2015年ももうすぐおしまい。
この記事が本年最後の記事となります。
皆様にとって2015年はどんな年だったでしょうか?
振り返ってみると、自分にとって2015年はすごく良い年でした。
こんなに「今年は良かった」と思える年は何年ぶりだろうか・・・という感じです。
2013年は慌ただしく過ごし、そして後半から体調を崩した年。
2014年は大変なことや悲しいことが重ねて起こった年。
この2年は総じて苦しい年だったと思います。
2015年もいくつかの寂しいことがありましたが、
それを上回るくらいに前向きな出来事に溢れていたように思います。
今年は転職と引っ越しを経験しましたので、客観的にみると今年は
激動の年ということになるのかもしれませんが、休職して4ヶ月も
ゆっくりした(笑)こともあってか、どちらかというと平穏無事な
1年だったという印象の方が強いです。
激動の年ということになるのかもしれませんが、休職して4ヶ月も
ゆっくりした(笑)こともあってか、どちらかというと平穏無事な
1年だったという印象の方が強いです。
来年も平穏無事な良い年であればいいなと思いますが、
禍福は糾える縄の如し、苦しみは必ずまたやってきます。
人生は一切皆苦であるということを忘れず、
来年も生きていきたいと思います。
来年も生きていきたいと思います。
ということで、毎年恒例の(?)テーマごとの今年のまとめを残しておきます。
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■美術
美術館・展覧会について。
今年は全部で16の展示・イベントを鑑賞しました。
とくに面白かった展示ベスト3は以下のとおり。
・高松次郎 制作の軌跡 (国立国際美術館) → ■
・マグリット展 (京都市美術館) → ■
・他人の時間 (国立国際美術館) → ■
「高松次郎」と「マグリット」は、どちらも制作年代順に作品を並べるという
オーソドックスな展示でしたが、それぞれの作家さんの仕事・手法の変化が
分かりやすく把握できる、非常に良い展示だったように思います。
「他人の時間」はアジアの現代美術展で、非ヨーロッパ地域という空間と
アジアの歴史について考えさせられる、密度の濃い
非常に面白い展示でした。
休職中でヒマがあるのをよいことに(笑)2回も鑑賞しましたので、
自分にとってこの「他人の時間」は2015年と言って真っ先に思い出す
展示になることだと思います。
展示になることだと思います。
その他、旅行などで訪れた、近畿圏以外の美術館は以下の3つ。
諸々の意味でそれぞれ思い出に残りそうです。
・根津美術館 → ■
・浜松市美術館 → ■
・豊田市美術館 → ■
■音楽
今年行った演奏会は全部で12回。
とくに印象的なのを3つ並べると・・・。
・歌劇「ドン・ジョヴァンニ」 (英国ロイヤルオペラ) → ■
・歌劇「ばらの騎士」 (新国立劇場) → ■
・シプリアン・カツァリス ピアノリサイタル (名古屋しらかわホール) → ■
英国ロイヤルオペラのドン・ジョヴァンニがやはり
内容的にも金額的にも(?)今年の一番。
2015年と言って真っ先に思い出す公演になりそうです。
「ばらの騎士」と「カツァリス」は、それぞれ
東京・名古屋まで鑑賞しに行きましたので、思い出深いです。
「ばらの騎士」は公演後に大きな地震も経験しましたので、
この経験も含めて思い出に残りそうです。
■本
「読書メーター」に登録して最初から最後まで「ちゃんと読んだ」本は計25冊。
今年は図書館で本を読み散らかすことが多かったので、
「ちゃんと読んだ」本はやや少なめです。
その中でとくに良かった本は以下の3冊。
・生きて帰ってきた男-ある日本兵の戦争と戦後 /小熊英二 (岩波新書)
・自我の起源-愛とエゴイズムの動物社会学/真木悠介 (岩波現代文庫)
・越境/コーマック・マッカーシー (ハヤカワepi文庫)
昨年は古典ばかり読んでましたが、今年は近年の本も比較的多く読みました。
その中で「生きて帰ってきた男」は文句なく今年のベスト。
昭和を生きた一人の人物の経験をベースに社会学者の目で昭和史を
描写するという、ノンフィクションであり文学であり歴史書でもあるような
素敵な作品、岩波新書の久々の(?)ヒットです。
描写するという、ノンフィクションであり文学であり歴史書でもあるような
素敵な作品、岩波新書の久々の(?)ヒットです。
「自我の起源」「越境」は今年の本ではありませんが、どちらも90年代の書籍。
「自我の起源」は、遺伝子も人間も社会もそれぞれが独立した意志を持ち、
それぞれ個体は他個体のためにあることに生の喜びを見るということを
明らかにした本で、これはもう本当に涙なしでは読めない本です(笑)。
明らかにした本で、これはもう本当に涙なしでは読めない本です(笑)。
見田宗介さんの著書は、いつも生きることの動機づけを与えてくれます。
コーマック・マッカーシーの「越境」は、
「神」や「生」について様々なことを考えさせられる現代文学で、
これについてはこちら(→■)の下の方で散々書きました。
(「読書メーター」、れぽれろのページはこちら → ■ )
■旅
今年の泊りがけの旅行(仕事での出張帰りに遊びに行ったのも含む)は、
東京(2回)、浜松(2回)、名古屋、姫路の計6回。
姫路は泊まる必要もないのに無理やり泊まりました 笑。
上にも書いた東京のオペラ&地震が最も印象的ですが、
諸々の事情で2度訪れた浜松についても、
2015年と言って思い出す大きな思い出の1つです。
2015年と言って思い出す大きな思い出の1つです。
あと、今年で西国三十三所のうちの半分(十七所)を回り終えました。
来年以降もぼちぼち回って行こうと思っています。
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その他、この1年のブログ記事を振り返ってみると
いろいろとやり残していること、忘れていることもあります。
読書記録は9月分から止まってますし、
「日本のうた」の記事も、「泉州の思い出の場所」の記事も
続きを書くのを忘れてしまっています(笑)。
行き当たりばったりのブログですが、
来年も好き勝手な記事を書いて行こうと思いますので、
来年も好き勝手な記事を書いて行こうと思いますので、
お時間のある方は引き続きお付き合い頂ければ嬉しく思います。
そして、読者登録させて頂いている皆様の記事も、
来年も楽しみにしております。
来年も楽しみにしております。
それでは、今年はこの辺で。
さようなら2015年。
すべての皆様に感謝・・・。
すべての皆様に感謝・・・。
幸せを明日に・・・よいお年を!