東野圭吾さんの「パラレルワールド・ラブストーリー」を読みました。
主人公の敦賀崇史は、かつて一目惚れした女性を、親友から恋人として紹介され、嫉妬に苦しみます。
ある日の朝目を覚ますと、その女性は自分の恋人として隣にいた…
そんな風に始まるこのお話は、現在のシーンと過去のシーンが交互に繰り返されながら、
「なぜ、記憶が変わってしまったのか?」
「本当は何が真実なのか?」
という疑問を、主人公と一緒に謎解きするように進んでいきます。
東野圭吾さんの作品は、精巧なパズルのように組み立てられていて、たくさんの伏線で過去と現在がつながっています。
今回も2度読みして、
「このシーンは、あそこにつながってたのか!」
という発見をするのも楽しかったです。
「あのとき、もしこうしていたら」
「もし、この選択をしていなかったら」
ということを考えてしまうことは誰にでもあると思います。
それって、
「過去に自分にはこんな出来事があって、だから今こうなってる」
という自分の記憶に基づいていますが、もしその記憶自体が真実じゃないとしたら…
「自分」
というものが、たしかなものではなくなってしまいます。
「今、私が認識してる自分って、本当に自分なんだろうか!?」
とちょっと怖くなってしまう、切ないラブストーリーでした。
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