口コミ感動物語の堀内です。

はじめての方は、こちらからどうぞ!

現在、クライアントさんの月刊社長メルマガを数件代筆させて頂いています。

書いている内容は、創業への想いや、奮闘記、若い頃のエピソードが中心で安売りとかキャンペーンの内容は殆どありません。

それでも、こんな感じでご感想を頂いています。

「集客に絶大な効果がある」(飲食店)
「日本全国からお客さまが会いに来てくれる」(ラーメン店)
「新規のお客さまがニコニコ顔で申込に来てくれる」(英会話教室)
「雲の上のような大きな会社の社長さんと親しくなれる」(コンサルタント)


作成するには1・2時間の取材をさせていただいて、それを元に原稿をつくります。話をお聞きしながら涙が止まらなくなることも少なくありません。

そして、たたき台のチェックをお願いしてOKであれば、私の方で発信をさせていただきます。

コンサルタント契約をする時に、メールアドレスと配信先のデータをお預かりするのですが、ご自身で入力できない場合は、私の友人に安く入力をしてもらっています。

つまりクライアントさんからすれば、名刺を預けて、インタビューに応えるだけで自分の物語がメルマガになって配信できるわけです。

もちろん、個人情報の管理は厳重に行っています。


それでは、この自分を語るメルマガのコツをご紹介しましょう。


第1のポイント

配信先は、その社長さんが、これまでに名刺を交換された方や、過去のユーザーさんです。


口コミを起こす時には、まったく見知らぬ人ではなくて、ご縁のある方から仕掛けるのが近道なのです。

口コミ集客の相談をさせていただく時に、せっかく素敵なドラマがあっても活用できずにもったいないと思うことが本当に沢山あります。


社長さんの机に積み上げられた名刺の山。あれをほっておく手はありません。自分自身の物語を発信すると、あら不思議。売上や有力情報が集まって来る可能性がとても高いのです。

何事も準備万端整える余裕のない中小企業では、まず、第一に手をつけるべきだと思います。


第2のポイント

発信する時にキャンペーン情報よりも大切なことがあります。


「安いよ!安いよ! お得だよ!お得だよ!」

だけでは、マーケットを狭めすぎて、口コミが出にくくなります。

思い切って自分の正直な想いや夢を謙虚に語りましょう。

何万人も読者を獲得しているメルマガとは根本からやり方が違います。



第3のポイント

大量発信ではなく、ひとりひとりへの手紙にしましょう。


現在は、大量生産の時代から心の時代に変わっています。

自分にピッタリのものだけが欲しいのです。



このような自分を語るメルマガには他にもプラスの効果があります。

それは、社員さん、ご家族、お取引先、あと、自分自身が勇気や誇りを取り戻す効果があるということです。

さらに、メルマガをバックナンバーにしたり、小冊子にすることで、その時限りではなく、何度でも活用することが出来るのです。

こうすることで、人との出会いを何倍にも感動的にすることが可能です。

何かのついでにふと語られる昔話に、実は、感動を100倍、1000倍にもできる何かが放置されていたりします。

こんなことを抜け目なく活用できるかどうかが、広告宣伝費のない中小企業にとってこれからの課題だと思います。

最後に、飲食店さんでの事例のご紹介をします。


諦めたらそこでゲームオーバーだよ <vol.1>

「飲み屋の兄ちゃん、姉ちゃんなんて言わせない」


澄川で10坪の小さな喫茶店を経営していた時のこと。

私は、毎日、1杯200円のコーヒーを、一回一回ドリップしてお客様にお出ししながら1日2万円前後の売上のために寝る間を惜しんで働いていました。

当時は、ロイヤルホストが200円でコーヒー飲み放題を始めるなど、殆どが手作業によってなされている小さな飲食店にはすでに大きな逆風が吹いておりました。

開店してそう時間もたっていないけれども、女房、子供を抱えてこの先大丈夫だろうか?と心配になることもございました。

営業中に小さな子供が泣き止まくなったために、どうすることも出来なくて、叩いてしまうような、悲しく、また、申し訳ないこともございました。

いくら未熟だったとはいえ、その過ちを消し去ることは簡単なことではありません。

それでも、幸いなことに、そのお店は地域の学生さんや主婦の方々にご愛顧いただき、楽しいこと、嬉しいことも沢山頂きながら、ありがたさを噛み締めて頑張っている日々でした。

しかし、そんな私を一番悩ませたのは、一部の方による根拠のない誹謗中傷でした。

 たしかに、 「いつも怒ったような顔をしている」「やることがイチイチ憎たらしい」なんて、 誤解されてしまう事の多い私ですから、至らない点も多々あったかと存じております。

そんな中で、「お前、どこの婆さんダマしてこの店出す金を引っ張ったんだ?」とか、「どうせ、お前なんて暴走族のくそったれだろうが」「お前のごとき喫茶店のマスターふぜいが!」などという言葉に耐えるのは大変な精神力が必要でした。

私の一体どこが気に入らないのだろうか?

どうすれば、お客様に喜んでいただきたいという気持が伝わるのだろうか?

その答えはなかなか見つけることが出来ませんでした。

そして、ある日とうとう、私は血を吐いて倒れ、そして動けなくなってしまったのです。

診断は急性胃潰瘍でした。

病院のベッドの上で天井を見つめながら、これまでの人生を振り返り、次に未来を見つめようと思いました。

そして、私はその答えを見つけることができたのです。

この飲食業の仕事を尊敬される仕事にしよう。
働いていて胸の張れる仕事にしよう。
社会保険のついたいい会社にしよう。
みんなが笑顔で楽しく働ける仕事にしよう。

これが、すべの疑問の答えになると思いました。
この夢のためならどんな罵倒にも耐えられる。

あれから、30年近い年月が流れました。

当社は現在、すすきので9店舗を営業するレストランチェーンになることができました。

働いてくれているスタッフはアルバイトを含めて200名近くに達しています。
社会保険にもようやく最近入ることができました。
保険料の支払いは大変だと思いましたが。
夢が一つ叶いました。

アジアンタイフーンや桜桃花はテレビや雑誌でも大きく取り上げて頂くことができました。

バルセロナというお店を出店したときには「あなたは、親父ばかりだったすすきのを若者の街に変えた」 などともったいない言葉も頂きましたが、 本当に嬉しかったです。

喫茶店時代に罵倒されて倒れたことを、私は一度も忘れたことはありませんでしたから。

これまでにはありがたいことにフランチャイズや株式上場の話も沢山頂きました。
「え、俺たちが株式上場?」なんて思うとワクワクしない男がいるでしょうか?

しかし、私には上場よりもフランチャイズよりもずっと大事にしているものがあります。

それは、当社のお店が、少しでもスタッフたちが楽しく、笑顔で働ける場所であることです。

うちの会社のスタッフを、飲み屋のニイチャン、ネエチャンなんていわせません。

そうすれば、お客様には必ず楽しんで頂けるものと信じております。

現在、すすきのは大変な不況といわれておりますが、当社のお店の中に来られた際には、しめった気持になんてさせません。

私も、現場に出ながら頑張っております。

あなたは本当に美味しいお酒を飲んだ事がありますか?

この続きの話は、是非、お店にいらっしゃった時にお話いたしましょう。
宴会、飲み会のご予約・お問い合わせはお気軽に私の携帯までご連絡下さい。



社長がプロフィールをつくる最初の一歩はこちらから(日記)

》自分のオリジナル感動プロフィールをゲットする方法
》筆ペンで人を感動させる方法
》口コミの全てが分かる電車では読んではいけない本
》愛される億万長者になるための泣ける本
》起業したてだったり再起をはかる人が一気に人脈と口コミの極意を学ぶ方法