お墓参りをして先祖を大切にしましょう
ご主人様が亡くなられて、自分の家の墓を守るために遠くの実家に帰るという70歳代の奥様との話。
私:墓を守るためだけに実家に帰るのですか?
奥様:ご先祖様をお参りすることは大切よ。
私:そうは思いますが、どうも墓を守るというのがしっくり来なくて。
奥様:あなたキリスト教?
私:大学はキリスト教系でしたが、特に・・・
奥様:今あたなが存在しているということは、ご先祖様があってのことなのだから。
私:それも理解できますが、どの辺りまでのご先祖様ですか?
奥様:そりゃ、ずーっと。
私:そうするとアフリカまで遡りますね。
奥様:えっ?どうしてアフリカなの?
私:人類の起源はアフリカですよね。そこから歩いてヨーロッパ大陸やユーラシア大陸まで行って、やがて日本に。
奥様:そうなの?知らなかった。
私:最近の中学・高校の教科書には「人類の起源はアフリカだ」と書いてると思いますよ。
奥様:私勉強嫌いだったから。
私:アフリカのどこかはまだ定説はありませんが、ボツワナ辺りというのが有力だそうです。
日本人は、縄文人と弥生人の混血できたというのが長い間定説でしたが、最近はそれに加え古墳時代以降に流入した渡来人まで含めて混血したというのが主流です。
それにネアンデールタール人のDNAの痕跡も発見されているので、相当インターナショナルなんですよ。
だから仏教で祀るのはどうも違和感があるんですよね。
このあたりでお互い酔いが回って来て、気分よく帰りました。どうでもよい話ですみません。
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【昨夜の日本酒】
そんな訳で昨夜は台湾料理だったので紹興酒でした。
一番美味しい食材を食べているのは誰?
一番おいしい食材を食べているのは、どんな層の人でしょうか?
米や野菜、魚介類の生産者や漁師さんに言わせると、一番美味しい食材を食べているのは「俺たち」だそうで、次が高く買ってくれる料亭やレストラン、その次は築地市場(現豊洲)。最後が大量に仕入れるスーパーだそうです。
「何で一番おいしいものを先に人に提供しなければならないんだ」というのが言い分です。私が知る数少ない生産者さん・漁師さんに聞いた話です。
現代社会は生産者と消費者が完全に分離されているので、高い価格の商品が一番良いと誤解されていますが、高級料亭やレストランの食材が良いのはあたり前。家賃や内装費、什器備品代、従業員教育などのコストを含めるので、高いのは当然。それでおいしくないはずがありませんが一番ではないということです。
昨日築71年の民家の調査のために三重県尾鷲市に行ってきました。
お昼前に市役所での調査を終えて昼食をしようと思ったところ、裏にドライブイン・道の駅的な施設があったので入ってみると、野菜や魚介類、土産物が売られている隅に食堂がありました。
定食形式でケースから好きなものを取ってレジで会計するのですが、さすが漁港の街、魚料理が豊富にあります。
今はブリがお薦めらしいので「ぶりのあら煮」と「かつおの刺身」、ご飯と「あおさの味噌汁」で何と890円!
あら煮は骨はほとんどなく身ばかりで、それだけで満腹。味も新鮮でおいしい。
12時過ぎには地元の人と思われる老若男女で長蛇の列。漁師さんと思われる人も多数。
一緒に行った人も「こんなにおいしい魚は久しぶりだ。また来よう!」と大絶賛。
施設は観光客向けですが、正直尾鷲市には「熊野古道」以外目立った観光スポットはありません。(失礼)
したがって漁師町によくある食堂のように、観光客が押し寄せて高くてそれなりの店になっているのではなく、新鮮な魚がリーズナブルに提供されているのです。そりゃ漁師さんも来る訳だ。
ということで一番美味しい食材を食べているのは現地の漁師さんや生産者さんで、昨日はそのおこぼれをいただいた訳です。高級料亭も真っ青。
※店の名前を書くと客が殺到して、普通の観光地の食堂になってしまうので書きません。みなさんで探してください。市役所の裏です。
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【昨夜の日本酒】
その食堂の脇の土産物屋で仕入れたイカの塩辛で、愛知県江南市の丸井合名会社さんの『楽乃世 山廃純米』をいただきました。
江南市にこんな味の日本酒を造る蔵元があったんですね。意外。
韓国ソウルのお薦めマニアックグルメ
韓国ソウルのお薦めグルメも紹介してくださいとメッセージがあったので、個人的に好きなものを3つ。
1.豚足(チョッパル)
新羅ホテルのはす向かいに豚足街があります。(今は再開発で数件しかないけど、最初に言った時には10数軒並んでた。)
日本で豚足というと手足の形がそのまま出てきますが、韓国の豚足は違います。ちょうどチャーシューのようにスライスされており、いろいろな薬味ともにサンチュで包んでいただきます。
個人的には『元祖奨忠チョッパル』さんの味が好きです。
ちなみにチョッパルとは日本人の蔑称です。日本人のブタ野郎の私がチョッパルをうまそうに食べるのです。
コプチャンとはホルモンのことを言いますが、これもホルモンを食べるというより、鍋を食べた後にご飯を入れて焼き飯を作っていただくのが絶品。お試しあれ。
3.ヘジャングク
ソウルに行っても普段通り、いやそれ以上に飲み歩いているわけですから、翌日スッキリしたいと思うのは日本に居るときと同じです。
韓国で二日酔いに効くと言えば、老舗『チョンジンオク』さんの「ヘジャングク」でしょう。
正直現物を見ると、何でこんなものが二日酔いに効くんだ!?と言いたくなるようなグロテスクなスープです。見ただけで拒否する人も多いでしょう。
でも目をつむって食べてみると、あ~ら不思議。体に染み込んで元気が湧いてくる。騙されたと思って食べてみてください。
以上で韓国ネタは終了。これ以上聞きたい方は個人的にお伝えしますので、遠慮なくお声がけください。
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【昨夜の日本酒】
新潟県南魚沼市の高千代酒造さんの『高龍 生』。本来ならこの手の味は避けるのですが、昨夜は挑戦してみようと思い飲んでみた。
ホタルイカの刺身でいただきましたが、ただ辛いのではなく丁度良い口当たり。
韓国ソウルのお薦め観光スポット
昨日韓国ソウルに行ってきた話を書いたら、どこかお薦めの観光スポットを教えてほしいという反応をいただきましたので、私の趣味で少々マイナーなところをご紹介します。
1.コム南山韓屋村
南山(南山タワーがある山)の北麓、コリアハウスの隣にある民族博物館的な施設。
朝鮮時代の伝統的家屋4棟を移築した施設で、約1時間のボランティアガイドの解説を聞きながら楽しめます。
ソウル特別市が管理運営しており入場無料ということもあって、大勢の市民が中心地の喧騒を離れてマッタリと寛いでいます。
日本語ボランティアガイドは曜日によってスタート時刻が異なるので、ホームページ等で確認して行ってください。明洞駅から徒歩15分位。
2.聖水 (ヨンバン)
自動車工場や靴工場なども町工場が並ぶ街が、リノベーションによってギャラリーやカフェに変身。若者が集まる街になりました。
街を抜けると自然公園「ソウルの森」に着きます。
明洞駅から地下鉄2号線で15分くらい。
3.水原 (大谷ではなくスウォン)
ソウル市内ではありません。ソウル駅から地下鉄1号線で約1時間。世界文化遺産の水原華城の城壁は圧巻。ただし日本語や英語は一切通じません。
4.利川 (イチョン)
こちらもソウル市を出ます。ソウル東バスセンターからバスで約1時間。
韓国一の陶磁器の里。温泉もあります。陶芸に興味あるの方は必見。
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【昨夜の日本酒】
中部空港第2ターミナルで飲んだアメリカンビール。日本酒はなし。
韓国ソウルで見る日本経済の位置
お客様のお伴で1年ぶりに韓国ソウルに行ってきました。
前回は円をウォンに交換したのですが、使い切れずに余るくらいでした。
韓国は日本よりキャッシュレス化が進んでおり、大抵のことはカードで済みますし、困ったときは円で払っても問題ありませんでした。
そこで今回はウォンを持たず円とカードだけで行ったのですが・・・
小銭が必要な買い物の際、円での支払いはほとんど拒否されました。みなさん異口同音に「円は価値がない。ウォンでしか受け取らない。」とのこと。
為替は相場ですから、その日は円安でもいずれ円高になることもあるでしょうから保有しておけば良いと思うのですが、日銭が必要な業種の方はその日の相場が重要。安い円は要らないということです。(1ウォンは2023年4月0.100円に対して昨日は0.118円まで円が下落)
【ソウル中心部の物価参考写真】
「安い日本」は韓国でも同じでした。
さて食事はすべてホテル以外で食べましたが、最近の日本で遭遇するタッチパネルを使っている店は見ることがありませんでした。
IT先進国の韓国でタッチパネル注文はなぜ普及しないのか?
もちろんマックやスタバなどナショナルチェーンは使っていると思いますが、街の人気店にはなし。
韓国は中国や東南アジアの国と同様、古くから外食文化が浸透しています。朝食も夕食も外食あるいはテイクアウトというのが多いので、街中には定食屋さんが山ほどあります。
アジュマ(おばさん)が切り盛りしている店は、人気店でもタッチパネルを導入しなくても十分繁盛しています。中にはあまりに日本人ばかり集まるようになったので、今年東京に2号店を出したという店もありました。
つまり固定客がある程度確保できている飲食店は、効率を求めてタッチパネルを導入せずとも繁盛するということです。これは飲食店の基本でしょうね。
と言うことで「安い円」とIT先進国の韓国のITでない面を実感した旅でした。
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【昨夜の日本酒】
ソウルでは日本酒はなし。
ビールと焼酎三昧でした。ニンニクの山が凄いでしょ。