手紙

 

あやさんの寄り添ってくれるような文章のブログにいつも励まされます

 

以前大阪の美人塾に参加させていただきました。

 

 

初めてあやさんの話を直接聞けて目から鱗で、絶対私は摂食障害やめられる!と思いました。

 

あれから数ヶ月、切羽詰まった過食や過食嘔吐は減り、

衝動的な過食もあまりありません。

 

でも、惰性的な過食嘔吐がなくなりません。

 

 

 

”これは吐かないと食べられない”

”あれも食べたいなー、

でもあれ食べるなら吐かないと損だな”

 

という気持ちが抜けません。

 

 

なんというか、

どうせなら‥と思ってしまいます。

 

 

でも吐いて顔が浮腫むの嫌で、吐くことを我慢出来る日もあります。もう少しで完全にやめられるんじゃないか、と度々思う時があります。

 

 

でも、摂食障害から抜け出してしまったら、私は本当に何もない気がします。

 

 

 

自分の中で、摂食障害なのによく頑張ってると思いたいのか、摂食障害という私に酔えなくなるのが怖いのか、わかりませんが、

 

気がついた時から

痩せることが人生の目標になってて、

 

ここ数年本当に摂食障害に苦しんで、

これを治すことを目標に過ごしてきて、

 

摂食障害が治ってしまったら、

次は何と向き合えばいいのかわかりません。

 

 

 

痩せたいけど、

痩せようとしたらまた拒食になった後

駆り立てられるような過食欲に襲われる、

そう考えるとダイエットも怖くて出来ません。

 

 

 

だからダイエットや体型維持という自己管理を人生の目標にすることも出来ません。

 

 

このぽっちゃりのまま生きていくんだと思います。

 

 

 

整形までして容姿に対する執着だけはあるのに全然綺麗になれません。次の整形をすることを目標にバイトと貯金してきました。

それの繰り返しでした。

 

でももう自分の顔への執着にも疲れてしまいました。

 

 

 

自分は劣等感ばかりで本当に何もないな、そうやってうちひしがれて、頑張れないのは仕方ない、摂食のせいだからって思いたくて無理やり過食嘔吐したり、そんな具合です。

 

 

 

あやさんが救って力になってあげたいと思ってもらえるようなそんな症状じゃないのにメールして、不快に思わせてしまったら本当にごめんなさい。

 

 

 

だけど、顔も体型も昔に言われたことが抜けなくて、別の方法で自信をつけるべきなのかもしれないけどそれがわからないです。

 

 

とにかく体型も顔も考えたくないです。

でも考えてしまいます。

 

他の人と比べてしまうためSNSは何もしていません。

 

 

テレビや身の回りで聞こえる軽い容姿に対するノリでさえも、いちいち悲しくなります。

 

したいことが何もないんです。

来春から就職が決まっていて、その勉強をしています。

 

 

礼儀や仕事できるか出来ないかが大切なのは百も承知ですが、新入社員として入社して、あの子が可愛いとか、スタイルいいとか悪いとか、当たりハズレとか、またそんな風に品定めされるんでしょうか。やだな。

 

本当にこんなどうしようもないことをメールしてすみません。

 

ペンネーム みりん

 

 

*******************************

 

 

おはようございます。ステップあやです。こちらのメール、日本に帰ってきてすぐ位に戴いたメールです。

 

 

まずメールいただいたときに、12月の美人塾にきてくださったあとき質問タイムで目に涙一杯ためてお話して自分のことはなしてくれてあの子かな?って思ったらやっぱりそうだったので、私がほっとしました。

 

 

 

言いにくいこと思い切っていってくれたのに、私の返答、毒にも薬にもならないようなことしか言ってあげられなかったなぁ、今どうしてるかなぁ大丈夫かなぁって、思いだしてたから、連絡頂けて、

また繋がれたことが、本当に良かったなって思ったよ。

 

 

 

ここから下が、メールに対するお返事になります。

一杯思うことあったけど全部は書けないので、その一部だけになりますが、、

 

まず、

 

”このままぽっちゃりのまま生きていく”

 

って書いてあったけど、私、美人塾でお会いしたとき、ぽっちゃりのイメージなかったからびっくりしたよ。

 

 

ちょっと疑ってみて欲しいのは、「自分の感覚と実際の自分にはズレがあるんじゃないか」ということ。

これ、よく、摂食障害の症状としてよくきく”ボディイメージの歪み”っていうやつね。

私も当時は私はそれじゃなく、本当に太ってる、ってその時は思っていて、ジムでエアロやるときも鏡にうつる自分を見るの嫌で

目を細めてやってたしてた時期があった。

 

 

けどいつのか、
 

「あれ??私が感じてるほど 

 太ってないかも?

 

って思う時がきたの覚えてるんだ。

 

 

それはもう、本当に突然やってきました!

 


それまでは、周りにそう言われてもそーやって私を騙して太らせようとしてるとか、気を使ってる嘘いってるーってしか思えなかったんだけど・・・ね。

 

↑多分これも心当たりある人多いはず(^^)


一旦痩せて脂肪がない状態になれてしまうと、太ってない普通の人に普通にあるはずのおなか周りの脂肪太ももの脂肪なんかも、すごい醜いものが自分にだけついてるような”気がする”ことがあるよ。

 

 

自分はかがむたび、座るたび、むにっと溜まるの感じるから、実際の何倍ものお肉がついてるような”気がする” んだとおもう。

 

 

こんなこといったって、本人がそう感じちゃうんだから辛いのは変わらないかもしれないけど

 

今すぐ、自分に対する感じ方、

変わらなくていいから
そういうもんなのかも?でいいから、

思っておいてください。

 

 

わたしの場合は、ボディイメージの問題じゃなくて、本当に数値的にも肥満判定になった時期もあるけどね。

 

 

 

でもね、それでも、”数値的にそうなんだから気がするだけじゃなくて本当だ”ってことじゃなくて、実際の自分の何倍も大きいような

”気がする”のは同じだった。

 

 

これ治った人に聞くと私だけじゃなくて、みんなゆってる。

 

 

 

ただ、治したいからって自分で決めて太ることって、そこだけ見たら「嫌なこと」だったけどそれでもよかったこともついてきているはず。

 

その嫌なことについてくるいいことに自分が気づくか、まったく気づけないで嫌なことしかない気がしているか。

 

その違いで、辛い体重増加が回復過程になるかまた病気に引っ張られちゃうか、変ってくるといってもいいくらい大事なことだと思う。

 

 

 

太るという嫌なことについてくるいいことって何かというと、、例えばの例ですが、

 

 

”食欲”が”正常”に近づくことや

肌や髪やつめも顔色が

ヘルシー(健康的)になることだけじゃなく

 

 

理想体型も「健康」になる、

 

 ↓

 

知らないうちに

自分についての感じ方も

 

健康に近づいていく

 

っていうのもあるよ。

 

 

 

もうモデル体型じゃなきゃヤダ、

とかは思わくなって、

 

健康的な食欲になって

 

普通に食事を楽しめて、

 

そういういいこともある生活は

もう痩せと引き換えに手放したくはないし

 

あとは、ふっくらしてても健康な体に

なれたらいいな

 

 

と思うようになりました。

 

 

このような変化も回復の一つだよ。

 
 
 

 

ボディイメージの歪みって、痩せれば痩せるほど強くなっていくから、低体重の人はイイなっていう人いるけど、いや、低体重になればなるほど少しの増加も怖くなるよ。

 

 

”これ以上は絶対ダメ”とする許容範囲の体重(または体型)が

痩せれば痩せるほど、ドンドン小さくなっていくことが多いのですが、その苦しい感じ方の一部は低体重が助長している部分もあるというのは本当だと思います。

 

 

 

 

 

治るためには”太る”コトは必要不可欠です。

痩せすぎ体型のままで病気が治ることはありません。

 

 

 

太ることが”怖い”気持ちだけを見てたら、「辛いことしかない気がする」のは当たり前ですから、辛いだけはなくちゃんと回復していく

「部分」もあるってことは(だから今すぐ楽になります、じゃないけど) キチンと認識することは大切です。

 

 

でないと、何をやっても変わらない治らない、辛いだけじゃーん、って治す努力やめたくなっちゃうから。

 

 

 

 

もちろん、太ればそれだけで全部治るわけじゃないよ。
 

でも、それでも、自分の心身が辛いって悲鳴あげてるの無視してまで、無理させてなきゃ維持できないような低い体重や体型を維持したままで食症状だけをなくすっていうのは無理な話だから、
 

 

前ほど痩せたいと思ってるわけじゃないのに、それだけで治らないからって、=だから治らない ということじゃなくて、段階を踏んで良くなっていく過程なのだと思います。
 

 

 

体形の許容範囲が広がることで食の縛りや運動の縛りを緩めて自分の心体を満たして食べることもしやすくなるし、それで症状も楽になる部分もある思います。

 


それで治らないことだってあるけどそしたらまた次のステップに進めばいい。

 

 

 

 

ですが、痩せたいな 太ったらヤダナ と思う気持ちがあること自体は、今の時代は、健康なひとだってあるものだから、そう感じること自体がダメじゃないよ。

 

 

ここも、完璧主義的な思考でそれがある限りダメだって自分を責めたりは、しないで大丈夫だからね。

 

 

 

ただ、いやだなぁって感じるからって自分の心身に痛めつけて無理をさせてまでいやじゃない形に変えなきゃ!これがある限り自分なんかダメだ!!という程度にまでなってしまうと、その程度が病気なんだと思います

 

 

 

健康な人は、体重や体型は自分のほんの一部だから、そこが思い通りになってもならなくても、単なる一部と捉えることが合出来ているので、心身の犠牲を払ってまでソコだけ思い通りにしたいとまでは思わない。。程度の違いなのです。

 

 

 

そういうことを知ったうえでも、”体型や体重”に引っ張られてしまうのは”病気の性質”です。

 


自分を病気(犠牲を払っても痩せなきゃダメ)の価値観に引っ張るメディア、人、環境からはできるだけ(完全には無理だから離れる、

 

ということを私もやったんだけど、回復過程はそれも大切だよ。



前にこんな記事を書きました。
 ↓↓

 

右矢印調査報告、メディアに接する時間が長い人ほど自分の体が嫌いで痩せたくなる

 

右矢印メディアのダイエット情報、世の中の痩せる「べき」というプレッシャー 

 

 

 

-------------
 

 

次はみりんさんの最後の文章に「みんなに・世の中に、体形や見た目で品定め、評価されてるんじゃないか}

ここについて。

 

一番書きたかった本題は、この話じゃなくて、ほかの太字の部分だったんだけど、、全部かけないけど、順を追ってかいていくね。

 

 
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