花粉症、鼻炎で歌いにくいときの対処法
今年はなんだか冬が急ぎ足で過ぎ去っていったような気がしませんか?
気付いたら…春がきた!のような
そんな体感です
大人になって
「春がくる嬉しさ」
を実感するようになり、
春の歓びをうたった曲を心から愉しむことができるようになりました。
ただね、最近はかじや声楽教室の生徒の方々が…
花粉症で苦しんでいる方が多く…
やはり歌いにくいと感じている方が多いようなのです
歌いにくさの極み
私自身は(今のところ)花粉症ではないので
その辛さを理解することはできませんが
でも、アレルギー性鼻炎持ちなので
鼻水が歌いにくさに繋がる不快感は
めちゃくちゃよくわかります。
鼻水の中にはいろんな細菌やウィルス、が含まれていることもあり、鼻や喉などの粘膜を荒らしてしまいます。
加えて痰が絡んだりしたら
もう歌いにくさMAXではないでしょうか…。
歌い手にとって致命的
これね、一時期本気で悩みました。
何度も病院へ行きお薬処方してもらったけれど
スッキリはせずで…
当時は人前で歌う機会をかなり増やしていて
週に1回は歌うお仕事をしていて…
致命的に困っていたんですね。
当時練習していた部屋で、
イライラがMAXになってしまい
涙流しながら出ない声を振り絞ってたな…
お助けマンの登場
そんな時に、助けてくれていたのが
吸入器でした。
保湿することによって荒れた粘膜を少しでも保護して
鼻詰まりも一時的ではありますが緩和され
痰の絡みからも一瞬解放されます。
コンサートの時は
リハ前、開演前、休憩中にも使っていたので
キャリーケースには吸入器をいつも忍ばせていました。
控室でモクモクと湯気を出しながら
蒸気を吸い込んでいるドレス姿の私は
何とも不思議だったと思います笑
花粉症、鼻炎などで歌いにくい・声が出しにくいと悩んでおられる方、一度試してみてください。
根本的治療でなく
あくまで対処療法でしかありませんが
するのとしないのではかなりの差です。
春が来た歓びと
歌うことの悦びを
同時に感じていただきたい。
参考になれば幸いです。
ソプラノかじやなみこ