「メガバンク銀行員ぐだぐだ日記」を読みました。
このドキュメンタリー日記シリーズ、以前「マンション管理員オロオロ日記」、「ディズニーキャストざわざわ日記」など読んだことがあります。
他にもコールセンターや住宅営業マンなど、いろんな人がこのシリーズを書いていて、
「あの仕事の裏側をのぞいてみたい」
という(私みたいな)人はたくさんいるのかなーと思いました。
この本を書いたのは、メガバンクM銀行で営業職から事務職に移り、現在も現役で働く目黒冬弥さん。
私自身、証券会社では事務職と営業職で28年間、その後派遣社員として銀行で6年間働いていたので、
「あー、めっちゃわかる〜!」
というのがたくさんありました。
たとえば、支店長で代わると、支店の雰囲気も、人事評価もガラッと変わるというのは、めっちゃあるあるでした。
中間管理職が支店長からパワハラされて、自分の席に座らせてもらえなかったり、お気に入りの社員だけが露骨にえこひいきされたり…
かなりの恐怖政治で、次々とメンタルやられて人が辞めていくなんてことも、実際にあったんですよね。
目黒さんも突然営業職を外され、失意のうちに事務職に異動になるんですが、そこで部下の突然の死に見舞われます。
野見さんがこの支店に勤務した12年の間、彼女がここで成し遂げたことは誰も知らず、誰からも評価されない。
ただのロビー案内業務にしか見えなかっただろう。
それでも彼女は銀行にとってかけがえのない"信頼"という財産を築いていた。
(本文より引用させていただきました)
周りから嫌われても華々しい成果を上げて出世していく人もいれば、目には見えなくても、目の前のお客さんのために誠実に向き合う人もいる。
地位や名誉はいつかなくなってしまうけど、
「あの人がいてくれてよかったな」
と誰かに思ってもらえるほうが、価値のあることなのかも。
そして、実は社会を支えてるのは、そんな人なのかもしれないなーと思いました。
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