…とまあ、なんやかんやと【前編】 から続いております。
こちら毎年文化の日に開催している…
入間航空祭(いるまこうくうさい)2013 in 航空自衛隊 入間基地
午前中の飛行展示が終了してお昼休みに突入しました。
現在時刻12時。ちょうど会場の端から端を見渡した全景がこんな感じです。
はるか遠くに先ほどのC-130H
が見えています。それにしても人だらけですな
入間基地の発表によると来場者数32万人だそうです。
32万人て。もうほとんど川越市の人口じゃないですか (-ω-`)
そんな人の波に洗われているF-2 戦闘機 と、F-15J イーグル戦闘機 が見えます。
いちおう近くまで行ってみたんですけど、人多過ぎで撮影不可能でしたw
入間基地の航空祭は毎年大混雑するため、人間墓地だとか人間航空祭とかネタにされますけど、今年は3連休の中日とあって特に多い印象が。
自衛隊の基地祭は広報活動の一環なので入場無料ですけど、もしお金取れたら大儲けですな。
燃料代とかパンフレットの印刷とか、交通整理の委託警備とかお金かかってるし…
もうっ、それ全部税金つぎ込んでるんだからね!(´-ω-)
…と、微妙なモヤモヤを感じつつハンガー(格納庫)内の装備品展示場にやって来ました。
陸上自衛隊 第1空挺団 のブースではタオルやカレンダーを販売していましたよ。
航空自衛隊の救難装備の展示も例年どおり。
いろいろ写真にも撮ったけど、数が多くなるので割愛。
こちら、C-1輸送機
に搭載されているエンジン。
形式:JT8D-M-9A 全長:3.13m 直径:1.08m 重量:1532kg
表面にメチャ細い配管が這い回っていて、素人目には熱や振動ですぐにダメになりそうな気がしますな。
でもちゃんとナットにはマーキングやゆるみ止めが念入りに施されていましたよ。
こちらはYS-11に搭載のターボプロップエンジン。
形式:DART 542-10K 全長:2.53m 直径:0.96m 重量:625kg
表面のパイプというか、ホース類は歴史を感じさせる設計ですね。なんか落ち着く (´∇`)
そしてこちら、T-4のリトラクション(脚作動点検)は動画 で見ていただいた方が分かりやすいかと。
脚の出し入れチェックするため、ジャッキUPされて浮いております。
このデモンストレーションは1時間ごとに披露されてました。
1回約20分で、合計5回実施(パンフに時刻を書いてある)するので慌てなくても大丈夫
さてさて。
ハンガーを出るとその前には第2移動警戒隊 と、第1高射群 第4高射隊 の展示がありました。
毎年この場所に展開している部隊です。
以前も言いましたけど、ワタクシ以前航空自衛隊
に勤務しておりまして
南西航空混成団 南西航空警戒管制隊 第○○警戒群でレーダーメンテをやっておりました。
なので移警隊って聞くとちょっぴりテンション上がりますよ ヽ(´ー`)ノ
まあ、当時は沖縄勤務だったので、お世話になったのは那覇の第4移警でしたが。
J/TPS-102(移動式3次元レーダー)
トラックに搭載されている茶筒みたいなのがレーダーです。
みなさんイメージするお椀型のクルクル回るタイプと違って、この筒は物理的な回転はしません。
全方位・仰角を電子走査しているので、電気的にクルクル回っております。
一時期ニュースでも話題になった防空用の地対空ミサイルですね。
パトリオットではなく、自衛隊式にペトリオットと読むとツウっぽいです。たぶん
ペトリオットミサイル(PAC-3)の発射機とレーダー装置。
時どきキャニスター(ミサイルが入った箱)を上下させてギャラリーを沸かしておりました。
今回初めて見た着ぐるみ。第1高射群のゆるキャラパックさんだそうです。
ご覧のとおり、元ネタはペトリオットミサイルのPAC-3ですね。
あ。PAC-3だからパックさんか… (-ω-`) ←今気付いたw
たぶん自宅にはパックわん(PAC-1)や、パックにゃん(PAC-2)
を飼っているとみた!
とまあ、そんなこんなで【後編】に続く。
【 航空自衛隊入間基地 2013年入間航空祭 前編 >> 中編 >> 後編 】