みなさま、こんにちわ。
みかんです(ㆁᴗㆁ✿)
書きたい記事がいっぱいあるし、5月はガシガシ書いていこうと思ってたのに、気づけば残りわずかに(; ・`д・´)
今期はアニメを30タイトル以上観てるので、仕事から帰って夕食を済ませたら、PSO2の緊急クエスト行って、終わったらアニメを消化してって感じの毎日なっちゃってるんだよね(*˘︶˘*)
1.5倍速で観てるんだけど、さらに速くしてみようか検討中w
まあ、その話は置いといて、前回は雷禅ぱそ娘に搭載したSATA3.0 SSDのADATA XPG SX950の性能をチェックしました!(ちょっとザンネンな結果でしたが)
→前記事:ADATAのSSD 3D NAND MLC採用のXPG SX950をチェックするヨ
今回はいよいよCPUのRyzen7 1700の実力に迫っちゃいます(*・ω・)
~雷禅ぱそ娘の記事(予定含む)~
✿組み立てた外観の紹介
✿ADATA XPG SX950の性能チェック
✿Ryzen 7 1700ベンチマークとオーバークロック ←今回はココの話
✿NZXT KRAKEN X52の冷却力検証
✿PX-W3PE4で録画してみる
✿Aviutlのエンコ速度を検証
オーバークロックの結果を報告する前にまずはRyzen7の仕様から
みかんが購入したのは一番下のモデルの1700。
なんで最上位の1800Xにしなかったのかというと、選別品の高クロック耐性らしいけど、いろいろと記事をあさっていくと、電圧的にオールコア4.0GHzあたりが常用限界ラインらしいのよね。
同じ8コア16スレッドのIntel core i7 6900Kが3.2GHz/3.7GHzで、常用OCは4.2GHzくらいなので、比較しちゃうとOC耐性は低いっぽい。
それで、1800X、1800、1700どれしてもOC耐性はほぼ変わらないし、それなら伸びしろが大きくて安い1700でいっか!ってことになったのでした(。・ω・。)
それでは、常用ラインのOCを探った結果に参りましょー
ケース:STREACOM BC1 Open Benchtable
OS:Windows 10 Professional
CPU:Ryzen 7 1700
M/B:GIGABYTE GA-AX370-Gaming K5 [Rev.1.0]
クーラー:NZXT KRAKEN X52
メモリ:G.SkillTRIDENT Z RGB(F4-3000C15D-16GTZR)16GB
SATA3.0 SSD1:ADATA XPG SX950 ASX950SS-240GM-C
電源:XFX XTR650
グラボ:GIGABYTE GTX780Ti 型番:GV-N78TOC-3GD [Rev.1.0]
うーん、残念!4.0GHzは届かなかった・゚・(つД`)・゚・
アタリなら行けるようだけど、さすがにCore Voltage 1.428Vなのでこれが限界。
ちなみに温度はひとまずOCCTを15分回してHWMonitorで測定したヨ。
ちなみにみかんのRyzen7 1700の個体特性はこんな感じでした。
使用したM/BがOffsetしかVcoreを設定できなかったので、Overrideできたらもうちょと詰めれたかもネ!
表ではOCCTを1時間ずつ回しました。Vrin、VTTは昇圧せずに動作させました。
ちなみに倍率を40にすると+0.3Vしてもすぐ落ちちゃった(๑•﹏•)
このままCINEBENCH R15の測定に行く前にメモリもOCしました。
BIOSは初期バージョンのF1だと2400MHzが限界だったけど、最新のF2にしたらなんとか手動設定で2666MHzまでいけたヨ。
3000MHz対応のOCメモリなので、2933MHzはいってほしかたけど、RyzenはメモリOCにとってもシビアなので仕方ないね(´・ω・`)
一応参考までに設定も公開しておくネ。
G.SkillTRIDENT Z RGB(F4-3000C15D-16GTZR)16GBの場合
○2400MHz:15-15-15-15-36 1.20V(要手動)
○2666MHz:15-16-16-16-35 1.35V(要手動)
※XMP2.0の自動設定だと動作しなかったです。
→2017.8.11追記
BIOSがFC3にバージョンアップされ、2933MHzで動作するようになったヨ。
少しずつだけどメモリ回りも改善されてるね。
それではCINEBENCH R15の結果発表にいきまーす。
CPUクロック:3.9GHz、メモリクロック:2666MHz
他スコアはグラフにまとめました。
定格動作ではお値段の近いIntel Core i7 7700Kよりマルチ処理で若干上回る程度なんだよね。
コア数、スレッド数ともに倍なのにぶっちゃけたいしたことない感じ(。・ω・。)
しかも7700Kは内蔵グラフィックスを持ってるに対して、1700は無いためビデオカード必須なことからも、コスパで考えたら、完敗って感じですねぇ。(どっちにしてもビデオカード絶対つけますって人にとっては五分でしょうか)
→2017.8.11追記
当時のこのベンチマークスコアは電源オプションを「バランス」で計測したもので、AMDいわくWindows10標準設定の「バランス」では「高パフォーマンス」や最適化済みの「Ryzen Balanced」と比べて著しくパフォーマンスが低下することがあるとのことです。
おそらくこのスコアもそのせいで大幅に下振れしたのかも(๑•﹏•)
「高パフォーマンス」に設定すればCPU定格/メモリ2133MHzで1400cbくらいになるヨ。
本格水冷にしてベンチマークを取り直してるためそちらも参考にしてみてください。
↓↓↓↓↓
雷禅ぱそ娘(Ryzen 7 1700) 本格水冷&オーバークロックしたヨ
シングル処理に着目すると7700Kは190cbを超えるので、大差をつけられちゃってます。
すでに散々言われてることだけど、現状のゲームは4コア8スレッド以上のマルチ処理に最適化されてるタイトルが少ないので、シングルでボロ負けしてる1700は最適とは言い難いね(´▽`)
まだZENアーキテクチャ1世代目ということもあるので、次世代以降で4.5GHzくらいまでクロックを伸ばしてほしいところ。
た・だ・し
注目なのはOCしてからのマルチの伸びです(ㆁᴗㆁ✿)
中途半端なクロックで申し訳ないんだけど3.825GHz(38.25倍)になると1600cb以上のスコアとなり、Intelのエンスージアスト向けCPU Core i7 6900Kの定格を超えるスコアをたたき出しています。(定格 6900Kは1600cbくらい)
6900Kが11万円オーバー(2017年5月時点)なことを考えると半額未満で手に入る1700はかなりお得です!
そしてRyzenでよく言われている特徴としてメモリのOCでさらに伸びるという点だネ。
グラフの下2つ3.9GHzまでOCしたものを比較してもらうとメモリのOCによって1700cbの壁を突破しているのがわかります。
ちなみにRyzen7 1800Xで4.1GHzまでOCして、メモリも3200MHzまでOCすると1800cbに届くんだとか。
スコア1800cbオーバーといえば6950Xと並べるスペックです。
まあOCした6950Xにはさすがに勝てないでしょうけど、コスパ考えたら素晴らしい製品だよネ。
→電源プランに気を付ければ、定格で価格が上のi7 7800X以上のマルチスレッド性能が期待ができる。
・さらにマルチスレッドではOCの伸びが良いのでオーバークロックも楽しめる。
・残念ながらシングルスレッド性能はOCしてもほとんど伸びないので、シングル重視のゲームなど(特にDirectX9世代)はintel CPUを選ぶほうが良いと言わざるを得ない。現状ではマルチスレッドの活かせるレンダリング/エンコード用か、配信・録画しながらのゲームプレイなど高負荷のアプリが複数動作するときに真価が発揮されそう。
いかがでしたでしょうか?正直なところ、シングルスレッド性能が低すぎる点や、OCメモリで性能アップが図れるのに相性がシビアだったり、OCメモリ自体が高騰しているのでこれから一式組む場合のトータル的なコスパはいまいちだったりで、「ゲームやネットサーフィンなどの通常用途」ならあえて冒険しなくても信頼と実績のintelでいいのかなぁと。
逆にトラシュー大好き?みかんのような物好きや、「クリエイターやYoutuberのようなマルチタスクが多い用途」ならありかもしれない・・・かな(つω`*)
今回OCでガンガンCPUをしばいたんだけど、それをしっかり冷却できた簡易水冷CPUクーラーについて次回はご紹介しようかな(๑•̀ㅂ•́)و✧
それではまた(*・ω・)ノシ
~雷禅ぱそ娘 関連記事~
ADATAのSSD 3D NAND MLC採用のXPG SX950をチェックするヨ
Ryzen7 1700 オーバークロックとベンチマークするヨ
Socket AM4も対応 NZXT KRAKEN X52をチェックするヨ
雷禅ぱそ娘(Ryzen 7 1700) 本格水冷&オーバークロックにしたヨ
Ryzenはエンコードで本当に強いか検証したヨ(A:プラグインによります?)