無気力無関心(仮) -30ページ目

持ち時間の利用

ネット麻雀には必ず持ち時間というのが設定されているのですが(放置による続行不能を回避する為)、これについて少し考えてみたいと思います。

よくあるのが、副露のラグや打牌速度で手牌や思考を読む・読まれるというようなことが戦術的に扱われていますが、それ以外にはどんなものがあるでしょうか?


まずは牛歩(意図的な持ち時間の消費)について考えてみます。

牛歩は回線切りやラス確などと同様に(不正ではないが)嫌がらせの一種という認識がされていますが、これは持ち時間を利用した戦術となる可能性もあります。

例えば、打っている最中に牌理などのツールを使用したり、合議制で打ったりすることもネット麻雀なら可能です。(牛歩だからといって必ずしもそうとは限らないが。)

ネット将棋にはコンピュータ将棋を利用したソフト指しという不正が存在し、棋譜からソフトとの一致率が解析されIDをBANされたりもしてるようです。

ただ、ネット麻雀の場合は(現時点では)不正にはならないし、仮に不正だとしてもコンビ打ちや配信のぞきなどのような不自然な打牌にはならないのでその立証のしようがありません。

これを最大限利用して、対局中に場に出てる牌をリアルタイムに取得して牌理や牌のマトリクスを表示するようなツールとそれを利用したソフト打ちというのもそのうち出現するかもしれません。


それで、もしもプレイヤーが自分だけの力で打ってないかもしれないという疑念が持ち上がりだした時、持ち時間が短い麻雀への要望が高まるかもしれません。(ネット将棋では既に導入されている。)

天鳳だと持ち時間が(通常はこちら)『3+5秒』くらいの設定でしょうか。(さらに持ち時間が切れるとその局はオール強制ツモ切りとか?)

これを実際にやってみるとわかりますけど、あきらかに強者向けのルールですので、これが流行ることはないかもしれませんが。(大会ロビーのオプションくらいにはあったら面白いか?)


ところで、持ち時間の概念はネット麻雀だけですが、これをリアル麻雀に持ち込むことはできないでしょうか?

例えば、卓の中央部分にカウントダウンするタイマーを置き、それ自体がセンサーにもなっているので触れるだけでカウントがリセットするというのはどうでしょうか?(打牌後にセンサーに触れるとカウントダウンを始めて、それが0になる前に下家はツモって打牌を完了させなければならない。)

逆に、リアル麻雀だけに存在する時間打ち切りをネット麻雀に採用して、タイマー表示が0になるとその時点でオーラスとなるというのも、大会や公開対局では時間管理がやりやすくて有用かもしれません。

(ネットでもリアルでも)持ち時間と時間打ち切りの両方が採用されると、時間の使い方というのが(サッカーやアメフト的な)立派な戦術として成立するのではないでしょうか。(コンテンツ的にも時間読みがやりやすい。)


あと、どーでもいいことなんですけど、雀鬼流の麻雀って非合理的な部分を取り除いた『短い持ち時間』と『特殊な条件戦』と考えると、かなり面白いルールなんじゃないかと思うんですが?

ブームが再燃したりは…、しないか。

天鳳日記(4月27日)

前回 から約3ヶ月ぶりの天鳳日記です。


体調を崩したりしてあまり打てない期間もあったんですけど、確変のおかげで七段になりました。


現在は三鳳に移行する準備として、観戦と戦術の練り直しをメインにやっています。


全てを把握してるわけではないので間違っているかもしれませんが、天鳳ではサンマもヨンマも副露を絡めた速攻&ギリギリまでの攻めからのベタオリという打ち方が主流なように思います。


この打ち方は様々なルールでの汎用性が高く、僕も(サンマ・ヨンマ共に)東風戦ならこれをを選択するんですけど、東南戦ならば(特にサンマでは)違う打ち方を選択します。


この牌が通るか通らないのか?ここで押すべきなのか引くべきなのか?というようなギリギリの押し引き判断は僕にはよくわからないので、(目に見える情報を元にした)早めの判断によるシンプルな打ち方を目指しています。(その方が理論化もやりやすい。)



打荘数は少ないですけど、現時点での三鳳の牌譜です。


三鳳南喰赤 | http://tenhou.net/0/?log=2013042122gm-00b9-0000-4ecb4ff6&tw=0
3位 A:01(-40.0) B:まそーさん(+1.0) C:黒沢祐一(+39.0)
三鳳南喰赤 | http://tenhou.net/0/?log=2013042221gm-00b9-0000-720cb2e8&tw=2
1位 C:01(+55.0) A:今年もよろしく!(-57.0) B:ゆうじーる(+2.0)
三鳳南喰赤 | http://tenhou.net/0/?log=2013042222gm-00b9-0000-bd4f0899&tw=2
2位 C:01(-4.0) A:ポコピン(+70.0) B:hironn20(-66.0)
三鳳南喰赤 | http://tenhou.net/0/?log=2013042421gm-00b9-0000-9d8d6c68&tw=0
1位 A:01(+58.0) B:五月七日くみん(-41.0) C:sigenori(-17.0)
三鳳南喰赤 | http://tenhou.net/0/?log=2013042422gm-00b9-0000-9f73ccc0&tw=1
3位 B:01(-32.0) C:nagisa11(+38.0) A:積倉☆手数(-6.0)
三鳳南喰赤 | http://tenhou.net/0/?log=2013042423gm-00b9-0000-19aac55f&tw=0
1位 A:01(+54.0) B:Simoon(-51.0) C:maoutaku(-3.0)
三鳳南喰赤 | http://tenhou.net/0/?log=2013042500gm-00b9-0000-b7425344&tw=0
2位 A:01(+14.0) B:nmnk2110(+51.0) C:るなちー(-65.0)



【追記】


今夜、『第20回喪板杯』というヨンマの大会に出場&配信する予定です。


詳細はこちら なんですけど、出場条件が色々あるらしいので控えめに宣伝です。


  ↓↓↓


Livetube の鯖が激重なので(落ちてる?)配信なしで参戦。(鯖が回復したら配信予定。)


  ↓↓↓


予選を勝ち抜くも、決勝戦は良いとこなしのラスで終了…。


大会に参加された方や運営者のautumnal さん、どうもお疲れ様でした。

高レート=強者なのか?

今日、僕は以下のようなツイートをしました。


高レートの賭け麻雀を「すごい」とか「強い」と言う人が多い。すごいというのは主観だから好きにすればいいが、強いかどうかはレートの高さが実力の担保になっていないからわからないとしか言えない。

(※レートと言ってもネット麻雀のRではなく、賭け麻雀における賭け金のことですが。)


これに対していくつか反応がありましたので、それについて簡単にまとめてみたいと思います。



まず、以下のような反論がきました。

違うな。高レートで打てる度胸あるいは財力があるというのは実力の一部である。低レートでドヤ顔する者が高レートで打って実力を発揮しない場面を何度も見た。大は小を兼ねる。


レートの高低と実力はいくらか相関あると思ってますね。学歴と仕事の能率との関係のよう。点2ピンから100人、点5から100人ランダムに引き抜いたら平均的な強さは前者が勝つでしょう。また単純に戦えるレートの幅が広い方が優秀という側面も。



前者については、度胸や財力はそのレートの賭け麻雀に参加または継続できる条件であって、これを麻雀の実力の担保とするのは難しいのではないかと思います。(高レートの麻雀に必要または限定の技術というのも存在しない。)


後者については、以下のような意見があり、


レートが高い方が平均レベルは上でしょうけど、上位○%のレベルとかは変わらないかと。


その通りだと思います。強い打ち手がこぞって高レートに移籍するのであれば上位層のレベルも変わるでしょうけど、現状ピンより上は、たまたま高レートで打つ縁がある限られた人しか打ってないのでそちらはあまり変わらないと思ってます。


確かに、ある程度の実力の担保になるのではないかと思います。



ところで、天鳳のようなネット麻雀であれば、(一部の例外を除き)強者はどんどん上位の卓へ移行して行き、ほぼ実力どおりに選抜されていきます。


では、賭け麻雀の場合はレートによりどの程度選抜ができるのでしょうか?


これについては僕自身よくわからないし、現時点ではその判断はその人の主観が多分に入り込むのだと思います。


賭け麻雀に近い側の人間は『高レート=強い』というバイアスがかかるし、僕のようにネット麻雀に近い側の人間は(何千戦何万戦も打たないと実力は測れないのだから)『レートの高さは実力の担保にならない』というバイアスがかかるのだと思います。


とりあえず僕が言えるのはここまでしょうか。(レートの高低でなく、レートの有無でならもっとはっきりできそうですが。)



あと、今回はレートについてでしたが、ルールや環境の違いについて『麻雀の多様性』というコラムを近いうちに書きたいと思っています。

ネットとリアルの違い

『雀荘に求められてるもの』というテーマの一環として、ネット麻雀とリアルの麻雀の違いについて考えてみます。


とりあえず思いついたものをメモしてるだけなので、今後も書き足していくつもりですが。



【操作性】

・道具

 ⇒牌などの道具を使うか画面上でマウス操作するかは見た目上は大きな違いとなるが、麻雀としての要件にはほとんど差がない。

 ⇒自動卓の進化により、リアルの方がネットに少しずつ近づいている。

・インターフェース

 ⇒対局者の表情や仕草などが見えるかどうかは、楽しみ方としては若干違いが出る。(競技としての差はない)

 ⇒ネットでもチャット以外にも対局者の音声や画像を表示させることができる。

ラグ

 ⇒ネット麻雀では鳴ける牌や和了牌にラグがかかる。

 ⇒リアルにおける断続的な判断というのがネットではなくなる。


【ゲーム性】

・ルール

 ⇒リアルとネットでルールに違いがあるというよりは、リアルにもネットにもルールの統一性がないという方が正しい。

・時間制限

 ⇒ネットには打牌の時間制限が導入されている。

 ⇒リアルには打牌の時間制限は導入しにくい。(時間打ち切りくらい。)

成績管

 ⇒ネットの方が圧倒的に優れている。

 ⇒実力の選抜や麻雀研究についても同様。


【利便性】

マッチング

 ⇒リアルは人を集めるor場所を移動する必要がある。

 ⇒ネットは各自端末さえあれば、いつでもどこでも打つことができる。

・料金

 ⇒ネットの方が無料寄りだが、リアルの方が料金を払うことに対して抵抗が低い。

・コミュニケーション

 ⇒ネットの方が浅く広く、リアルの方が狭く深い。


【現時点の情勢】

・競技人口

 ⇒リアルは減少、ネットは増加の傾向。(全体的には微減?)

・権威

 ⇒リアル>ネットという傾向。

賭博

 ⇒リアルの方がお金を賭けるという選択肢がある。(もしくはリアル=賭博という固定観念)


【所感】

『ネット=進歩』、『リアル=固定観念』という印象?

・ネットとリアルのどちらか一方だけで通用する技術は?

・ネットとリアルのそれぞれにある面白さとは?

・ネットとリアルの特徴を活かした新しい面白さを提供できないか?(ネットはほっといても進歩していくので、特にリアルで)

雀荘ではできない麻雀大会?

現在、Maru-Jan で賞金総額1000万円の麻雀大会(詳細 )というのが開催されています。


システムとしては東南戦8戦のスコア上位80名が準決勝進出のようですが、無料会員登録で8戦ぶんのポイントがもらえるので、大会に参加するだけなら実質的に無料とのこと。(準決勝進出で賞金1万円以上確定で旅費の支給はナシ?)


それと、このきーさん によると参加できるのは1回線につき1人のようで、他のIDを新規登録しても(課金しても)再挑戦はできないようです。


僕は参加はしませんけど、この大会の存在が『雀荘に求められてるもの』のテーマと重なる部分があるのでちょっと書いてみたいと思います。



それでは、『全国麻雀選手権における高額賞金の合法性について 』を検証してみたいと思います。


過去、高額賞金をうたった麻雀大会はいくつかありましたが、例えばさわやかカップ (総額200万円、優勝賞金150万円)は中止となり、日本麻雀機構杯 (総額2000万円、優勝賞金1000万円)は賞金から世界一周旅行に変更となりました。


それらとMaru-Janの大会を比較してみると、


・参加費を賞金にあてると賭博とみなされる可能性がある。

 ⇒参加費が無料である。

・懸賞の応募に条件があるクローズド懸賞での高額賞金は景品表示法に違反する可能性がある。

 ⇒無料会員登録だけで誰でも参加できるから賞金額に制限がないオープン懸賞となる。

 ⇒有料会員も1度しか挑戦できないので無料会員との差がない。

・雀荘が賞金大会の運営にかかわる(賞金を出す)と風適法に違反する可能性がある。

 ⇒Maru-Janは雀荘ではないので風適法の適用外。

 ⇒準決勝の会場が雀荘でなければ完全にセーフ?


さわやかカップが中止になったのは、参加費を賞金に充てたことと、雀荘が協賛金を出したことが原因であったようです。


また、雀荘が運営にかかわっていなくても、雀荘を会場として大会が行われると警察が過剰に反応して日本麻雀機構杯のように高額賞金がNGとなる場合もあります。


これらを厳密に適用すると、(プロのタイトル戦も含め)現状の賞金が出る麻雀大会のほとんどが違法となる可能性があります。(ちなみに、賞金が賞品に変わっても法律上の扱いは同じです。)



【追記1】


この大会の裏側についてちょっと推測してみたいと思います。


・運営

 ⇒大会の趣旨とか発表されてたらツッコミ所満載で面白いのですが、残念ながらそれはナシ。

 ⇒運営に麻雀プロが入ってないっぽいのが最大の好材料。

・不正対策

 ⇒コンビ打ちっぽい変な刺し込みが既にTwitterでも晒されてる。

 ⇒通報システムだけでなく同卓規制もあった方が万全だが?

・スポンサー

 ⇒ネット麻雀サイトの大会らしく、協賛・協力にIT関連の企業が入っている。

 ⇒賞金をこれらの企業がメインに出しているとは考えにくい。(賞金はおそらくMaru-Janから)

 ⇒大会の箔付けや宣伝に親交や取引がある企業に名前を出してもらう感じ?

・採算性

 ⇒過去最大の賞金の麻雀大会という広告で十分ペイできるという試算か?

 ⇒1回では終わらないだろうけど、継続的に開催されていくかはその広告効果次第。

・大会の意義

 ⇒法律的にセーフな賞金麻雀大会というモデルケースとなるはず。

 ⇒麻雀大会の規制緩和へのきっかけとなるか?他の大会がアウトとみなされてしまうか?


まだ情報が少ないので大したことは書けませんが、今後の動向にも注目していきたいと思います。(日本麻雀機構みたいなアレな感じにはならないと思うが。)



【追記2】


このような麻雀大会は、現状では雀荘業界には開くことができません。


それに対して業界はどう対応していけばいいのでしょうか?


方向性としては3つあると思います。


A.この大会を例外として、現状を維持する。

B.この大会を基準として、制限内での新しいやり方を模索する。

C.この大会を基準として、制限を緩和する為の活動を行う。


現実的な実行性で言えば『A>B>C』ということになりますが、僕としては『A⇒B⇒C』という移行が望ましいと考えています。


そもそも、この大会はネット麻雀によるB案の実行とも言うことができると思います。(というかネット麻雀の存在自体がB案そのもの?)


では、雀荘に実行可能なB案とは?


それはこれから提案していくつもりです。