人間の視野とカメラの画角から東京スカイツリーの見学地点研究(2) | 東京スカイツリーファンクラブブログ

人間の視野とカメラの画角から東京スカイツリーの見学地点研究(2)

前回のブログの実証のため東京スカイツリーの現場に行ってみた。


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おしなりくんを見た。(笑)


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カメラで実際に撮影してみるとカメラの画角が視野角よりもなるほど狭いと認識できる。


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京成橋(ツリーから約200m):A地点


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新東武本社ビル(右側)のそば(ツリーから約350m):B地点


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西十間橋(ツリーから約400m):C地点


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十間橋(ツリーから約600m):D地点


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業平小学校(ツリーから約350m):E地点


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JTの南側(スカイツリーから約600m):F地点


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蔵前橋通りそば(ツリーから約900m):G地点


現在の塔高を100メートルとすれば、現在の約5倍のスペースが写真の上部にできるか?!ということ?と考えると、スカイツリーから900メートル程度は離れないと1枚の写真には収まらないという結果になったようである。

(実際には8月27日時点で118メートルと発表されている。この写真の撮影日は9月6日です。)


ちなみに私のカメラでは縦フレームの場合、θ=35度くらいのようである。


後学のために正確な数値を割り出してみた。

直角三角形で、斜辺をA、底辺をB、高さをCとする場合、tanθ=C/B。

私のカメラは底辺900メートルの時、600メートルの高さのスカイツリーを撮ることが出来るため、tanθ=600/900=0.666...

これをWindowsXPの電卓機能(スタート→全てのプログラム→アクセサリ→電卓→表示→関数電卓)で計算すると、600/900の計算結果をInvを押してtanすると、33.6900という数字が出てくる。

したがって、私のカメラは縦方向ではθ=33.69度の画角ということになるようである。


ついでに横方向の場合も計算すると、被写体から350メートル離れると200メートルの高さまで写せることから、

tanθ=200/350=0.5714

θ=29.74

やはり縦方向の方が効率がよいようである。

この結果から、横方向の場合、スカイツリー全体を一枚の写真に収めるために必要な距離は、

1050.05メートルとなりました。



この記事には(1)があります。是非、ご覧下さい。

人間の視野とカメラの画角から東京スカイツリーの見学地点研究(1)http://ameblo.jp/tstfc/entry-10336272917.html


実験シリーズ

333メートルのスカイツリー、どこから見えるか?!http://ameblo.jp/tstfc/entry-10490574133.html

333mのスカイツリーと333mの東京タワーを同じ高さで撮影する方法http://ameblo.jp/tstfc/entry-10480693252.html

スカイツリーに適したデジカメとは?(1)http://ameblo.jp/tstfc/entry-10459938747.html

スイングパノラマとスカイツリー(1)http://ameblo.jp/tstfc/entry-10453015687.html

東京タワーと東京スカイツリーが同じ高さに見える地点の研究(1)http://ameblo.jp/tstfc/entry-10383595060.html

遠近法と東京スカイツリー(1)http://ameblo.jp/tstfc/entry-10361260350.html

東京スカイツリーと任意の建造物が同一円周上に存在する地点の研究(1)http://ameblo.jp/tstfc/entry-10351813578.html

人間の視野とカメラの画角から東京スカイツリーの見学地点研究(1)http://ameblo.jp/tstfc/entry-10336272917.html


お奨めバックナンバー(当ブログ内)2010.05.01更新

http://ameblo.jp/tstfc/entry-10419814371.html


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