その1

その2から続きます。


前のページのM子さんのご報告で出てきた
「甘える」について書きたいところですが
その前に、注意事項を書いときます★

M子さんの旦那さんの対応や反応が
本当にほほえましくて、素敵でびっくり (^―^) 

ほらね、頼るって悪いことばっかりじゃないでしょう~★

って言いたいところなんですが
皆さんの中には

私の旦那は、彼氏は、親は、
M子さんの旦那様のように理解がないし、
そんなやさしい反応してくれない
⇒だから、私は甘えるなんて許されない


・・・って思った人も
いらっしゃるかなって思うので。

私も、18年のうちのアノ頃だったら
そう思ってたなあ~っていう時期があるから(・・;)


まずね、
M子さんの旦那様みたいに
今は理解をもって支えてくれる方も、
”最初から” 理解があったわけじゃなくて
時間をかけてここまできた、ってことが多いんだよ。

私の塾やセッションを訪ねてくださる
摂食障害者の彼やご家族も、
やっぱり最初は分からなくて
「我侭もいい加減にしなさい」
っていってた時期もありました・・っていわれます。


私自身も今になっても
「支えてくれた人」として今思い出す人や
本やブログに書いてきた人に
折角勇気を出して、
助けを求めてみても
こんなふうに言われたこともあったんです。

「お金が勿体無いから過食しないで」
「過食するって分かってるなら買わなきゃいい」

「もう大人なんだから
 痩せた太ったとか見た目ばかり
 気にしてる方がみっともない」

「自分の見た目のめに
 食事や運動ばかりの生活優先するのは我侭だ」 

とか(T△T)


それで、
頼ること、甘えることはダメって×つけちゃって
長い間心閉ざして
誰の力も借りず絶対ばれないようにして
自分で解決しなきゃと思い込んでたんだけど。。

一人でがんばってても
なかなか自分で自分を苦しめてる価値観にも気付けず
ラクになるきっかけとなる言葉や
人の気持ちも遠ざけるばかりだったのです。


摂食障害の人は(当時の私も含め)
「待てない人」が多いと前に書いたけど
コミュニケーションでもそういうとこ、あると思います。

助け求めてみたり
自分の気持ちいってみて、
すぐに、はっきりと
いい結果がないと
言っても無駄、て結論づけて
「誰といてもひとりぼっち」
精神的孤独に自分で追い込んでしまったり。。。


なので、人に甘えたり頼ったり
することについても
結果を焦らない。

焦ってるなって気付いても自分を責めない。
あ、また例の癖、出ちゃった(テヘペロ)
って笑っておっけーです。


*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆


あとコレ、前にも書いたけど

病気についての受け止め方や理解って
相手の想像力や
の時の環境や、
心身の調子など
相手の事情によっても変わってくるわけなので

必ずしも
病気の理解=愛の深さ、じゃないってことも
心に留めておいてね。


私の父の場合も、、
病気については父にとっては
複雑すぎて理解したくても理解できなんだな、
本を読みたくても難しくて読みきれないんだな・・・
って父なりの限界をわかってことでわ
私が望む形と違っても
父なりの精一杯の愛情を受け取れるようになったことがありました。

別に相手なりに一生懸命でも
嫌なことは嫌だと思ってもいいし
伝えたってかまわないんだよ。

それでも そんなの愛じゃない
私のことなんて誰も気にかけてくれない!って
決め付けて心閉ざしてるときとは違って

今の自分の気持ちを
自分の問題として捉えて、
相手にこうしてくれ欲しい、ここは協力して欲しいと
「お願い」することもできるようになったりします。


もちろん、相手にも感情はあるので
伝え方、言い方でも
相手の反応は変わってくるので、
ことばの選びかたを見直してみることも大切ですが。

たとえばこーいうのとか↓
>>「どうして?」「なんで?」「バタン!」では伝わらない

でもそれしても
どうやっても伝わらんときは伝わらない。
誰のせいでもなくて違う人間だから (^―^) 


**分かってもらえる=共感 とは限らない
のですが、それについてはまた別のページに書きます

*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆



相手の同じ言動でも
自分がそれを助けと思うか、
なんか傷つけられたと思うかって

その時の自分の状態によっても
感じ方って
変わったりするっていうのも
心に留めておくと、いいかも。

笑われてショックだったことも
時間がたったら
笑ってもらえることで
温かさを感じるときがきたり

拒食や過食に関しても、今は
真剣に考えてくれないことで
傷ついたりがっかりしたとしても
来年あるいは再来年あるいは5年後には
「どうでもいいこと」と思ってもらえることが

「摂食障害があってもなくても
私は私でいいんだ」
って言われてる気がして嬉しくなる・・
なんて事も起こったりします。


そんなのも、
期待通りの反応がもらえない=× にせず
ただ、自分の気持ちを伝え相手の気持ちを聞くことをして、
人に甘えたり頼ったりすることを
自分に許しているからこそ
そのタイミングが、来るときに来るわけなのです。

ただそのタイミングっていつ?いつくるの??ってまた「待てない人」になってしまうと、誰だってそれ自体がストレスになっちゃうから

だから

 

やること(伝える、聞く)を
心がけてるなら

 

あとは自然に任せる、で○、

としときましょう。

 

 

では、本題に入ります。

 

 

 

❹摂食障害、症状を止めようとせず受け入れちゃったら治らない?

 

 

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