完全に切り離した状態なのでエンジンが空回りしている状態です。


使い道は


1、停止時間が長くなる(渋滞や信号待ちなどの待機)とき


 ブレーキペダルをしっかり踏んでいないとクリープ現象で動き出して追突事故の危険性があるからです。


2、故障してしまった場合ロープやクレーンでけん引するとき

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 [P」の位置では車輪にロックがかかっているので、引っぱることができないからです。


3、エンジンを始動させるとき


 [N」でもエンジンは始動できますが、安全を考えたら「P」で始動させます。



ということで、技能教習の中ではあまり使うことがないチェンジレバーの位置ですが、まったく必要がないわけではありませんよ!



では最後におさらい問題(答えは一番下↓)


1、オートマチック車で停止時間が長くなりそうなときは、チェンジレバーをNにいれておくとよい。


2、オートマチック車で駐車するときは、ハンドブレーキを確実にかけてチェンジレバーをNに入れておく。


3、オートマチック車で坂道を下るときは、ニュートラルで走行すると燃料の節約になる。




(裕)でした。('-^*)/




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答え:


1、○

2、×(駐車するときは「P」)

3、×(下り坂をニュートラルで走行するのは危険です。下り坂では「2」か「L」)