「軍艦島ツアー」の1日目、夕方、ホテルへ戻る待ち時間、約1時間の間、タクシーを雇って、長崎市内の「建築」などを大急ぎで観て回りました。それにしても、長崎市内は坂が多い街でした。とても歩いて観て回ろうと考えなくてよかったです。もっとも雨がずっと降り続いていた日でした。
タクシーに乗るときにまず最初に思い浮かべたのは、白井晟一の「親和銀行大波止支店」が、もしかして観ることができるかもしれないと思い、期待が膨らみました。雨の中、運転手さんに行先を告げると、いとも簡単に「親和銀行大波止支店」まで行ってくれました。できてから50年以上経った建物ですが、周辺の景観は変わっていますが、竣工時とまったく変わっておらず、実物を観ておおいに感動しました。
親和銀行長崎 1962-1963
「白井晟一 建築とその世界」より
上:2階平面図
下:1階平面図
以下、「白井晟一 精神と空間」による
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