埼玉県行田市にて、2/23(土)~24(日)の2日間にわたって開催されたイベントに来ております。
アーツ アンド クラフツ イン ぎょうだ
第3回 ARTS & CRAFTS in GYODA 2013
記事が長くなったのでその1 、その2 の続編として分かれております。
会場となった牧禎舎(まきていしゃ)
の配置図は以下のとおりhttp://blog.livedoor.jp/tabigura/archives/50807480.html
クリエイターの方たちが出展していたのは牧禎舎の足袋・被服工場跡の会場です。
今回はそこを離れて母屋の方にやって来ました。工場建屋のすぐ隣にあります。
昭和15年建設で自宅兼事務所として使用されていたという建物は趣のある木造建築です。
その縁側が特設のカフェとして営業中でした。
今回特別にNPO法人ぎょうだ足袋蔵ネットワーク のスタッフ、ぱる さんにご出演頂きました♪
いつも見事に着物を着こなしている方で、昨年もパーソナルカラー診断 や、ボンネットバスのガイド としても活躍されていたのでご存知の方も多いかと。
実はブロ友さんなのですが、市内の新しい店・面白い店をワタクシよりも先に発見しようとしていて、なぜかイモチャンはライバル視されております (笑
とても気さくで男前な性格(誉めてますよ)の方なので、市内で見かけたらお声かけをどうぞ。
今回のイベントの主催者「NPO法人 ぎょうだ足袋蔵ネットワーク」が開設していたカフェです。
メニューは、いがまんじゅう(130円)、塩あんびん(180円)、いちご大福(160円)
砂糖の代わりに塩を使った餡入り餅で、加須など埼北地域で食べられてきた郷土料理です。
炭火を使った火鉢で焼いて食べると香ばしく、美味しさが引き立ちました。
塩入りの小豆餡は全く甘くないため、砂糖をつけて食べるのが一般的です。
だったら最初から砂糖入りの餡で作ればもっと美味しいのに!と思ってしまうのは素人の浅知恵か。
ちなみに私の出身地・香川県ではお雑煮に餡入りモチ を入れるので、その代わりにしても美味しそう ( ´艸`)ププ と思いました。
餡入りまんじゅうを赤飯で包んだもの。鴻巣~羽生にかけて作られる郷土料理です。
見た目が栗に似ていることから、いがまんじゅうと呼ばれるようになったそうです。
同時に食べても赤飯とまんじゅうの味がしっかり別れているという、一体感の無さが好評!(笑
強引に例えると、いちご大福 のような驚きと美味しさが同居しています。
今回のように、まんじゅうの上に赤飯が乗せられただけのスタイルは金沢製菓 と同じですね。
他にも、赤飯で完全に饅頭を包み込んでいる秩父家 のようなタイプもあります。
お店によっていろいろバリエーションがあるので食べ比べるのも面白そうですね。
今日は冷たい風が吹く一日でしたが、縁側は風も無く柔らかな陽射しに包まれていました。
お客さんも特に混みあうことも無く、譲り合いながらまったりとくつろいでいましたよ。
大勢の人間が押し寄せる有名観光地とは違って、のんびりとした時間が流れています。
そんな息抜きの場所として行田市は最適ですね (´∇`)
縁側カフェの他、母屋内にはアート作品や詩が展示されていたので簡単ですが、ご紹介を。
・鈴木道夫(藍染)
・長島佳奈絵(詩)
・フジエ ヤマグチ モーゼス(藍染糸を使った立体作品)
・野本翔平(映像作品)
・Tee Planet Project 五十嵐純・長内宗典(参加型立体作品)
・アート ガチャガチャ(アート作品が入ったガチャガチャ)
丸いちゃぶ台と昭和のブラウン管テレビ(アナログ)。
実はカフェスペース以外は立ち入り禁止かと思っていたのでじっくり鑑賞しなかったのは大失敗。
台所と2階の他は一般に開放されていたようです。
配られたパンフレットを見るとちゃんと展示場所として示されていましたよ (-ω-`)
ぼらがま工房 の元気な子供たちが買っているのを見たところ、
カプセルの中にはアート作品?が入っていました。
それが何を意味するのか皆で頭をひねっていましたが、この
アーティストGACHA は4種類のコンセプトがあるようで…
・Vol.1 おとなのおみくじ 割り算短歌(カナヘ作)全5種
・Vol.2 手のひらサイズの小さな雑誌 マメZINE(イトー作)全5種
・Vol.3 つながる巻き絵 猫の話(ノモト作)全5種
・Vol.4 しあわせはこぶ?藍の羽(スズキ・カナヘ作)全3色
と、なっております。どれも1回100円です。
あと、牧禎舎で忘れてはならないのはこちら、藍染め体験ができる工房です。
・開催日 毎週、土日(10~16時)
・体験料 500円(材料費別途)
・材料費 ハンカチ(300円)/ バンダナ(900円)
エプロンと手袋は貸してくれるので特に用意するものはありません。
また、Tシャツ等の好きな材料を持ち込んで染めることも出来ます(100gにつき500円)。
詳しいことや注意点はオフィシャルサイト
でご確認ください。
藍の入ったカメは2つあり、それを囲んでみんなでワイワイ言いながら楽しめます。
それほど時間のかかるものではないので、ふらっと立ち寄って体験することが出来ますよ。
また、こちらで染められた作品も販売しているので、購入のみでもOKです (・ω・)b
再び工場内に戻ってきました。一番奥まで進むとそこにはステージが作られています。
こちらでは毎年無料ライブ が開催されるのでもうすっかりお馴染みかと思います。
今回も23、24日の両日に渡って無料ライブが開催されました。
しかし時間の関係上、全てを聴く事が出来なかったのが残念です。
プ・リマベーラ
http://blog.livedoor.jp/tabigura/archives/50806349.html
ギター、ボーカル、ベースの3人組ユニット。
ジャズアレンジだそうですが、残念ながら聞き逃しました。スミマセン。
早川純
http://hayakawajun.com/JHweb/Home.html
バンドネオンという蛇腹楽器を使った演奏・作曲家さんです。
はたしてバンドネオンとはいかなるものか?そしてその音色は…。
詳しくはオフィシャルウェブサイトをご覧ください。動画がUPされております
Notre Monde(ノートルモンド)
http://blog.livedoor.jp/tabigura/archives/50803503.html
ソプラノ、フルート、ピアノの3人ユニットです。
最終日の14時からの演奏だったので聴く事が出来ました。
開催テーマの「春」にちなんだ曲として「さくらさくら 」や森山直太郎「さくら 」 など。
他にも「You raise me up 」 など見事な演奏を披露され、観客からはアンコールの拍手が♪
その演奏からは優しい春の風を感じることが出来ました。素晴らしい。感動です ( ;∀;)
ステージ終了後、ファンの方から花を贈られていました。
最後にそろって記念撮影をさせて頂きました。ありがとうございました <(_’_)>
そんなこんなで大盛況だった第3回 ARTS & CRAFTS in GYODA
第1回 (クリエイターズフェスタ)、第2回 と回を重ねるごとに出展者も多くにぎわうようになりました。
特に今年は映画のぼうの城
で行田市の知名度が上がったためか、市外からの出展・お客さんも多かったように感じました。
そしてこちらを楽しんだ後、市内のお店で買い物をしたり食事をする方も多かったのではないでしょうか。そうやって行田市全体が盛り上がると嬉しいですね。
そういえばお馴染み日和カフェ さんも昨年こちらで見たオープン告知のチラシ で知ったんですよ。
以上、2日間にわたって開催されたアーツ&クラフツを簡単ではありますがご紹介しました。
今回は出展者が増えてきた上に忍城址でも潮崎ひろの さんのチャリティーライブや、忍城おもてなし甲冑隊 の演舞も重なっていたので、両会場を行ったり来たりするのが大変でした。
まさに嬉しい悲鳴の連続でした (-ω-`)≡(´-ω-)
こういったイベントを毎年続けていくには相当の苦労があると思います。
特に今年は事前のtwitter による告知や、WEBサイトでの出展者案内・会場周辺の地図など、情報発信がしっかりしていたのが印象的でした。
また、イートインスペースとして開放されていた縁側カフェもまるで田舎の家にお呼ばれされたような感覚で面白かったです。
今回も関係者・出展者の皆様、お疲れさまでした。
とても楽しい時間を過ごす事が出来ました。ありがとうございました
そして…
さっそくですが、次の大きな催しは蔵めぐりまちあるき2013
になりますね。
こちらも市内を散策して貴重な蔵を巡ったり、お店・出展を楽しむ事ができる楽しいスタンプラリーです。
ネタバレ注意ですが、前回の雰囲気を知りたいという方はこちら
でご覧頂けます。
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