【続2】GTX1080 5/27発売予定 水枕とFastSync | みかん食べながら

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楽しんでいるゲームの話題を記事にしていきます(*・ω・)ノ
2019年4月15日より更新は止まっています。

うほほい(っ´∀`)っ

いよいよ!いよいよ発売が近づいてきましたね!

☆皆様期待大のGTX1080☆

 

みかんのブログはビデオカードの水冷化について

読みに来てくれる方が大半のようなので、

今回は引き続き新情報としてGTX1080の

Founders Edition(以下FE)ことリファレンスモデルの

水枕についてお届けしましゅ(๑•̀ㅂ•́)و✧

 

 

■水冷パーツの鉄板スロベニアメーカーのEKから

5/27に販売開始!(GTX1080と同日)

FEモデルは補助電源8ピンx1なので、電源フェーズも少なく、

メモリも基盤表にしかないので、そこまで爆熱にはならないと思うけど、

SLIで2枚挿しする人やO.C.をガンガンする人にとっては

水冷は強い見方だよね(っ´∀`)っ

バリエーションと価格は以下になるよ

 

・EK-FC1080 GTX $113.99 (アクリルの非ニッケルメッキ)

・EK-FC1080 GTX – Acetal $113.99 (アセタールの非ニッケルメッキ)

・EK-FC1080 GTX – Nickel $125.99 (アクリルのニッケルメッキ)

・EK-FC1080 GTX – Acetal+Nickel $125.99 (アセタールのニッケルメッキ)

 

いつもどおり広い水路とGPUコア部分はジェットプレートで

ガッチリ冷やしてくれそうネ(*∩ω∩)

 

尚、バックプレートはアルミ製だよ。

カラバリは全5種(TITAN Xと同じかと)

EK公式特設ページはコチラ

https://www.ekwb.com/news/ek-unveils-new-nvidia-geforce-gtx-1080-water-blocks/

(2016.6.1追記)

リファレンス基盤で対応しているビデオカード一覧コチラ

・ASUS GeForce GTX 1080 Founders Edition
・Colorful GeForce GTX 1080
・EVGA GeForce GTX 1080
・EVGA GeForce GTX 1080 ACX 3.0
・EVGA GeForce GTX 1080 Founders Edition
・EVGA GeForce GTX 1080 SC Gaming ACX 3.0
・Gainward GeForce GTX 1080 Founders Edition
・GIGABYTE GeForce GTX 1080 Founders Edition
・Inno3D GeForce GTX 1080 Founders Edition
・Inno3D GeForce GTX 1080 HerculeZ Twin X2
・KFA2 GeForce GTX 1080
・KFA2 GeForce GTX 1080 Founders Edition
・MSI GeForce GTX 1080 Aero
・MSI GeForce GTX 1080 Aero 8G OC
・MSI GeForce GTX 1080 Founders Edition
・Nvidia GeForce GTX 1080
・Palit GeForce GTX 1080 Founders Edition
・PNY GeForce GTX 1080 Founders Edition
・Zotac GeForce GTX 1080 Founders Edition

 

(2016.6.4 追記)上記EK公式特設ページに追記されました。

PLEASE NOTE: 

New NVIDIA® SLI HB bridges are not compatible with EK-FC1080 GTX water blocks! You can still use the regular SLI bridge that comes with every SLI supported motherboard.

→Nvidia純正のSLI HBブリッジ(新型)は水枕と互換性がないので、
マザーボードに付属している普通のSLIブリッジなら使えますよ!
 
おそらくコネクタを2レーン使用するSLI HBブリッジは
幅が広く、特にNvidia純正のは形状に出っ張りがあるから、
物理的にフィッティング口のパーツ部分と干渉するんだろね。
まあ、各メーカーからもSLI HBブリッジは発売されるし、
その中でスリムなタイプもあるでしょう。
また、通常のフレキシブルケーブルなSLIブリッジを
2つ繋げるだけでもDual-link SLIモードは利用できるようで、
クロックは従来の400MHzのまま動作(2つつなげるから一応2倍)って
ことになる場合もあるようだけど、
そのあたりも650MHzで動作するか検証されて、
対応していれば記載されて販売されるでしょ(っ´∀`)っ
(2016.6.4 追記おしまい)
 

 

以下オリジナルモデルはComing Soonとのことで発売予定あり。

・ASUS ROG Strix GeForce GTX 1080
・MSI GeForce GTX 1080 Gaming X
(これは同じ基盤であろうArmorでも使えそう)
・GIGABYTE GeForce GTX 1080 G1 Gaming

 

 

国内ではオリオスペックさんやCoolingLabさんが

取り扱うと思われますが、いち早く入手したい、

安く入手したいって人はEK公式で注文するのがオススメです。

Paypal使えるので結構安心だよ(使ったことないけどたぶん)

 

みかんはO.C.仕様で電源モリモリされた

オリジナルモデルを待つので、

今回はFEモデルを水冷化しないと思うケドね。

 

あ、そうそう。

GTX1080は基盤に使用されてるネジが特殊で

プラスでもマイナスでも星型でもヘックスでもないですw

(写真でわかるかな?)

ネジのフチは6角ナット形状なので

ナットドライバーを持ってない人は

あらかじめ準備しておくと良さそう(*・ω・)

 

 

 

■新たなディスプレイ同期技術FastSync

せかっくハイエンドのビデオカードでゲームをするからには、

綺麗な映像がヌルヌルと表示され、没入感を味わいたいよネ。

みかんは毎日遊んでいるPSO2の映像への拘りはすごくあって、

ゲーム自身に実装されてるアンチエイリアシング(AA)とは別に、

外部ツール(Nvidia Inspector)でカスタムAAをかけることで、

より綺麗な映像を堪能してるます。

さらにG-Sync対応の高リフレッシュゲーミングモニタ(XB270H)を

持ってるので、ティアリングやスタッターが限りなく少ない

ヌルヌルとした美麗な映像で楽しんでるよ(っ´∀`)っ

G-Syncについては後でどんな技術なのか説明するけど、

導入当時はとっても感動したヾ(。>﹏<。)ノ゙✧*。

 

 

今回Pascalに実装されたFastSyncについて、

あまり着目されていないように感じる(ベンチスコアに目がいきがち)けど、

映像美に拘るみかんとしては同期技術も気になってたのでした٩(๑❛ᴗ❛๑)۶

それでね、仕組みがようやく理解できたので書き留めておこうかと。

 

の前に。

 

そもそもディスプレイとの同期技術は先に挙げた

G-Sync以外にもAMDのFree-Sync(VESA規格のAdaptive-Sync)、

昔からあるV-Syncがあるヨ。

いきなりFastSyncの話をしちゃう前に、

ちょっと今までの同期技術をおさらいしておきまひょ(っ´∀`)っ

知ってる人や長文めんどーな人は飛ばしてOKょ

 

 

・なぜ同期技術が必要なの?

これは知ってる人が大半だと思うけど。

モニタのリフレッシュレート(※)は

GPUのレンダリングした映像を伝送するタイミングと

非同期になってるの(お構いなしに一定周期で表示更新しちゃう)。

※表示更新タイミングのことで、大半が60Hzで1秒に60枚の映像を表示

 

もしモニタの表示更新タイミングにGPUレンダリングが遅れた場合や

逆に速すぎて次のレンダリング・伝送に入ってたりすると、

中途半端な上下で異なるフレームの映像が表示されちゃう

"ティアリング"って現象が発生するます。

上半身は着替えたのに下半身まだ下着のままドア開けられた!みたいなw

1秒間に60枚表示するモニタと1秒間に必ず60枚の映像を

レンダリングするGPUならピッタリそろうけど、

ゲームによって処理が重い軽いあるし、

なかなかそうもいかないのよね(´・ω・`)

これを回避するための技術として最初に登場したのがV-Syncなのです。

 

・V-Sync(垂直同期)

レンダリングが遅れた場合、ちゃんと次のフレームすべての

レンダリングが終わって伝送が完了するまでは

今表示されてる映像を表示し続けて、

次の更新タイミングで完成した映像をモニタに表示させます。

また、レンダリングが速すぎて、先フレームの映像をレンダ中

またはすでに先フレーム分も完了してた場合、

フレームバッファーってところに溜めていって、

順次、表示更新されていくます。

これできちんと上下お洋服を着た姿を観ることができます!

 

が、しかしなのです。

気づいちゃった方もいると思うけど。

レンダリングが遅れると同じ映像を2倍の時間

(表示更新タイミングの1.5倍のレンダリング・伝送時間だったとしても

次の更新タイミングまで)観ることになるます。

人間は一定間隔で更新されてた映像が急に2倍時間かかると

(パラパラ漫画で急に同じ絵が2枚連続で流れる)と、

カクつきを感じるの(滑らかじゃない)。

この現象を"スタッター"っていうよ。

また、レンダリングが先に進んじゃってる場合、

ボタン入力は受付けてるのに表示はフレームバッファーに

溜まってた古い順に観ることになるので、

その分だけレイテンシ(遅延)が発生しちゃうってこと(・ε・`)

 

FPSゲーマーにとってレイテンシは大敵なので、

映像よりは応答速度重視って方には無用な技術でした。

なので"V-Syncなし"に設定してプレイするのが鉄板と言われてます。

ただ、RPGなんかはレイテンシをさほど気にしなくて良いので、

モニタのリフレッシュレート<GPUのレンダリング速度(FPS※)

の環境ならV-Syncは活きるね!

(※単にFPSと書いたものはフレーム/secのことを指しまふ)

 

残念ながら高負荷のゲームでは必ずしもリフレッシュレート以上の

FPSを維持できるわけではないので、映像美を追求するみかんとしては

ティアリングがなくなるのは嬉しいけど、スタッターが起きると

没入感が損なわれるのでV-Syncは満足度50%って感じなのでした。

 

 

・スタッターも軽減できちゃう同期技術G-Sync

先に説明した現象の"ティアリング"や"スタッター"は

モニタの表示更新タイミングがGPUのレンダリング・伝送の

空気を読まずに勝手に表示していることが問題なので、

GPUに主導権を持たせてモニタの更新タイミングを

制御(リフレッシュレートを動的に変化)できる

ようにしたのがG-Syncなのでし!

もしレンダリングに1.5倍かかって遅れた場合、

完了次第、表示更新させるので、

次の更新タイミングまで待たなくて済む(2倍の時間は要さない)分

"スタッター"は軽減されるのです!しゅごい!

(遅れた分だけ前フレームがずっと表示されているので

完全にスタッターをなくすことはできないケド)

尚、レンダリングが速すぎた場合、残念ながらモニタの

リフレッシュレートを超えて表示させるのは物理的に

無理なので、順次表示更新となるます。

レイテンシはどうしても発生してしまうのでした(´・ω・`)

 

つまりまとめると、G-Syncは

レンダリングが遅れた場合(リフレッシュレート>FPS)に

ティアリングをなくしつつスタッターを抑え、

極力滑らかな映像を提供する技術ということだヨ!

 

賢い人は、じゃあ高リフレッシュレートのモニタで

G-Sync使えばサイキョーじゃん!って思ったかもしれませんが

その通りです(*・ω・)b

みかんが使っているAcerのXB270Hは

リフレッシュレート144Hzなので

通常の2.4倍のスピードで表示更新できます。

レンダリングが144FPSを下回るときは

G-Syncでモニタのリフレッシュレートが制御されるので、

綺麗でなめらかな映像を表示してくれるのでした。

 

そういえば書きわすれたけど

Adaptive-Sync(AMDのFree-Sync)は

G-Syncと実装は違うものの役割は同じなので割愛w

 

さっき説明した今までの同期技術を整理すると

◇リフレッシュレート<FPSの場合

V-Syncはティアリングなくせるけどレイテンシ発生

V-Syncなしはレイテンシなくせるけどティアリング発生

G-Syncはティアリングなくせるけどレイテンシ発生

◇リフレッシュレート>FPSの場合

V-Syncはティアリングなくせるけどスタッター発生

V-Syncなしはスタッター発生しないけどティアリング発生

G-Syncはティアリングをなくし、スタッターを抑制できる

 

リフレッシュレート>FPSの場合はG-Syncで万事解決なんだけど、

リフレッシュレート<FPSの場合のレイテンシ問題が残ってるので

詰めがまだ甘い感じなのよ。

 

・ついに登場FastSync

詰めが甘い部分を補う?技術として登場したのがFastSyncでし!

先に断っておくとPascalで実装された技術なので

旧世代のGeForceでは利用できません(´・ω・`)

体験したい人は買うっきゃないネ。

 

ではどんな技術なのかというと

GPUのレンダリングが終わったティアリングの無い状態の

映像をバッファーに溜めとくんだけど、V-Syncと違って

モニタの表示更新タイミングがきたら、

完了している最も新しい映像を選択して表示させるんだって。

これはフリップロジックとかいう3段階のバッファー

(バックバッファー、レンダ済みバッファー、フロンバッファー)で

制御してるらしいです。

細かい制御方法はおいといて、とどのつまり、

次に表示予定だった映像よりもさらに新しい映像の

レンダリングが終わってたら、古いフレーム分は

スっ飛ばされちゃことになるネ(っ´∀`)っ

これがV-SyncやG-Syncだと古い順だから

レイテンシになっちゃうわけで。

 

つまり、ティアリングをなくしつつ、レイテンシも抑制させられるってわけ。

ただ、飛んだ(落ちた)フレーム分だけ滑らかさは損なわれるわけだから

体験してみないと何ともわからないけど、

満足度としては80%くらいになるんじゃないかしら(´・ω・`)

 

まあFPSゲーマーで、比較的軽いDirectX9のゲームで

常にリフレッシュレート<FPSな状態なら活きるかもしれないね(っ´∀`)っ

そういう意味でもGTX1080はTITAN Xをも超える性能で、

高FPSを実現できるからFastSyncが必要になったんでしょうね。

 

あ、ちなみにレイテンシの大きさは

V-Sync>G-Sync>>超えられない壁>>FastSync>V-Syncなし

になるようです。

最速は相変わらず「V-Syncなし」なんだけど、

ティアリングがどーしても気になっちゃうそこのアナタ!

FastSyncのためにPascalのビデオカードは一考の価値ありですヨ。

 

 

ずいぶんと長い記事になっちゃいましたが、

またGTX1080で面白そうな情報があれば

随時更新していきますね それではまた(*・ω・)ノシ

 

 

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