これです。

ちょうど蒸し暑くなったところで、実にタイムリーでした。
娘曰く、
「父は暑くなると、シャツとパンツだけでいたりするから……」
だそうです。
否定はしませんが

今はその甚平を着て、記事を書いておりまする。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
昨日の続きです。
ただ、今日の記事は「トンデモ記事」です。
理屈では割り切れない、どっちかというと思い込みなんじゃないの、そういうの客観的には証明できないでしょ、といった内容の記事です。
だから読まれる方は、最初から話半分か、あるいは戯れ言程度に思って下さいね。
くれぐれもすんなり真に受けないように。
理性を保って読んで下さい。
昨年の4月ごろから、私はずっと揺さぶりを受けていました。
以前からの読者の方は、この時期に私が一度、占いをやめようとしたことがあるのをご記憶でしょうか?
昨年5月頃の記事をざっと読んで頂いたら、そのことが如実に表れているのがおわかり頂けると思います。
一事は完全に占術からは手を引こうと考え、少なくとも商業的にはやめてしまおうとしていました。
迷いがあったのです。
私の中の非常に弱かった部分。そこを突かれてしまった、という感じです。
体調もなぜか、この頃非常に悪かったのです。
首の調子が悪くなったのは5月頃からで、ちょうど四川省の大地震が起きたあたりからです。
5月17日には朝起きたとたんものすごい頭痛で、何度も吐くという状態でした(さしたる原因はなく、どうやら風邪でもなかった)。ホテルに出勤して、どうしてもやらなかればならない業務を一つこなした後、K配ぜんのAさんのはからいで帰宅させてもらったこともあります。
また同時期にタバコの受動喫煙が引き金になり、非常にたちの悪い風邪を引き込んでしまいました。
娘は軽い交通事故を起こしました。
妻と娘の仲がちょっと険悪(までは行かないにしても)だったこともあります。
私が占星術から手を引くという事態は、なにか救いの手でもさしのべられたのか、というほど急速な展開があり、5月の終わりには復活宣言をしました。
が、首こりと肩こりは、相変わらずひどかった。
宮城・岩手内陸地震もありました。
地震の前には調子がいっそうの悪くなる傾向が前からあったので、もしかすると大きな地震が続くせいか、などとも考えたのですが、あまりにも長く持続しています。
これはヘンだ、と感じていました。
たしかに私は肩こり症です、昔から。
小説家ですから、肩こりは持病みたいなものです。
しかし、ここのところひどいものに悩まされたことはなかったし、なんというのか、普通のこりではないのです。
いやあな感じがする重さなのです。
分かります? こういうの。
解消させるために8月9月なんかには、新しく見つけたマッサージ屋に通っています。
しかし、治らない。
その頃、私は夢中でやっていたことがあります。
占星術による地震予測研究です。
教本もなく、起きる地震のデータとチャートを付き合わせ、その発生時期を予知する。
その根源を見極め、方法論を確立する。
これをやろうとしていました。
じつはこれには一つ、差し迫った大きな問題がありました。
そう。
例の有名な予知夢で予言を行っているJさん。
この人の予言の一つに、9月13日に中国か日本のどちらかでM9.1の大地震が発生するというものがあり、それが世間でも非常に騒がれていたのです。
的中率9割以上を標榜する世界的に有名な予言者です。
この方に振り回された人は多いと思います。J予言信者になった方も。
私もJさんのことを知った当時は、「こりゃ、すごい人が現れたもんだ」とブログでも紹介したことがあります。
しかし、その後、現実に発生する地震がJ予言と一致しないこと、そしてJ予言の関連本を読んだ後、なんというのか未来に希望が持てない、非常に暗い気分にさせられたことなどから、じょじょに「?」を抱くようになっていました。
そして、ホロスコープでの地震予知の精度が上がって来るに従って、J予言とはますますずれがあるように思え始めたのです。
そうするうちに、週刊新潮からJ予言に関する批判記事が出てきました。<過去記事>。
Jさんが本物なのか偽物なのか、私には分かりません。
霊感や予知能力があるのかも知れませんが、夢という形で受信しているその発信元が、つねに「光」であるとは限らないような気もします。
私は答えを出さなければなりませんでした。
なぜ? と問われても分かりません。
なんというのか、J予言を知って不安に陥った大勢の人の声が、自分には聞こえているような気がしていました。
大げさな表現なのですが、あのときの自分の猛烈な追い込み。
まるで受験勉強みたいなんですけど(笑)、本当にそうだったのです。
そうさせてくれたのは、このブログを読む皆さんの声なのです。
過去のデータをあたり、そのときのチャートを作成し、その頃の世界チャートを作り……。
そして、とうとう。
9月8日付の記事<9月13日になにが起きる?>で、私は結論を皆さんに報告できました。
9月13日、日本に壊滅的な地震は起きない。
ただ13日よりもほかの周辺時期に、大きめの地震が発生する可能性はありました。日本では可能性は少ないのですが、他の国では被害が出る可能性もある。
だから9月10日午前7時より、「この世界と大地に、あまねく愛と調和が満たされますように」という祈りを捧げませんかという呼びかけを皆さんに行いました。(9日の記事で)。
この調和の祈りに賛同して下さった方は、決して少なくなかったと私は感じています。
メールやコメントで寄せられた以外にも、きっと多くの方がこれに参加して下さった。
10日の朝、目覚めたとき私は異常なほどすっきりしていました。
まだ祈る前です。
夢を見ていました。
<祈りを終えて>にも書きましたが、虹の夢でした。
非常に鮮明な大きな虹が、自分の行く手の道の上に架かっている夢です。
「ああ、もう祈りは叶えられた」
そんな気がしました(もちろん、予定通り祈りましたが)。
そして……。
なんと。
そのとき以来、あのいやあな首こり肩こりは消え去ってしまったのです。
時折、ちょっと不調を感じることはありましたが、その日以来、劇的に解消されたのは間違いありません。
不思議な話です。
10日11日にはイラン、北海道沖、インドネシアと連続して大きな地震が起きました。
が、13日は皆さんご存じの通りです。
なぁーんにも起きませんでした。
もしかすると祈りが地震を回避させた?
いや、でも、私はもともと13日には大地震など起きなかったのだと考えています。
じつはそのときの<祈りを終えて>の記事には、虹の夢に関して書かなかったことがあります。
あまりにもリアルすぎて、しかも自分自身、意味がよく分からなかったために、書かなかったのですが……。
その虹の下には、大きな蛇の死骸があったのです。
げ、て感じですが。
その大きな蛇は、パンパンにお腹を膨らませていて、そしてそのお腹が破裂してしまって死んでいるのです。
けっこう書くとグロいですね(スミマセン

その蛇の死骸の先に道は続いていて、その向こうから大きな虹が私に迫って来るという夢だったのです。
目覚めた瞬間、私は蛇の死骸を見たにもかかわらず、非常に爽快で、力に満たされていました。
その蛇がなにかしら邪なものの象徴であることが、はっきりわかったからです。
そのときはもしかしたら蛇は地震の象徴で、それが破れた=地震は起こらなくなった、のではと考えました。
そうなのかも知れません。
が、今この記事を書く気になったのは、その蛇の意味が自分の中でも納得できる解釈ができるようになったからです。
この蛇は、おそらく人の不安や憎悪、怒りなど、ネガティブな想念を食い物にしている、なんらかの象徴だ、と。
これが腹を破裂させて死んだ。
これはつまるところ、J予言によって生み出された人の不安を食っていたこの蛇の呪縛が打ち破られた、ということです。
また続きます。
お許し下さいませ。
