栽培の歴史は縄文時代までさかのぼるほど古い歴史を持つ蕎麦だが、麺としての蕎麦切りの登場まではざっと1700年くらいは、またなくてはならなく16世紀か17世紀頃に蕎麦切りが誕生した。

頃というのは、いつから蕎麦を食べ始めたのかが、いくつかの説がありスッキリと言い切れない。

麺の歴史としては、イタリアのパスタと中国の麺で世界最古の麺料理の発祥を互いに主張しているが、時代は13世紀頃としか正確にはわからない。


同時期くらいに蕎麦切りがあっても不思議ではないが、蕎麦には小麦と違いひとつ課題があり、そのままでは、粘性がないので麺にならない性質なのだ

誰がいつ初めて、蕎麦粉に つなぎ を入れて麺にする技術を開発したかの記録がないのである。

1574年の信州・木曽大桑村の定勝寺の文献に 「ソハキリ」という蕎麦らしき食物の名前がでてくる。

これが文章にされた最初の記録で16世紀に蕎麦がすでにあったという根拠になっている。

だが別説では、1624年に朝鮮の僧 元珍がそばのつなぎに小麦粉を使うことを、南都の東大寺に伝授し、そばが広まったとことになっており、それ以前の蕎麦切りは麺状ではなかったとも言われる。

また別説では、大阪城築城の時に砂置き場に蕎麦切りを提供する店がありその店は砂場と呼ばれたという これが1583年の大阪城築城であれば、記録としては日本最古の蕎麦屋となる。砂場は、もちろん老舗蕎麦のブランドのあの砂場である。


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