ミラノ空手師範のブログ

イタリア ミラノで琉球少林流空手道を教えています。
日々の稽古で気づいた事を綴っていきます。


テーマ:
スーパーの果物、野菜本当に色、形揃って行儀がいい。

頭の中にふと1つの単語がよぎる。

「均質」

学校での教育システム

お遊戯会での複数の主役(8人の赤ずきんちゃん)

ファミリーレストランの味

就職時の面接の受け答え・・・・等々

相田みつお風に言うなら

「みんなそろってみんないい」


と言ったところか、、、

確かに毎回帰国し、客観的にこの国を見ると

抜きん出た個性を持つより

まわりと同調した生き方の方が角が立たず生きやすい。


ある面接官がこんな事をぼやいてた

一番嫌いなのはいわゆる「自分の押し売り」

おやっ?コレって個性じゃないか?と思うのだが、

実は違う!!

例えば「趣味は?」と聞くと

大体こんな感じの返答のオンパレードらしい、、

「リーダーシップを発揮して、周囲を導いてきました!」
「コミュニケーション能力を磨きました!」
「様々なボランティアで、色々な職業の人と接する事が出来たので、人脈は幅広いです!」

このような回答、面接官の立場からすると「うんざり」なんだそうだ。

そりぁそうだ、、

そして、こんな面白い例えもしていた


ちょっと小腹がすいていてマクドナルドに寄って・・・
ビックマックのLLセットを勧められ・・・
ナゲットを付けるとお買い得ですよ・・
さらには、期間限定バーガーは如何でしょうか・・・

この面接官のうんざりする気持ち、もの凄くよく解るが、

当の本人達は「均質」化されたプログラムを

義務教育の時期から徹底的に叩き込まれているので

何がどういけないのかピンとこない。

私から言わせれば

「過剰均質化による個性没落者」

少し話しはそれるが、ファッションというものも

他人との差別化がベースにあり、自分らしい服装をするためにお店に足を運ぶ。

なのに、どの女性販売員も鼻からぬけた発声で

「いらっさいませ~~~!ど~ぞ店内ごゆっくりとごらんくだいませぇ~~」

「おきにめしたものがありましたら、ど~ぞ手にとってごらんくださいませぇ~~」

しかも壊れたレコードプレーヤー(今時解る人いないか、、)のように

10秒に1回はこのフレーズが流れ、まさにエンドレス。

5分もお店にいようものなら

知らず知らずのうちに口まねしている自分に気付きぞっとする。

我が道場ではまず時間が経つのも忘れるくらい好きな物を見つけなさいと言っている。

それが見つかったらこれだけは誰にも負けないというくらい集中し突き進みなさいと。

私の子供も小さい頃から一貫してこの教育方針でやっている。

小さい頃は彼らも日本の友人達ともズレが少なくうまくやっていたが、

大学に入った頃から明らかに向いている方向(人生設計)が異なり、

将来どうなりたいか?というテーマで友人同士話す事があると

内の子達の発想はぶっ飛んでて「意味解んない!!」と言われるそうだ。

イタリアにも「よっしゃ頑張ろう!!」と日本を飛び出し

いろんな難問に日々ぶち当たりながらも頑張ってる若者はいる。

彼らとうちの子供達は意識が近いのか話が弾む。

しかし、日本では価値観の相違からどんどん孤立していくみたいだ、、、。

近視眼的に見れば「ちょっと可哀想かな?」とも思えるが

長い目で見れば個性を磨き続ける生き方の方が

「断然いい!」という確信はある。

じゃなければ、人の大事な人生、、、

特に何にでも吸収力旺盛ですぐに影響を受けやすい若者に対しては

指導者として自分の言動には確固たる責任を持たねばならない。

「みんなおなじでみんないい」

そんな訳ない!!

やっぱり、「均質」化は気持ち悪い。

難しいの~

AD
いいね!した人  |  コメント(0)

テーマ:
日本に帰国して5週間が過ぎた、、、

いつも思うがあっという間だ、、、

ミラノ出発まであと残すところ3日。

今日は息子が映画を観に行きたいというので、

「バケモノの子」というアニメを見てきた。

この映画は「時をかける少女」「サマーウォーズ」「おおかみこどもの雨と雪」に続く

細田守監督による4作目の映画。

物語の中でバケモノ界の次期総帥を決めるため、

闘技会が開催されるのだが、

戦う前に刀を帯刀するシーンが作法にのっとり丁寧に描かれてるシーンがあり、

おそらく観賞者の中でこのシーンに感銘を受けて観ていたのは

私一人だったのではなかろうか?

映画が終わり、エンドロールを何気なくみていると

協力として

無双直伝英信流と出てるでは無いか!!痺れた、、、

そのすぐあとに「山崎・・」とも出てきたので、

うちのイタリア本部の門下生のおじいちゃん(無双直伝英信流の先生)かも、、

思わずうなった、、、

おそらく間違い無い、彼らのお爺ちゃんがこの作品に関わったのであろう。

この映画、サマーウォーズを超えたとまでは思わないが、

でも、とてもいい映画だった。

ただ、今回の映画、私と「おふくろ」と息子の3人で観に行き、

作品以上に私にとってはいい思い出となった。

それは、「おふくろ」がキャラメルポップコーンを売店で買い、

館内に持ち込んだ。

映画開始10分後、、ふと横を見ると

「おふくろ」はこっくりこっくりとうたた寝をしていた。

自分を育ててくれた「おふくろ」

私は映画そっちのけでしばらくうたた寝している「おふくろ」の横顔を眺めていた。

かわいい人だな、、、と思った。

そして映画の音が大きくなるとぴょんと体を起こし

また、2、3粒ポップコーンを口に運ぶ、、、

で、起きてるのかな~と横を見るとまたこっくりこっくりうたた寝、、、

孫を横にして体の底からリラックスしているのだろう、、、

息子は観たい映画を観て幸せ

私はうたた寝して安心しきった「おふくろ」の横顔を観て幸せ

「おふくろ」は息子と孫に挟まれちっちゃな幸せ

まさか映画鑑賞でこんな幸福な気分になれるとは思ってもいなかったので、

ミラノに発つギリギリのタイミングでのこの映画鑑賞本当に良かった!!

今日は徒然なるままに今日の出来事を綴ってみた、、、

ミラノに帰るまでに「365の伝えたい話」を1本くらい書く予定、、

幸せじゃの~~


AD
いいね!した人  |  コメント(0)

テーマ:
多くの人が下記の事例に当てはまるのではなかろうか?

地元の小、中学校に行って、小学校高学年あたりから塾に通い受験勉強してそれなりの高校、大学に入って4年間ブラブラ遊んだ後、行きたかった会社には入れず、
まーこんなところなら悪くも無いか、、、と少し妥協しての入社。
男なら20代後半で結婚、何回かの異動、昇進を経て
出世といえば部長クラスでポジションは上がり。
60歳で定年を迎えその後10年、20年趣味を生かした生活を送るも
まだ完済してない自宅のローンが頭痛の種。
やっと払い終わったと思ったら、人生終了。

一見、道を外さずまんざら悪い人生と言えなくもない。

こういう生き方を否定する気はさらさら無いが、

こういう生き方を歩む人は「生きる目的」を明確に理解してない場合が多い。

こういう人は人生をそれなりに楽しんでもいるし、充実もしていると思い込んでいる。

しかし、明確な「生きる目的」を持っていないので、

こういう人の共通認識として

「このままずっとこんな人生を送って終わっていくのだろうか?」という

漠然とした不安がいつも心のどこかに潜んでいる。

これは非常に残念な事だなぁ~と私は思ってしまう。

心の奥底からの満足も無く、ぼんやりとした不安と虚しさを

心の隅にいつも抱きながら生活を送るのは

精神的にも肉体的にも辛いことである。

だからといって、人生楽しいことばかりと言っているのでは無い!!

生きて行く以上辛い事、苦しい事は避けては通れない。

しかし、人生にはなさねばならい目的(生きる目的)があって

それを達成するためにはどんなに苦しくても生き抜かなくてはならない。

同じ苦難を目の前にしても、生きる目的を明確に理解している人は、

積極的な態度で立ち向かうことできる。

だから、早く「生きる目的」を理解してほしいと願う。



このブログを読んでる人の中には

じゃあ、「生きる目的」とは何か、さっさと教えて!!

と思っている人がいると思うが、あえて(私の)答えは言わない。

なぜなら、教えることは簡単だが、

人生を左右するといっても過言ではないくらいとても大切なテーマなので、

たっぷりと時間をかけて

自分の頭で真剣に考えてとにかく自分也の答えを導き出して欲しいからである。

「限界効用逓減の法則」というのがあり、

人々は不安や苦痛を解消するために、

自分の欲望を満たそうとする。

しかしその欲望を満たしても、すぐに不安や苦痛は迫ってくるので、

またそれを忘れるために欲望を追い求める、、、

欲望を満たし幸福感をその時は感じられても、

それはあくまで一過性のものに過ぎず、

欲望が満たされ永遠に幸福に満ち足りるなんてことは絶対に無い。


話を少し変えさせて頂く。

企業にとって一番大切なものは何か?

よくそれは「人」と言われる。

しかし、一言で「人」といっても4種類に分類できる。

「人財」・・まさに会社にとっては大切な宝(ほんの一握りの人)

「人材」・・一生懸命与えられた課題をこなす会社の歯車(材料)

「人在」・・いてもいなくてもいい存在(ネコよりはまし)

「人罪」・・リストラ対象


私は、「生きるべき目的」を明確に理解している人は

ほぼ間違い無く「人財」のカテゴリーに属していて、

その他は残念ながら理解していない人と大きく2分されると考える。

「生きる目的」非常に大切なテーマである。

いま、世間はお盆休み。

折角のこの休みにじっくりと心を落ち着けて

「生きる目的」を考えることは非常に有意義な休日の過ごし方と思うが

如何なものだろう?

これが解れば本当に人生恐いものなし!!

面白いの~。

AD
いいね!した人  |  コメント(0)

テーマ:
私の所属する月心会という空手団体は「親子空手」を推奨している。

今年も8月9日(日)に我が流派の全国空手道大会が川崎で開催されたが、

当日なんと100組以上の親子が「親子型」として熱戦を繰り広げた。

みんな自分達の試合になるまで会場の隅で最終調整をしていて、

同じ箇所で何度も型間違いをするお父さんにダメだしする娘、

何度やってもタイミングが合わない息子を叱る母、

端から見ていて全然親子の息が合って無いのに満足気な表情を浮かべる親子、

親子の数だけ、親子の関わり方はそれぞれ違い、

たとえ喧嘩をしながらであっても、その光景は見ていてとても微笑ましい。

今、私は大会を終え実家に帰省しているが、

毎年、帰省の度に親の優しさと大きさを感じる。

一時は親を超えるぞ!!と鼻息荒い時期もあったが、

今思えば、滑稽である。

私の父は、癌(がん)の手術をして今年で7年が経過。

今でも毎月1回、国立癌センターに通院し、

検査をしてもらっているが転移は認めらない。

しかし、癌は完治しても体はそこら中悲鳴をあげていて、

父はかつて学生時代柔道部の主将を務めていたので、

体はデカいが柔道の基本中の基本である足腰の安定は今はまるで無い、、、

あんなに堂々と歩いていた父だが、

背後から歩く姿をみると、壊れたブリキのロボットが歩いているようである。

母は、癌のステージ2でかなり病状が進行していたが、

1年ちょっとを経過し転移が認められず、今は普段の生活に戻るところまで来ている。

学生時代「ミス」にも選ばれ、自慢の母だったが、

今は皮膚もたるみ、髪も薄くなってしまった、、、

しかし、そんな父、母に私は毎年帰国する度に、

親としての「優しさ」と「おおきさ」を肌身に感じ

両親の足下に私は遠く及ばないなぁといつも痛感する。

我が娘、息子に対して私もそんな存在でいられるように親力を上げていかねば、、、


そんな「優しく」「大きな」な親にどうやったら、親孝行できるのだろうか?

ちょっと前までは、洋服を買ってあげたり、

おしいしお菓子を送ったり、お花を贈ったりしていた。

これはこれでいいのだが、

やはり究極の親孝行は私は

「笑顔でいること」




これが親孝行の私の答え。

逆に子供に対しても親からの最高の贈り物は「親の笑顔」ではなかろうか?


話は少し逸れるが

空手の師と門弟の関係は家族と同じと私は考えている。

私の師は宗家であり、宗家に対して私が出来ることと言えば

元気に空手をやり続けること。

世の中、いろいろな人間関係があり、いろんな場面でいろんな人に助けられる。

そんな時、どうやってこの恩をお返ししようと頭を悩ます人は多い。

恩返し、、、

それは簡単で非常にシンプルなところに答えはあるような気がする、、、

面白いの~












いいね!した人  |  コメント(0)

テーマ:
日本に帰国して早くも2週間、、、

神社仏閣を巡り、繊細な日本料理、実家の家庭料理を味わい、

お祭りで夏を堪能し、本当に日本は素晴らしい国だと日々思う。猛暑を除いて、、、

そうした中で、やはりヘンテコなものは逆に際立って見える。

酷暑のせいもあるだろうが、行き交う人の顔がかなり険しい、、、

ミラノも私達が発つまでは連日35°以上の猛暑だったので気温的には変わらない、、

なのに、顔が険しいと思ったことは無い、、、

というかイタリア人は太陽大好きなので、

公園に行くと水着で日焼けをしてる人が少なからずいる。

寒くて暗い冬よりはみんなずっと顔が生き生きしている。

生き生きした顔を見れば、誰だって気分も明るくなるというもの。

それに比べ、日本はなんでしかめっ面の人が多いのだろう??

寝不足、

クーラーかけっぱなし、

コンビニの棚にならぶヘンテコ飲料の飲み過ぎ、

80%近くの湿度(ちなみにイタリア語で湿気が多いことをウミドという・・なかなか単語の響きがうっとおしくて個人的には気に入っている)

そんなこんながいろいろ混じり合ってしかめっ面になっているのだろう。

それと私だけであろうか?

すれ違う時に体をよけない人が非常に多いと感じる。

しかめっ面して、肩がぶつかるように歩くって、、、

「やくざ」でしょ、、、日本人はこんな粗野で横暴ではなかったはず、、、

話は変わるが、ベビーカーに着飾ったペットを乗せて散歩してる人、、、

これはどうなの?

最初はペットの足が悪いのかな?と思っていたが、

ものの10分もしないうちに、同じようなベビーカーペットが来るは来るは、、

そして「ま~~~可愛い、、〇〇ちゃん、あたらしい洋服買ってもらったのね~」

と会話が弾む、、、見ていて切なくなる、、、

私も犬を飼っているが、彼の仕草は私達家族をとても癒してくれる。

本当にかけがえない存在。

しかし、だからといって人間と全く同じ接し方をすれば、

ペットの方にとってもストレスを抱えいい迷惑となることを忘れてはならない。

行き過ぎた可愛がり方はペットの虐待になっているということだ。

年に1度、日本に帰国しているが、

親のあり方が徐々に変化してきると感じている。

年を追うごとに、子供をペット化している親が多くなってきているということ。

ペットは可愛がるだけでいいが、

人間の子をペットのように「可愛い、可愛い、、」だけで育てていくと

「屑人間」になると私は思う。

ペットのオーナーになるのはさほど難しい事では無いが、

人間(子供)の親になるにはしっかりとした覚悟が求められると思う。


子供はいろいろ失敗を体験することで、

貴重な経験値を積み重ね、人の弱み、痛みが解る優しい人間に育っていく。

そのためにはどうしても、

落とし穴があったら実際に落ちないと本当の経験値は身に付かないし、

怪我をすることも、人間関係で傷つくことも自分が成長するには大切なこと。

しかし、世の中見渡すと、子供が傷つかないように

親が先回り先回りして子供に降り掛かる障害を取り除いてる場面を多々見受ける。

やはり、親であるなら、子供が傷つくと解っていても

あえて手を出さずに見守るというのが、本当の愛情ではなかろうか?

私は空手以外に幼児のトレーニングコースをやっているが、

子供達の成長には本当に驚かされる。

彼らの可能性は計り知れない!!

言い換えれば、、大人が構えば構うほど子供可能性の目を潰してしまっていると言える。

失敗して傷つくことは子供にとっては非常に大切な「栄養」

子供を自分にとって可愛い「ペット」を育てているとしたら、

私は子供の可能性を潰す「虐待」以外の何者でもないと言いたい!!

難しいの~、、、






いいね!した人  |  コメント(0)

AD

Amebaおすすめキーワード

Ameba人気のブログ

Amebaトピックス

ランキング

  • 総合
  • 新登場
  • 急上昇