「女性はいつでも綺麗なお花♪」
引き出しを開けた時、目に入ってくるカラーはありますか?
レッド、オレンジ、ペールトーンのピンク、イエロー、ライムグリーン。スカイブルーや、パープル。
あるいは、ブラックやグレー、ホワイトと言ったシックなモノトーンがたくさん目に入ってきたり。
クローゼットを一見しただけで日常着ている服のカラーで多いものが一目瞭然ですよね。
よく着る服の色はありますか?
好きな色は何ですか?
好きなファッションの系統は何ですか?
いつもどのような服で過ごしていますか??
実は私はファッションにあまりこだわりがなく、「楽なもの」「着心地が良いもの」を主に選ぶことが多く、これは昔から変わっていません。
そのためついつい変わり映えのない服を着ていたり、どう考えても田舎娘(とはもう言いすぎですが。笑)というような服を着ていたりしていたことがあります。
ファッション雑誌を読んでも「どこを参考にしたらわからない」と言うほどの「ファッション音痴」だった私。
クローゼットを開けると多かったのは、ジーパンやショートパンツ(半パンと言っても過言ではない)。ブルーやブラック、グレーといった地味なカラーのもので、唯一色がついているかな?という色の服は年に数回着るかどうか、と言うところで本当におシャレにはあまり関心がなかったのです。
その私が着るものに気を使ったり、外見を気にし始めたのが、20代を過ぎてしばらくしてからだったというと、「遅すぎ!」とよくツッコミが入ります。
若い女性でファッションを楽しんでいる人はたくさんいますから、どちらかというと私は「イレギュラー」の方だったのかもしれませんね。
当時の私のクローゼットの中は本当にどちらかというと「男の子っぽい服」が大部分を占めていました。ジーンズはもちろんですが、TシャツやYシャツ。色もそうですがデザインもどちらかというと男性的でした。
どうしてそうした服を好んでいたのかと言うと、フリフリの可愛らしいいかにも女の子らしい!と言う服は自分に似合わないと思っていたためです。
こんな可愛くない自分がかわいく着飾っても一文の得にもならない。とは心の底から本気で思っていたことで、かわいく着飾ったところでいいことなんてどこにもないと本気で思っていました。
髪の毛のカラーやカットもほとんど興味はありませんでしたし、お化粧もあまりしませんでした。
全ては自分はかわいくない。そんなことしても意味がない。誰も可愛いと言ってくれるはずがない。むしろ気持ち悪いのではないか?という具合です。
本当にそのように思っていたため、鏡は大嫌いでしたし、写真なんて問題外。当時勢いに乗っていたプリクラなど私には関係ないと思っていたくらいです。
そうすると本当に現実がその通りになるのですね。
実は、20代前半の(まだ若い)私の顔写真と今の私の写真とは顔立ちが全く違います。体重は今の方が(妊娠中ということもあり)在るのに、昔の方が太って見えますし歳をとって見えるのです。
面白かったのは、今でもよく覚えていますが、免許の更新に窓口に行ったとき「本人さんですか?」と疑わしそうに二度も確認をされたことです。
私の主人も私が主人と出逢う前の写真を見ると、「痩せたねぇ」の前に必ず「きれいになるんだねぇ、女性って」とこぼします。(そのあと慌てて「きれいになったね」とほめてはくれるのですが)
体重も身長も同じなのに、どうして今の方が若くてきれい(かわいい)と言われるのかというと、もちろん内面と自分への価値観を変えたためでもありましたが、外見も変える努力をしたからです。
努力と言ってもがむしゃらにダイエットをしたからでも、一生懸命メイク術を勉強したからでもありません。
自分には似合わないと思い込んでいた、可愛らしい服や女性らしい服を「頑張って」着るようにしたのです。
服を着るだけなのに頑張って、というとヘンに聞こえるかもしれませんが、当時「男の子っぽい服装」をしていた私にとって、かわいい服を着るということはとても勇気がいることでした。
なぜなら、「気持ち悪い」「似合わない」と言われたらどうしようという不安が常にあったためです。
この恐怖に打ち勝つには少しの時間が必要でした。
元々ファッションは自分が好きなものをチョイスして楽しむ、というところにありますよね。
私自身オードリー・ヘプバーンや竹内結子さんに憧れる女性らしい部分もありましたし(自分で言うな)、恋愛を楽しみたい、結婚をしたい!という女性らしい願望も当然ありました。
ですからまったく、心の底からかわいい服やキラキラした服(女性らしいという意味で)が嫌いというわけではなかったのです。
ただ、「自分には似合わない」という思い込みの他に「気持ち悪いと思われたり、似合わないと思わないと思われたり言われたらどうしよう」という考えがあったのです。
つまり「他人の目」ですね。
私にとって「他人の目」は昔から何をするにも、大きな障害=ブロックとなって私の前にいつでも立ちふさがっていたのです。
他人の目によるブロックから何かやりたいことができない、やろうとすることに対して抱く不安というのは周囲の人からすれば一笑して終了してしまえることばかりかもしれませんが、当人にとってはそうでないことが多いのです。
自分の技能を生かして仕事をしたい。
好きなことをして稼ぎたい。
趣味を仕事にして生活をしたい。
ということの不安は「失敗したらどうしよう」という思いの他に、「他人に○○と思われたらどうしよう」「他人に○○と言われたらどうしよう」という不安がある場合もあります。
私の女性らしいファッションに対する思いも、おそらくそこから来ていたのだと思います。
だからこそ女性らしいファッションをすることに恐怖がありましたし、そうした衣服を楽しむことに勇気が言ったのです。
しかし、誰に何と言われようと自分が良ければそれでいい(他人の目を気にしすぎず奇抜すぎる格好をして迷惑をかけるという話ではありません)と開き直ることにしました。
今までは着なかった家に合った女性らしいワンピースやスカートを思い切って着たり、ネイルやお化粧を少しだけ頑張ってみたり。髪の毛を時間をかけてセットしてみたり。
もちろん、最初は「似合っている自信」なんてかけらもありません。今でもそうかもしれません。
けれど、自分はこれが好きで着たいから着る。自分はこういう格好をしたいからする、と思い実行するとだんだんと他人の目が気にならなくなっていきました。
今でも時々「この組み合わせにこれはないよね」とダメ出しを妹にされるときもありますが、妹が変だと思っても別の人に意見を求めると(特に母)別に普通。いいんじゃない?と返されるようにもなりました。
色が鮮やかなワンピースやスカートやブラウスは似合わないと思っていたのは私だけで、別にそれを着たからと言って誰にも迷惑をかけないと少しずつ意識を変えていきました。
また、いつも地味で暗い服装でいるよりも明るく可愛らしい格好をした方が気分が盛り上がりますし、自分のことがだんだんと好きになっていったのです。
私は身長が低いので、着たい服とに合う服が違う場合がたくさんあります。ロングのワンピースでも似合うものと、似合わないものがありますし、バランスを間違えると布をかぶっているだけの人になったりもします(笑)。
気分が服でこんなにも変わるとは今まで知らなかった世界です。明るい服を着て、かわいい服を着て、ということの中に少しのスパイスとしてかっこいい服やかっちりとした服を着るという楽しみも増えました。
そういえば、花畑や花の図鑑を見た時、黒やグレーのお花をあまり見ません。一部にアクセントとして黒やグレーがある場合はありますが、真っ黒な花はあまり見かけませんしなんだかぱっとしません。
自分がきれいにしていたって何の得もない、と思っていた私ですが、身だしなみに気を使って可愛らしい格好や明るいカラーの服を着ていると、不思議なことに人の縁が広がったり、男性から声をかけられることも多くなりました。
表情も明らかに明るくなりましたし、よく笑うようになりました。
可愛い格好をして特にならないことなんてないんだな、ということを学んだ気がします。
出産後、のんべんだらりともう若くないし、母親なんだからと楽で地味でどうでもいい服を着ていた私ですが(しかもそれに合わせて体重まで増えてしまったという始末)、今では家の中でも気が抜けているけれどそれなりにオシャレで気分が上がる服、を楽しんでいます。
誰も見ないし、モテたいという願望もないし。主人と子供がいればそれでいいや。と思っていたのですが、私が身ぎれいにするとなぜか主人のテンションが上がり、よく褒めてくれますし、より大切にしてくれるようになりました。
着飾ってどうしたの?どうするの?ではなくて、「そういうのいいね」という具合です。
自分が身だしなみを華やかに整えるということは、まわりの人にも影響するんだなぁとも思います。
確かに、よれよれのTシャツにざんばら髪、手入れのしていない爪や肌でダラーとしているより、大切にされ度は明らかに違います。
無理をして一生懸命しているのではなくて、自分が心地いいと思えるレベルで自分を大切にするということを軸としているので、「大変。綺麗にしなきゃ!」という思いはかけらもありません。
女性は何歳になってもお花です。
女性は結婚して、出産して、お母さんになっても綺麗なお花です。
綺麗なお花にはたくさんの人がやってきて「きれいだね」「かわいいね」と言ってくれます。
綺麗だね、と言われると嬉しいし、自分への自信にもつながります。「あ、私綺麗でかわいいんだ。そういう格好を楽しんでもいいんだ」という具合に。
そうすると、もっともっと自分が好きになっていきます。
また、誰かにそういわれなくても「自分がかわいいとさえ思っていれば大丈夫」なのです。
私の母に私はよく「お母さん、かわいいよね」といいますが、母は「そうよ。私はかわいいもん」と切り返します。絶対に否定はしないのです。昔はどこからそんな自信がやってくるのか不思議でなりませんでしたが、「自分がかわいい」と思っていれば誰かに可愛いと言ってもらえます。
こんな自分はきれいにしても仕方ないのではなくて、「せっかく生まれたから当たり前にキレイにしていいし、かわいい服も来ていい。オシャレを満喫して楽しんでいい」のです。それは男性も同じことが言えます。
誰に何と言われようが、自分が好きな格好を楽しめばそれでいいのです。笑うやつは笑わせておけばいいし、その人こそ誰かに笑われています。
当時の私のようにぽっちゃりしていたって、堂々と好きなファッションを楽しんでもいいと思います。それに、その方がよほど魅力的です。
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