『ピラニア３Ｄ』

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監督　アレクサンドル・アジャ
脚本　ピーター･ゴールドフィンガー、ジョシュ・ストールバーグ
音楽　マイケル・ワンドマッチャー

出演　スティーヴン・Ｒ・マックイーン、エリザベス・シュー、アダム･スコット、
ジェリー・オコンネル、ヴィング・レイムス、ジェシカ・ゾー、クリストファー･ロイド、
リチャード・ドレイファス

（あらすじ）

湖底で地震が起きて開いた洞窟から
有史以前の種類のピラニアが飛び出して来て人を襲う。
彼らは血の気配を感じると群れを成してやって来るのだ。

保安官のジュリー（シュー）は
調査団のノヴァック（アダム）と共に
捕獲したピラニアを持ってグッドマン（ロイド）を訪ねて
その事を知り、ビーチで浮かれる人々に避難を呼びかけるが
浮かれる皆は逃げようとしない。
そんな中ピラニアが現われ、ビーチは阿鼻叫喚の現場に・・・

ジュリーの息子・ジェイク（スティーヴン）は妹弟の世話を言いつかっていたが、
ロケにやって来たお色気プログラムのディレクター・デリック（ジェリー）から
案内のバイトを頼まれて出かける。
ちゃっかり者の姉弟は彼から金をせしめて、話を合わすことにするのだった。
禁じられていたものの、ボートで釣りに出てしまった２人は
小島に流されてしまった。

思いを寄せるケリー（ジェシカ）も参加してのロケで、
姉弟を発見して救助するジェイクだったが
そんな彼ら一行をピラニアが襲って来た。

報を受けて駆けつけたジュリーとノヴァック。

ピンチに陥ったケリーを救い、船を爆発させて大量のピラニアを退治したジェイク。
家族も救え、ピラニアも退治出来てやれやれと思っていたジュリーへ
グッドマンから電話が入り、
捕獲したピラニアはまだ子供なので親ピラニアがいるに違いないと言われる。

そして、巨大なピラニアが現われて、ノヴァックを食ってしまった。

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（感想）

このバカバカしさを待っていた！（笑）
絶対３Ｄで劇場で見るべき。

飛び出すものがピラニアだけじゃなくて、
乳房、噛み切られた男性器、吐瀉物などで、
エログロの極地・・・

ビーチでは
「透け透けＴシャツコンテスト」とかやっていて、
「おっぱい！おっぱい！」の大合唱・・・

ピラニアに食われた跡も物凄いグロテスク。
地獄絵図の中での死に方もそれだけじゃなくて、
電気コードで体が裂けたり、
モーターに髪の毛が絡んでしまったり、
体がちぎれちゃったりで・・・
酷すぎて笑ってしまう。

ラストも「ああ、やっぱり・・・」って感じ。

スタンド・バイ・ミー（１９８６）や

スクリーム２（１９９７）　のジェリー、

バック・トゥ・ザ・フューチャー　シリーズのクリストファーなど
出演者もユニーク。

ジョーズ（１９７５）でもサメに食われていたオスカー俳優のドレイファスが
冒頭で最初の犠牲者になるのも、遊び心だと思われる。

爆笑３Ｄ映画。
頭を空っぽにして、楽しむべき怪作であり快作。

★★★関連作品レビューへのリンク★★★

アダム･スコット　

やさしい嘘と贈り物
ヴィング・レイムス　

サロゲート
リチャード・ドレイファス　