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何日か前からGYAO!でアニメ『Free!』の一挙放送をしているので見てみた。
これがけっこう面白い。
競泳の話なのだが、僕は、昔競泳をしていたので、そのせいで余計に面白く感じたのかもしれない。
けっこう水泳の世界をリアルに描いている。
今の水泳の世界やノリがどういうものなのかは知らないが、当時と変わらないノリもあり、最近はこうなのかって部分も自然に描けている。
原作者自身が経験者なのか、綿密な取材でここまでリアルな表現をしているのか知らないが、僕にとっては懐かしいものがあった。
競泳の泳ぎ方には4種類の泳ぎ方があるのは誰でも知ってる事だと思う。
クロール・平泳ぎ・背泳ぎ・バタフライの4種類。
しかし、水泳をしている者同士ではこういう言い方をしない。
バッタ・バック・ブレ・フリー。
僕達はこんな風に言っていた。
バッタはバタフライ、バックはバックストロークの略で背泳ぎ、ブレはブレストストロークの略で平泳ぎ。
実はクロールと言う種目はなくて、自由形と言うどんな泳ぎ方でも構わない種目で、皆が一番早い泳ぎ方のクロールで泳いでるだけなのだ。
自由形を英語でフリースタイル、略してフリー。
僕が競泳をしていたのは、小5の終わり頃から中学の3年間までで、高校ではやっていない。
その頃このバッタ・バック・ブレ・フリーと言う呼び方が全国区なのか地域限定なのか分からないままにそう呼んでたが、このアニメを見て、全国的で、しかも今でもこの呼び方をしてるんだと初めて知った。
長年の疑問が、これでスッキリした。
僕は、バタフライが専門の選手だったのだが、コーチの意向で毎回の様に、フリーにもエントリーされていた。
実は、その専門であるバタフライの通称の「バッタ」と言う言い方があまり好きではなかったのだが、皆がそう言うので、嫌々ながらも皆に合わせて僕も「バッタ」と呼んでいた。
でも、全国規模の大会に行くと「バタ」と略す選手がたまにいて、余計に「バッタ」と言う表現が全国区なのかどうなのか気になる様になっていた。
おそらく言葉の響き一つにそこまでこだわってる選手なんて僕くらいだろう。
でも僕は、作詞の勉強をするもっともっと前から、言葉の響きには物凄く敏感だった。
嫌いな響きの単語は口に出来ないものも中にはあるし、嫌な響きの単語をチョイスしてる曲は、聴くのも苦痛なくらい言葉の使い方には敏感なのだ。
ちなみに大阪人がよく言うマクドナルドの略で「マクド」と言う響きも大嫌いだ。
言葉の響きがあまりにも汚い。
でも、アニメの中で標準語で主人公達が「バッタ」と表現してるのを聞いて、少しはその「バッタ」と言う響きを許せる様になった気がする。
それどころか、昔と変わらない略し方を、今でもしていると言うのが、少し落ち着く気持ちにさせたりもする。
でも、昔と全然違う点も多々ある。
テレビで競泳の試合を見ていても、いろんな違いには気付いていて、それをアニメでいろいろ確認出来るかと思ったが謎のままで終わった部分も多い。
まず、メドレーリレーの泳ぐ順番が違っていた。
これは、僕が現役の前も現役の頃もルールが何度か改正されて、順番が変わる事はあったので、特に気にしていない。
飛び込み台が最近のは皆、前倒しに角度がついていて、片足だけを前に引っ掛けて、もう片方の足は後ろに引く様に構える。
これは、自分達が現役の頃と随分違う。
昔は、角度がついた飛び込み台なんてなかったし、両足をそろえて、両足ともに飛び込み台に指を引っ掛けて飛び込んでいた。
これがどういう経緯なのか知りたかったが、全く、そこに関した話は出て来なかった。
一番気になってたのは、水着。
昔は、競泳用の水着と言えば、男女ともにそれぞれ大雑把に一種類で、競泳用と表現するだけで、皆が同じ物を頭に描けるものだった。
アニメの中では、昔ながらのその競泳用の事をブーメランと表現していた。
昔、ブーメランと表現してたのは、ビキニタイプのメンズ下着だけで、競泳用水着の事をそんな風に呼ぶ人はいなかったのだが、これも、他に種類がいくつか出てきたから仕方のない事なのだろう。
そのブーメランを今でも使っているのかどうかが、物凄く気になっていたのだ、アニメを見る限り、絶滅種ではない様だ。
かなり使ってる人間は少ない様だが。
では、競泳の選手ではなく、スポーツジムで体を鍛えようとプールでトレーニングをしてる人達はどんな水着が主流なのだろう。
近所のジムに入会して、泳ぎたいと以前から思ってるので、そこがとても気になる。
今時、誰も履いてない様な水着で登場して、周りから浮くのも嫌だし、テレビのトップスイマー達と同じ様な格好をすると、一般人の間ではかえって浮くスタイルなのかもしれないし、どれが無難でどれがイケてるのかなど、とても気になる所である。
僕が中学の頃は、アリーナの水着が一番普及してて一番格好いいとされていた。
そして、2番人気がスピードの水着。
この2社以外の水着を見る事は滅多になかった程だ。
今は、その2社の人気は逆転してるのかなって言う雰囲気は感じたが、そこはちょっと分からずじまいだ。
でも、その2社が2強なのは相変わらずの様だ。
しかし、懐かしい気分にさせてくれるいいアニメだった。
今でも、塩素の匂いを嗅ぐと当時にタイムスリップしてしまう様な、懐かしい気分になるが、このアニメを見て、それと同じ気分にさせられた。
☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*
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