無気力無関心(仮) -5ページ目

天鳳大会ロビーの管理機能

先日、天鳳の大会ロビーの管理機能がリニューアルされました。(特に↓の点が以前より便利になりました)

 

・大会ロビーに待機しているプレイヤーを強制的にマッチング(予約を押さなくても対戦開始)させられる。

・対戦結果がリアルタイムで表示され、そのまま集計ツールにコピペもできる。

・各項目の左上にチェックボックスが配置され、チェックを外すとその項目が折り畳まれる。

 

せっかくですので各機能の使い方を簡単に説明してみようと思います。

 

ちなみに、天鳳の大会ロビーは個室作成のページで『大会ロビーを作成する』のボタンを押すだけで無料で作成できます。(ID登録も不要)

 

RULE EDIT(ルール設定)

・ルール:段位戦と同じルールにするのであれば、『対戦人数』『局数』『喰い断』『赤』『持ち時間』だけ変更する。(『拡張ルール』については後述)

・乱数種:ここに「default」以外の文字列を入力すると、それに対応した配牌とツモに固定される。(デュプリケート機能)

・参加費:無料しか選択できない。

・ランキング:『連続〇戦の最大合計得点』を採用した場合にプレイヤーが自分の順位を確認できるようになる。(全体ランキングを確認したい場合はページ最下部の『LINK』にリンクが表示されている)

参加対象:段位やRで参加対象を制限することができる。(『ゲストID不可』にするとID登録してないプレイヤーは予約できない)

・対戦許可:プレイヤー名を入力すると、そのプレイヤーしか予約ができなくなる。(空欄だと誰でも予約できる)

・チャット許可:プレイヤー名を入力すると、そのプレイヤーしかロビーチャットに書き込めなくなる(空欄だと誰でも書き込める)

・同一接続元の対戦を許可:不正防止の為に許可しない方が無難だが、住んでいるマンションが同じ為にトーナメント戦の対戦が始まらないというトラブルも過去にあった。

・特殊IDプロIDの同卓を禁止:特殊IDやプロIDは用途が制限されているので基本的に禁止でかまわない。

・対戦終了(#END)アナウンスを行わない:(観戦が終わる前に)対戦結果のネタバレを防ぐことができる。

※ルール変更後は『SAVE/UPDATE』ボタンを押すと反映される。

拡張ルールで『使用する』を選択すると↑が開く。

・トップ必要点数:この点数に誰も到達していない場合、東風戦は南入、東南戦は西入する。

・清算原点:この点数を基準にプラスやマイナスの清算を行う。

・天辺:誰かがこの点数に到達した時点で対局が終了する。(『飛び』の逆バージョン)

・沈みウマ:清算原点以上なら浮き、未満なら沈みとして順位ウマが変動する。

 

【追記】

※拡張ルールに『光速』が実装されました。(段位戦や個室では打てない『三麻光速卓』も選択可能)

 

KICK(強制切断)

荒らし行為をしたプレイヤーを追い出したり、誤ってマッチングされてしまった対局を中断するのに使用できる。(目無しになったプレイヤーをオートツモ切りにするみたいな使い方も?)

 

CHAT SEND(運営チャット送信)

運営チャット(文字が色違い)を送信したり、送信相手を指定することができる。

※プレイヤーがロビーチャットを開いていないと意味がないので、運営に使用する場合は「○○の際の××の指示はロビーチャットで行います」など事前の注意喚起が必要。

 

PROMPT START(対戦意思確認)

『希望者(候補)』にプレイヤー名を入力して『START』ボタンを押すと、対戦を希望するかどうかの確認ができる。

YESと回答したプレイヤーが『希望者(回答)』に表示される。(対戦希望者を↓の『START GAME』でマッチング)

※(事前申し込みや予選後の本戦など)あらかじめマッチングするプレイヤーがわかっている場合、わざわざこの機能で意思確認するよりも(「時間になったら大会ロビーに待機しておいてください」「不在の場合は棄権とみなして他の人を繰り上げます」など事前の注意喚起を行っておいて)↓の強制マッチングを行った方がスムーズに運営できる。

 

START GAME(強制マッチング)

『対戦者』にプレイヤー名を入力して『START』ボタンを押すと大会ロビーに待機しているプレイヤーを強制的にマッチング(予約を押さなくても対戦開始)させることができる。

・『席順をランダムにする』のチェックを外すと、上から東家・南家・西家・北家と席順を指定することができる。

・プレイヤー名の後に半角スペース空けて点数を入力すると、各プレイヤーの開始点数を指定することができる。

・プレイヤーが大会ロビーに不在だった場合、対戦は開始されずに不在のプレイヤー名が表示される。

※RULE EDITの『対戦許可』に架空のプレイヤー(運営者のIDでも)を入力しておくと、プレイヤー同士が勝手に予約して対戦してしまうトラブルを防ぐことができる。

 

PLAYER LIST(参加者一覧)

大会ロビーにいるプレイヤーとその状態が表示される。(ロビーチャットの/wコマンドと同じ)

『PROMPT START』や『START GAME』にプレイヤー名をコピペする際に便利。

 

WATCH GAME(観戦一覧)

対戦中の卓と観戦のリンクが表示される。
 

LOG(ログ一覧)

『対局開始』『対戦結果』『PROMPT START』などのログが表示される。
『対戦結果を順位順に表示する』と『対戦結果のみ』にチェックを入れると集計ツールにそのままコピペできる。対戦ログだと反映まで最大20分掛かっていたが、こちらはほとんど待ち時間なし)
 

PASSWORD

パスワードを設定しておくと、管理ページのURLを知られてもイタズラされるリスクが減る。
※設定したパスワードは(管理ページを閉じるまでは)ブラウザが記憶しておいてくれるので、UPDATEのたびに入力する必要はない。
 

LINK

大会ロビー(個室番号)、観戦、ランキングのリンクが表示される。

天鳳サンマ大会やります(1月8日)

あけましておめでとうございます。

 

不定期に開催してるサンマ大会ですけど、今回は1月8日に天鳳で開催することにしました。

参加人数も賞品も小規模な大会ですが、お時間がある方はご参加いかがでしょうか。

 

大会HP←詳細はこちらでご確認ください。


 

 

MahjongSoft(ロシア製中国麻雀サイト)

最近、MahjongSoftという中国麻雀が打てるサイトが(ごく一部で)話題となりました。

 

主な特徴としては『言語選択に日本語あり』『国際公式ルール&四川血戦ルール』『トーナメント(毎日開催)&個室対戦』という感じです。

 

※新たに『リーチ麻雀ルール(EMAルール)』『マラソンゲーム』が実装されました。

 

日本語化されているのでほとんど説明不要だと思いますが、アカウント登録やプレイ方法などについて簡単に説明してみたいと思います。

 

参考:『デュプリケート国標麻将やってみた』、『デュプリケートちゅんま (国標麻将) on MahjongSoft』『MahjongSoft公式サイトガイド

 

アカウント登録

まずは右上の『国旗』をクリックして日本語を選択します。
 
次に『新規登録』をクリックして各項目を入力します。(ログインID以外は後から変更できます)
ログインID:ログイン用アカウント
表示名:プレイヤー名(ユニコードも使用可)
パスワード:ログイン用パスワード
Eメール:メール認証あり
名&姓:ローマ字で入力(本名推奨だけど本名じゃなくてもOK)
国&都市:都市はローマ字で入力(『国旗を表示』のチェックを外していても、ロビー待機中は強制表示になった?)
WhatsApp&RSID:空欄でOK
※『名&姓』『国&都市』をきちんと入力しておかないと『確認済みユーザー(トーナメント参加や個室作成の条件)』になれないので注意。(確認済みユーザーに認証されるまではアカウント作成から数日掛かる)

 

利用規約に同意して登録ボタンを押すと認証メールが届きますので、リンクをクリックしたら登録完了です。

 

ホーム

 
個室対戦:
・ゲームID:卓ごとの番号、牌譜もこの番号で出力される
・ルール:MCR=国際公式ルール、SBR=四川血戦ルール、RCR=リーチ麻雀ルール(☺☺☺が付いたMCRとSBRは一色手ができやすい特殊卓)
・チケット:チケットを所持するメンバー限定の個室(チケット名は国名や都市名だが運営に申請して了承されればその他の地域からも参加可能)
・状態:待機中orプレイ中
・選手:入室しているプレイヤー(個室やマラソンの待機プレイヤー名が非表示になりました
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・右上の南京錠マークをクリックして個室を作成できる(確認済みユーザーのみ
・PINコード(入室パスワード)を設定できる
・各種時間設定ができる
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・『テーブルに参加』をクリックで入室できる(新しくブラウザのタブが開く)
・プレイ中の卓は『テーブルを観戦』で観戦もできる
・退室したい場合はブラウザを閉じる
・4人集まらなくてもBOTを入れて対戦を始められる
・対戦画面の右上に『チャット』と『副露などの設定』あり
・2時間の時間打ち切り?(16局でも1時間程度だが)
 
トーナメント(確認済みユーザーのみ):
・開始時刻があらかじめ設定されている(夜と深夜で毎日2回開催)
・平日は24局(約2時間)、週末は32局(約3時間)以上
・参加者数が最低人数(20人)に達しない場合は開催されない
・詳しい参加方法は公式サイトガイドを参照
・基本的なルールは個室対戦と同じだが点数計算が少し違う(日本麻雀みたいに放銃が痛い仕様)
・対戦結果はレーティング評価される
 
追記:最近は複式MCRのトーナメントにあまり人数が集まらず、『MCR個人(順位点と得点で評価)』『MCRマラソン(個室対戦の成績を期間限定で集計)』がメインとなっているようです。
 

統計データ

セッション一覧:個室対戦の牌譜
大会一覧:トーナメントの牌譜
MCR役データ:手役の出現データ
大会レート:トーナメントのランキング
 

製品

MCR麻雀トレーナー:MCRの点数計算の練習アプリ
ボットで遊ぶ:MCR・SBR・RCRのボット対戦
MCRオンライン電卓:MCR・RCRの点数計算アプリ
 

まとめ

日本人にとって中国麻雀は敷居が高いものですが、他の中国麻雀サイトと比較すると非常に敷居は低いと思います。
 
ただ、僕個人の感想としては、『トーナメントと個室しかない(段位戦的なモードが存在しない)』というのには不満が残ります。

 

 

まだ新しいサイトですので、これからの展開に期待したいと思います。

麻雀を完全情報ゲーム化してみた

『麻雀は不確定要素を含むゲームである』ということは有名ですが、麻雀からその要素を取り除いてみたらどうなるでのしょうか?

 

これを天鳳のデュプリケート機能を利用して実現できないかテストしてみました。

 

麻雀の不確定要素とは

ゲーム理論には、二人・零和・有限・確定・完全情報ゲーム(いわゆる完全情報ゲーム)という分類が存在します。

 

二人零和有限確定完全情報ゲームの特徴は、理論上は完全な先読みが可能であり、双方のプレーヤーが最善手を指せば、必ず先手必勝か後手必勝か引き分けかが決まるという点である。実際には選択肢が多くなると完全な先読みを人間が行う事は困難であるため、ゲームとして成立する。(Wikipedia『二人零和有限確定完全情報ゲーム』より)

 

そして、麻雀は四人・零和・有限・不確定不完全情報ゲームであり、『多者対戦』『不確定』『不完全情報』という3つの不確定要素が存在します。

 

・多者対戦:誰かの不利が必ずしも他の誰かの有利になるとは限らない

・不確定:配牌やツモ山が不定

・不完全情報:他家の手牌やツモ山が見えない

 

この3つの要素を排除できれば、(それが麻雀として成立しているかどうかは別として)麻雀を完全情報ゲームにできるはずです。

 

麻雀を完全情報ゲームにするには

天鳳の仕様の範囲内でそれを実現できないか考えてみた結果、以下のようなルールを思いつきました。

 

・2対2のペア戦(基本ルールは天鳳ペアマッチに準ずる)

・使用する乱数をあらかじめ指定する(事前研究が可能)

・席は対面同士で表裏の2回戦打つ(表で東西に座ったら裏は南北に座る)

・ペア同士で対戦中も情報交換あり

 

つまり、『情報交換ありのペア戦』により二人対戦と同じになり、『固定された乱数で表裏2回戦』により配牌やツモ山が不定でも有利・不利がなくなり、『乱数をあらかじめ指定』により(他家の手牌変化や副露によるツモ順のズレなどを把握できる頭の回転力があれば)全ての牌が表になってるのと同じになるということです。(リアル麻雀でこれをやるなら、最初から牌を全部表向きにするという方法もある

 

このルールで打った場合、両ペアが最善を尽くすと理論上は必ず1勝1敗になるはずです(おそらく、たぶん⋯)。

 

名付けて『天鳳デュプリケートペアマッチ』です。

 

天鳳デュプリケートペアマッチの運営方法

運営方法は(対戦ペアがちゃんと大会ロビーに待機してくれてたら)簡単で、↓の各項目を入力をして『START』ボタンを押すだけで(プレイヤーが自分で予約を押さなくても)対戦開始させることができます。

※この対戦開始(運営者による手動マッチング)機能はデュプリケートペアマッチ以外の運営でも便利です。(乱数は『default』、席順は『ランダム』にする)

 

それから、天鳳デュプリケートの仕様は以下のようになっています。

 

・文字列入力で任意の乱数に固定することが可能。

・席順(固定orランダム)の設定も可能。

・乱数を固定すると牌山と開門場所が固定される。(ツモ牌は副露でズレる)

・乱数と席順を固定しても、(連荘や親流れによって)〇局目の△家の配牌を違う人がもらうこともある。

 

ちなみに、乱数の文字列を『01zzz』にすると、1~6局目の配牌とツモ山(東家視点)は以下のようになります。(指定する乱数が決まったら、このような画像を対局者に配布してあげると親切かもしれません)

 

 

 

 

実際にテストしてみて

まだテストの途中ですので、後日追記します。

サンマ大会の宣伝の為にサンマ大会を開催します

タイトルだけ読むと意味不明なんで簡単に説明すると、

 

三麻本祭り』という天鳳公式のサンマ大会が7月に開催される。

   ↓

データで勝つ三人麻雀』の著者のみーにんさんから大会ゲストを依頼される。(10年以上麻雀企画やってるけどゲストをお願いされるのは初めて)

   ↓

大会の宣伝をしたいけど(僕自身の知名度はゼロだし)どうしようか?

   ↓

じゃあ大会を宣伝する為に大会を開こう!

 

という感じです。

 

ちなみに、三麻本祭りの当日は『天鳳課金(もちろん自腹で)配るからみんなで大会打とうぜ配信』も行う予定です。

 

大会HP←詳細はこちらでご確認ください。